ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

益子陶器市

2019-11-03 10:18:03 | 旅行
陶芸をやってる友人二人に便乗して益子陶器市へ。

お天気が心配だったけど、予想以上にあったかくて、日差しも少し強すぎるくらい。
大盛況で、立ち並んだたくさんのテントの間を人が埋め尽くしている。
私たちもあっちをふらふらこっちをふらふら、なかなか先に進めないw
小さな秋の草花に彩られた民家の庭先や、大きな壺に投げ入れられた紫式部や、うちのあたりではみられなくなった小菊の群れや、葉の落ちかかった木の色づいた柿や、なぜか登窯の前に陣取るやぎや(見学していた男の人が「益子やぎじゃん……」とつぶやいたのを、友達が聞き逃さず、「今、益子ヤギって言いましたよね!」と問い詰めて、大笑いした)、爽やかな秋の空気や、もちろん作家さんたちの焼き物や、いろんなものが美しくて、とてもリフレッシュできましたぜ。

「あ、こういう雰囲気、すごく好き!」
と思う家とかお店とかがたくさんあったけど、中でも陶器市会場から益子駅に向かう道の右手、道路から50メートルくらい入ったところに(そこは草茫茫の空き地)、古民家を古本屋にしたお店が、本当にドストライクだった。空き地の向こうにひっそりと家があるってところがいいのだ。

粉引きの湯飲み(ぐい飲みにもいいですよね!と作家さんと意気投合)と平皿、藍色の模様の入った蕎麦ちょこ、木のスプーン3本をゲット。
猫の形のアロマランプを買えばよかったと、ちょっと後悔。

お昼ご飯を食べたお店のトイレの個室(よりによってトイレだし)に飾ってあった絵が忘れられない。
黒のペン画で描かれた猫の絵。
机の前に猫が、物思わしげに、でも楽しそうにペンを持って座っている。机の上にはノートとインク瓶とウイスキーボトルとショットグラス。タイトルは、
「ひらめきを待つ猫」サインはTakano
この作家さん、いつか出会えるといいな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿