トーハクの近代日本画で良かった鏑木清方、伊東深水の作品を紹介します。
まず、伊東深水の師匠である鏑木清方の作品から
黒髪を梳く女性の拡大を。 昔からの日本美人の描き方なのですが、少しリアルさを取り入れてくれたら、もっと好きになるのですが。
弟子の伊東深水の美人画「春」。
上半身部分を拡大。 深水の描き方には、リアルさも感じられ、この作品などは素晴らしいと思います。
同じく深水の「ひでり雨」。 女性の表情が素晴らしい。 妙にリアルさを感じます。
深水の風景画「近江八景」です。
近江八景 石山寺 錦絵 大正6年
近江八景 唐崎の松 錦絵 大正7年
近江八景 瀬田の唐橋 錦絵 大正7年
近江八景 比良 錦絵 大正6年
近江八景 堅田浮御堂(かたたうきみどう) 錦絵 大正7年
近江八景 粟津 錦絵 大正6年
近江八景 矢橋(やばせ) 錦絵 大正6年
風景画の雰囲気は、以前、紹介した同時代の川瀬巴水や橋口五葉と共通したものを感じます。
近江はいいですね。 私も、琵琶湖の湖岸を自転車で一周しながら、撮影したいものです。
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