2014年3月12日。
《ヨーロッパには数多くの日本人学校がある。そのうちの1つ、マドリッドにある日本人学校を訪問させていただいた。現地で活躍する日本人の方にお会いするのって、やっぱり面白い!》
僕はここでも「ああ、ここは先進国なんだなぁ」と思い知らされた。
世界中で数多くの日本人学校にお伺いさせていただいたが、マドリッドの日本人学校は一味違っていた。何が違っていたかと言うと・・・。
なんたって落ち着いた場所にある!綺麗で穏やかな雰囲気の住宅街の中にあり、危険な雰囲気など全くない。サンパウロの日本人学校など周辺はかなりの危険地域で、保護者の車の半数が防弾ガラスにしているほどだと聞いた。それってスゴイ話ですよね・・・!
これまでに僕が訪れた日本人学校。ブラジルのサンパウロに始まり、パラグアイ、マナウス(ブラジル)、コスタリカ、メキシコ、ケニア・・・。みんないわゆる発展途上国ばかりなのだ。ブラジルやメキシコはそうではないのかもしれないが、しかし治安で言ったらかなり悪い方だ。そして今回初めての、いわゆる先進国の日本人学校。学校に入る前に、その立地に驚かされてしまった。
そして学校の敷地に入ると・・・おお、なんと趣のある校舎!
中もすごく綺麗!たくさんの本があって、思わず立ち読みしてしまいました。
こういう掲示物が、「学校」って感じがしていいんですよね~!
この遊具も味があってまたいいんだよな~!
久々に飲んだ日本茶。なんと美味いことか・・・!(笑)
今は3月。卒業と学年末を控えて、学校が最も忙しい時期なのだが、この度僕の訪問を温かく迎えて下さいました。そしてご多忙の中、授業の合間の貴重なお時間にお手すきの先生が自ら学校をご案内して下さいました。本当にありがとうございました!心より感謝申し上げます。
では今回は、そんなある先生とのインタビューの中で、『僕が「共感!」と思ったことベスト3』と題してレポートしたいと思います~!
共感NO,1:「視野」
「海外にいるからと言っても、それほど子ども達に違いがあるわけではない。しかし、海外にいるということで大きくなる視野の広さはとても大切でしょうね。」
そう!そこなんですよね!僕もそう思います!具体的にどーのこーのではなく、その場にいることで広がる視野。その下地がとても重要だと思うんです。だから僕も、これからの教育に「海外体験」(特にいわゆる発展途上国での)を必ず入れていきたいんですよね。
共感NO,2:「友好」
「日本と諸外国との友好関係は、日本人学校にも大きく影響するんです。例えば今の日中関係のような悪化した事態になると、日本人学校に卵を投げつけられたりするわけですね。」
誰もが仲がいい方がいいと分かっているのに、何故か対立が止むことのない国際関係。僕もこの旅の中で、韓国人や中国人と何人も会ってきました。
しかし彼らは、個人で接するとみんなとってもいい人で、対日感情をモロに出す人なんていない。耳にする報道とは大きく異なるのだ。
一体何が真実なのか?分からないけど・・・でも、仲が悪いよりは絶対「仲良し」がいい!在留邦人の、特に子ども達の安全のためにも、国家間の「友好」は大切ですよね・・・!
共感NO,3:「経済」
「マドリッド日本人学校の最も生徒数が多かった時は、150名くらいいたんですよ。それが今は23名しかいない。単純に言えば、駐在員の数が減っているということですね。」
なるほど、それほどまでに日本の経済状況が直接的に影響するということなんですね。
僕はこれからの時代は、これまでのような「経済!経済!」の時代であってはいけないと思っている。しかしそうは言っても、日本の経済が上向いてくれることを祈っているし、世界に名立たる製品やサービスをこれからも生み出し続ける日本であってほしいとも思っている。
世界に出ることが全てではないが、「世界に出ていっちょやってやる!」という日本人が増えることもまた望んでいる。矛盾してしまうのですが・・・。
そして「経済」についてのお話の中で、僕はこの言葉に心を打たれた。
「日本の経済が安定して、たくさんの子ども達が海外で生活するチャンスが与えられれば、それは日本にとってもいいことですよね。それだけ広い視野を持った子ども達が育つんですから。」
「しかしそのためには、企業あるいは大学も、海外に出ることにメリットを与えなければならない。ただ単に私たちのような人間が、海外に出るといいですよ~!と叫んだところで、大きな変化はない。やはり母体である企業や学校も変わらないといけないですよね。」
旅って色々な楽しさがある。綺麗な景色を見ることも美味しいもの食べることも、みんな「旅の楽しみ」だ。
しかし、一番の楽しさは、人と接するころにあると僕は思う。今回久し振りに「世界で活躍する日本人」インタビューをすることができて、何だかものすごく楽しかった!そしていくつもの新たな学びがあった!
世界は本当に広くて大きい。でも、人の心はもっと広くて大きい!だから人と話をすることは、限りのない学びの宝庫なのだ。特に自らを鍛え活躍する人との出会いは、最高の学びの場なのだ。
我以外皆師。次の出会いが僕に何を与えくれるのか?今から楽しみだ~!
2014年3月12日。最初に来た時は感じの悪い受付の兄ちゃんしかいなかったけど、もう1人のスタッフの兄ちゃんはメッチャいい人で、よかったな~と思っているマドリッドの安宿のリビングにて。
※卒業式前のお忙しい時にも関わらずお時間を割いて下さり、本当にありがとうございました。
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《ヨーロッパには数多くの日本人学校がある。そのうちの1つ、マドリッドにある日本人学校を訪問させていただいた。現地で活躍する日本人の方にお会いするのって、やっぱり面白い!》
僕はここでも「ああ、ここは先進国なんだなぁ」と思い知らされた。
世界中で数多くの日本人学校にお伺いさせていただいたが、マドリッドの日本人学校は一味違っていた。何が違っていたかと言うと・・・。
なんたって落ち着いた場所にある!綺麗で穏やかな雰囲気の住宅街の中にあり、危険な雰囲気など全くない。サンパウロの日本人学校など周辺はかなりの危険地域で、保護者の車の半数が防弾ガラスにしているほどだと聞いた。それってスゴイ話ですよね・・・!
これまでに僕が訪れた日本人学校。ブラジルのサンパウロに始まり、パラグアイ、マナウス(ブラジル)、コスタリカ、メキシコ、ケニア・・・。みんないわゆる発展途上国ばかりなのだ。ブラジルやメキシコはそうではないのかもしれないが、しかし治安で言ったらかなり悪い方だ。そして今回初めての、いわゆる先進国の日本人学校。学校に入る前に、その立地に驚かされてしまった。
そして学校の敷地に入ると・・・おお、なんと趣のある校舎!
中もすごく綺麗!たくさんの本があって、思わず立ち読みしてしまいました。
こういう掲示物が、「学校」って感じがしていいんですよね~!
この遊具も味があってまたいいんだよな~!
久々に飲んだ日本茶。なんと美味いことか・・・!(笑)
今は3月。卒業と学年末を控えて、学校が最も忙しい時期なのだが、この度僕の訪問を温かく迎えて下さいました。そしてご多忙の中、授業の合間の貴重なお時間にお手すきの先生が自ら学校をご案内して下さいました。本当にありがとうございました!心より感謝申し上げます。
では今回は、そんなある先生とのインタビューの中で、『僕が「共感!」と思ったことベスト3』と題してレポートしたいと思います~!
共感NO,1:「視野」
「海外にいるからと言っても、それほど子ども達に違いがあるわけではない。しかし、海外にいるということで大きくなる視野の広さはとても大切でしょうね。」
そう!そこなんですよね!僕もそう思います!具体的にどーのこーのではなく、その場にいることで広がる視野。その下地がとても重要だと思うんです。だから僕も、これからの教育に「海外体験」(特にいわゆる発展途上国での)を必ず入れていきたいんですよね。
共感NO,2:「友好」
「日本と諸外国との友好関係は、日本人学校にも大きく影響するんです。例えば今の日中関係のような悪化した事態になると、日本人学校に卵を投げつけられたりするわけですね。」
誰もが仲がいい方がいいと分かっているのに、何故か対立が止むことのない国際関係。僕もこの旅の中で、韓国人や中国人と何人も会ってきました。
しかし彼らは、個人で接するとみんなとってもいい人で、対日感情をモロに出す人なんていない。耳にする報道とは大きく異なるのだ。
一体何が真実なのか?分からないけど・・・でも、仲が悪いよりは絶対「仲良し」がいい!在留邦人の、特に子ども達の安全のためにも、国家間の「友好」は大切ですよね・・・!
共感NO,3:「経済」
「マドリッド日本人学校の最も生徒数が多かった時は、150名くらいいたんですよ。それが今は23名しかいない。単純に言えば、駐在員の数が減っているということですね。」
なるほど、それほどまでに日本の経済状況が直接的に影響するということなんですね。
僕はこれからの時代は、これまでのような「経済!経済!」の時代であってはいけないと思っている。しかしそうは言っても、日本の経済が上向いてくれることを祈っているし、世界に名立たる製品やサービスをこれからも生み出し続ける日本であってほしいとも思っている。
世界に出ることが全てではないが、「世界に出ていっちょやってやる!」という日本人が増えることもまた望んでいる。矛盾してしまうのですが・・・。
そして「経済」についてのお話の中で、僕はこの言葉に心を打たれた。
「日本の経済が安定して、たくさんの子ども達が海外で生活するチャンスが与えられれば、それは日本にとってもいいことですよね。それだけ広い視野を持った子ども達が育つんですから。」
「しかしそのためには、企業あるいは大学も、海外に出ることにメリットを与えなければならない。ただ単に私たちのような人間が、海外に出るといいですよ~!と叫んだところで、大きな変化はない。やはり母体である企業や学校も変わらないといけないですよね。」
旅って色々な楽しさがある。綺麗な景色を見ることも美味しいもの食べることも、みんな「旅の楽しみ」だ。
しかし、一番の楽しさは、人と接するころにあると僕は思う。今回久し振りに「世界で活躍する日本人」インタビューをすることができて、何だかものすごく楽しかった!そしていくつもの新たな学びがあった!
世界は本当に広くて大きい。でも、人の心はもっと広くて大きい!だから人と話をすることは、限りのない学びの宝庫なのだ。特に自らを鍛え活躍する人との出会いは、最高の学びの場なのだ。
我以外皆師。次の出会いが僕に何を与えくれるのか?今から楽しみだ~!
2014年3月12日。最初に来た時は感じの悪い受付の兄ちゃんしかいなかったけど、もう1人のスタッフの兄ちゃんはメッチャいい人で、よかったな~と思っているマドリッドの安宿のリビングにて。
※卒業式前のお忙しい時にも関わらずお時間を割いて下さり、本当にありがとうございました。
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