ここ数日、書き物のネタだしに詰まっていて、そういう時に限って母が、植木だとか、二階の物置だとかの片付けを、
「やるんだったら手伝うよ?」
とか言ってくるのに辟易している。
確かに、テーブルの前でただうだうだしているので、はたから見たら暇そうにしているようにしか見えない。
「片付けたいのは山々ですが、もうちょっと後にさせてくださいな」
と言い続けて長いので、
「やらないの?」
と言いたくなる母の気持ちも良くわかる。
母はまず動いてから考える人で、私は先を読まないと動けない人なので、ここは本当に相性が悪い。あまりの違いに、私は本当にこの人から生まれてこの人に育てられたんだろうかと思うことすらある。
とはいえ、あまりに母をないがしろにするのもよろしくないかと、とりあえず二階を片付け始めたのだけど、今度は母が考えていたのと、片付けの順番が違うのだという。
お互いに、
「もうどうしようもないねえ」
と笑い出してしまった。
最近、山本耕史の『陽炎の辻』という時代劇が再放送されていて、これがなかなか、重すぎず、軽すぎず、人情味もあっておもしろい。何より山本耕史がかっこいい。「坂崎磐音」というキャラ設定も、強くて優しくてドストライクだ。録画しておいて夕飯後に母と観るんだけど、
お片づけでは全く気の合わない母だが、
「いやあ、磐音さん、かっこいいねえ」
「綺麗な顔してるよねえ」
と、山本耕史に関しては、バッチリ気が合う。
まあ、これでいいんでしょう。
「やるんだったら手伝うよ?」
とか言ってくるのに辟易している。
確かに、テーブルの前でただうだうだしているので、はたから見たら暇そうにしているようにしか見えない。
「片付けたいのは山々ですが、もうちょっと後にさせてくださいな」
と言い続けて長いので、
「やらないの?」
と言いたくなる母の気持ちも良くわかる。
母はまず動いてから考える人で、私は先を読まないと動けない人なので、ここは本当に相性が悪い。あまりの違いに、私は本当にこの人から生まれてこの人に育てられたんだろうかと思うことすらある。
とはいえ、あまりに母をないがしろにするのもよろしくないかと、とりあえず二階を片付け始めたのだけど、今度は母が考えていたのと、片付けの順番が違うのだという。
お互いに、
「もうどうしようもないねえ」
と笑い出してしまった。
最近、山本耕史の『陽炎の辻』という時代劇が再放送されていて、これがなかなか、重すぎず、軽すぎず、人情味もあっておもしろい。何より山本耕史がかっこいい。「坂崎磐音」というキャラ設定も、強くて優しくてドストライクだ。録画しておいて夕飯後に母と観るんだけど、
お片づけでは全く気の合わない母だが、
「いやあ、磐音さん、かっこいいねえ」
「綺麗な顔してるよねえ」
と、山本耕史に関しては、バッチリ気が合う。
まあ、これでいいんでしょう。