未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

フローリングから七変化畳祭り。

2008年05月31日 17時25分55秒 | 今日の祭り

本日誠に勝手ながら「江戸っ子の日」は又もやお休みさせて頂いてます。(すいません

又、別の日にて投稿、宜しくお願い致します。

本日、綴りますは、最近の住宅事情にも関係するお話。

マンションが次々に建つ昨今、和室の存在は少なくなりました。

高齢化社会に向け、バリアフリー使用住宅の普及など、畳にとっても、時代の変化と共に

色々な生活スタイルの中で、変化してきたのかも知れません。しかし最近マンションを購入された

お客様の中で、やっぱり「畳がいい」と思って頂くお客様も増えて来たのも現実です。

自然な素材の畳、フローリングには無いクッション性、畳にはお部屋の空気、湿度などを

調節してくれる、「吸放湿性」を兼ね備えた力を秘めています。

「畳の上でゴロゴロしたい。」そんな思いから、当社でも、「置き畳」という形で

数多くのお客様との出会いがありました。

フローリングの部屋から和室に変わる時のお客様の驚きと笑顔に、本当に畳の素晴らしさ

を感じます。もちろん工法は繊細な部分も多々ありますが、少しでも畳の良さを引き出しつつ

お客様のご要望に答え続けられる「置き畳」を求めて、これからも精進を重ねたいと思います。

P.S

 

本日納品させて頂きましたお部屋です。7帖のお部屋でした。畳が動かない様に

正確に寸法を測りました。もともとは洋室なので、その壁に正確に畳を合わせて作ります。

(和室と違い、鈍角に多く曲がっています。寸法を測る際、注意を払います)

畳床は薄いもので作りました。足辺りの堅さを防ぐ為に、畳床にクッションシートを

縫いつけ、柔らかい足触りになっています。

畳表は、熊本県産 JAブランド 「ひのさくら」 畳表を使用致しました。

しっかりとした、肉厚の畳表です。薄い畳床でも、しっかりとした下準備を施せば

どんな畳表にても製作は可能です。長くお客様にお使い頂きたいので、なるべく丈夫な

しっかりとした畳表をお勧め致します。和室としてお使いにならない状況の時でも

直ぐに取り外しが出来、又、敷き詰める事が出来る。

お客様のフロアライフに新しい個性を演出してくれる、そんな魅力も「置き畳」の魅力では

ないでしょうか。当社HPよりご注文誠にありがとうございました。

P.S 2

 

完全回復の娘よ。やっぱり元気でいてくれてる事がパパには何よりだよ。

明日縁日行こうね。

とうもろこしのお茶GET。かなり香ばしいですよ


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