ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

初胃カメラ

2019-03-18 11:05:43 | 日々のこと
胃の調子がなかなか良くならない。
胃袋には自信があったので、どうにも気になって仕方がない。
月初めに、ちょうど区の検診で、ピロリ菌検査の権利があったので、かかりつけの先生に検査してもらったのだけど、ピロリ菌もいないし、なんか胃に出てる成分も正常だよーと言われ、それでもあんまり良くならない。
子宮筋腫をとってもらった婦人科の先生に、術後の検診方々、胃の薬を出してもらっていて、先週追加をもらいに行った時に、
「うーん、よくならないかあ。一応、胃カメラ飲んでみる?安心すると治るかもしれないし」
と言われ、予約を取って、今日、人生初胃カメラを体験してきた。

昨日の午後9時以降、絶飲食。
まあそれ自体はそれほど辛くはないんだけど、台所とかに入った時にうっかり水とか飲んじゃうんじゃないかとドキドキ。
夢も、うっかり茄子の煮物(なんで茄子?)を食べちゃうとか、お茶を飲んじゃうとかいう、ビミョーに疲れる夢を細切れに見て、なんだか寝た気がしなかった。


検査は9時からで、私が今日の1番手。
準備室みたいなとこで、どろりとした麻酔(これがなかなか気持ち悪い)を口に含んで待っている間に、隣の部屋で先生が助手さんに、
「えー!今日、12人もいるの?もう飽きたよー」
とわがままを言っているのが聞こえてきて笑えた。
お気持ちはわかります。

で、いざ胃カメラ。
喉を通過する時におえってなるって聞いてたけど、そこはそれほどでもなく、そのあとお腹の中でゴソゴソとカメラが動き回るのが、なんかエイリアンでも飲み込んだみたいで気持ちが悪い。胃をのぞいたら終わりかと思ったらそうでもなく、結構もぞもぞもぞもぞと腹のなかを動き回る。なんか痛いとか辛いとかではなく、生理的に気持ち悪いー、そろそろ泣きたくなってきたぞ、と思った頃に、
「はーい、カメラ出しますねー」
はー、助かったわ。
「ここの病院、胃カメラ上手だよ。僕もこの間飲んできたし」
と、婦人科の先生が言っていたけど、本当に上手な先生なんだと思う。
あとの11人の方も、よろしくお願いします。
で、すぐにプリントアウトした画像を見ながらの説明があって、
「いやあ、綺麗な胃ですよ。あえて言えばほんの少し逆流があるかもしれないけど、まあ、普通ですよね。なんで不調なのか不思議だなあ」
「はあ……」
確かに、写真の胃の粘膜は綺麗なオレンジ色で、とぅるんとぅるん。

その後内科の先生からの説明がもう一度あって、結局その先生も、
「うーん、綺麗な胃だよねえ、なんで調子悪いんだろうねえ」
で終わってしまった。

なんでもなくてこれ以上ありがたいことはないんだけど、私としては、辛口のインドカレーを不安なく食べられる胃に戻りたいのだ。まあ、手術もしたし、男の人の拳大の筋腫とって内臓の配置もいろいろ変わっただろうし、子宮が受け止めてくれてたストレスも違うとこに分散するだろうし、長い目で向き合うことにしよう。
結局、心の在り方だもんね。