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朝、くぅちゃんのオムツを外したら、薄ピンクになっていた。
どうやら血尿らしい。
膀胱炎か?
と思って、病院に行って、検査してもらったら、膀胱炎ではなく、膀胱がんだろう、とのことだった。
レントゲンの結果、たぶん、転移もあって、先生は、
「なんでこんな元気なのかさっぱりわからない」
と言ってた。
検査で3、4時間あずかってもらったんだけど、ものすごい食べてものすごい動いてものすごいうんちをしたらしい。
「目も見えないし、耳も聞こえないし、腎臓も、甲状腺も、膀胱も、満身創痍なのに、こんなに元気に動けることもあるんだって、私らも勉強になりましたよ。5月にここにきてから、6ヶ月、この子、ほんとによく頑張ってるよね」
と、くぅちゃんは、とってもほめてもらった。
でも、自然な状態だったら、もう、背中に羽が生えて、自由になってるのかもしれない。
下手に助けてしまって、くぅちゃんにとっては、良かったのか悪かったのか。
と、私が言うと、先生も苦笑い。
答えは出ないですよね。
先生は、優しく笑って、
「生きる意志がすごいから、この子が生きたいっていう間は、頑張ったらどうですか」
「そうですね」
これまでも、動物本位で、無理な治療を勧めたりしない先生だから、信頼できてありがたい。飼い主のお財布も慮ってくれる。
寒くなってきて、くぅちゃんは抱っこさせてくれることが多くなった。
猫は液体って誰か言ってたけど、膝に乗せた猫はほんとに溶ける。
のせてるこっちも溶ける。
うちに迷い込んできた時は1.3キロしかなかったくぅちゃんは、いっぱい食べて2.2キロになった。
それでもちっちゃくてガリガリだけど、(前の猫は、6キロ越えだった!)くぅちゃんは、とってもあったかいんだ。
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