世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 彷徨える「人生大迷宮」エッサウィラ・路地の教え。】

2014-03-01 09:19:26 | 日記
2014年2月28日。


《人生とは彷徨える「路地」のようなものだ。行き先を決めるも迷い、引き返し、時には大きく開け、時には行き止まる。モロッコ西部の街エッサウィラで、僕はそんな人生の理を見た。》


人生に正解なんてないんだと思う。

全ては正解であり、そしてまた全ては間違いでもある。


ここだ!と思って進んだつもりが行き止まりで・・・


まぁ適当に行っとけ!と思った道が、思わぬ幸運をもたらすこともある。


僕は思う。

人生なんて、迷いながら「路地」を彷徨う子猫のようなものだと。


城壁と路地の街、エッサウィラ。

この街を、迷いながら歩く。


次にどこにでるのかも分からない。


この道がどこに通じているのかも分からない。


もちろん、だいたいの目星はつける。

でも、それが吉と出る時もあれば・・・


凶と出る時もある。


これが何だかまた面白い。

まるで「人生そのもの」だ。


人は常に「人生」という大迷宮の中で、悩みながら考えながら、そして喜びながら楽しみながら、一歩一歩歩いている。


時としてパッと眼前が開ける。まるで世界をその手中に収めたかのように・・・。


時として絶望の淵に追いやられる。もう進む道など皆無であるかのように・・・。


そうやって少しずつ、人は歩いているのだろう。


一見幸せそうに見える成功したアーティストや有名人が、突然自ら命を絶ってしまうことがある。

彼らはきっと、表面上は「大邸宅」に住んでいても、心の中ではこの「人生の大迷宮」で「大いなる行き止まり」に突き当たってしまったのかもしれない。


一見平凡そうに見えるも、生き生きと人生を楽しみ、笑顔を絶やさない「普通の人」と出会うこともある。

彼らはきっと、見た目は小さな「家」に住んでいても、心の中ではこの「人生の大迷宮」を抜け出し、自らが定めた「大通り」を悠々闊歩して進んでいることであろう。


その人が今、どの辺りの「人生迷宮」の中にいるのか?それは地位や名誉や肩書きや財産を見ただけでは分からない。

そのくらいこの迷宮は深く長く、そして複雑なものであろう。


いざ自分を省みてみる。

僕はこの路地の中の、今どのへんにいるのだろう。

僕は今「彷徨って」いるのか?それとも「闊歩して」いるのか?


いざ省みてみると、それすらよく分からない。


実はこれと同じ問いを、僕はメキシコでもやったことがある。

自分で選んでみた、今僕が在る「迷宮」での立ち位置。こんな感じか。


僕はまだまだ闇の中。でも方向は定まっている。進みたい道は決まっている。仲間もいる。だからその道は一直線、そしてその先は明るい!これが僕の今の「迷宮」での立ち位置だ。

とっても手強いこの「人生の大迷宮」だけど、迷子を恐れることなく進んでいこう。

それが僕がこのモロッコでした、最初の決心だ!


2014年2月28日。人がとっても優しくてビックリしている、の安宿にて。



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