光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより  その3

2014年07月05日 | アート 現代美術

この企画展、図録(¥2200)を買うとじつに面白い。

表紙

 

 

裏表紙

 

冒頭にヤゲオ財団からのメッセージ。 

 

 

 

 

チェン氏のアートに対する好みは、”色鮮やかなこと” ”強いこと” ”強烈な色彩” と述べられています。 会場の作品はまさにそうです。

私の好みもチェン氏と共通するのですが、もう一つ情感が加わります。

 

 

ページをめくっていくと、台北のチェン邸の写真。  美術館ですね。

 

 

邸宅の内部。

 

 

香港の邸宅内。

 

 

東京の邸宅内。

 

 

これも東京の邸宅内。

 

 

ヤゲオ財団所蔵の主な彫刻作品。  草間彌生の南瓜も

 

 

 

そして展覧会の冒頭のイントロダクション。

 

以下、図録での作品紹介が続きます。

 

 

そして、この展覧会のキュレータである保坂健二郎氏(東京国立近代美術館)のQ&A形式の解説が面白い。

なぜ美術館でコレクターの展示会が行われ、現代美術が「世界の宝」と呼ばれたのか?

と題して、アート・マーケットの”今”が語られます。  

美術館とコレクターの”力”関係の変化、アジアの力の増大

そして、そもそも美術作品の「値段」はどうやって決まるのか?

など、小説のように一気に読んでしまいました。

 

 

もう一度、この展覧会に行こうと思っています。  


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現代美術のハードコアはじつ... | トップ | 中村誠の資生堂 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アート 現代美術」カテゴリの最新記事