2014年3月17日。
《バルセロナで日本人学校を訪問し、ここパリでは日本人宿に宿泊している僕。日本人・・・。そうだな、僕は日本人なんだな・・・と、今改めて感じている。》
僕は今、パリにある「日本人宿」にいる。ここに宿泊している人は100%日本人しかいない。
旅をしていると、否が応でも日本人を意識させられる。そしてそんな旅の中でふと日本人宿に立ち寄ると、さらに日本人を感じさせる。
やっぱり僕は日本人なんだなぁ。
日本語で話していると楽だし、お互い日本人だからその距離感や感覚もよく分かる。
やっぱりリラックスできるんだよなぁ。
ここの宿のご飯と味噌汁、最高に美味いんだよなぁ。
嫌でも「日本人」を考えさせられる。嫌でも「同胞意識」が芽生えてくるものだ。
僕は先日、バルセロナにある日本人学校にお伺いをした。
修了式と卒業式の当日というとんでもなく忙しい日であったにも関わらず、学校側は僕の訪問を受け入れて下さった。本当に有り難かった。心から感謝を申し上げます!
ほとんど時間のない中で、校長先生とお手すきの職員の方が僕のインタビューに答えて下さった。
出来た質問はたったの4つ。しかしお答えいただいた解答は、いずれも僕の心に響くものだった。
何故響いたか?それは、僕がそもそも「何故旅をしているの?」の答えであり目的であると同時に、僕がずっとテーマにしている「日本人」に対する想いそのものだったのだ。
僕が出来た質問①:海外での教育を通して、今の日本の子ども達に足りないものとは何だとお考えですか?
解答:日本人としてのアイデンティティーですね。スペインの子ども達は、良きにしろ悪しきにしろ、自分の国の誇りを自信を持って語ることができる。日本の子ども達はそれがまだ弱い。「自分は何者なのか?」ということをしっかり意識し、語れる人間を育まなければいけないと思いますね。
僕が出来た質問②:内向きと言われている日本の若い世代に、ぜひメッセージをお願い致します。
解答:とにかく経験せぃ!ということですね(笑)。海外に出て日本や世界を見ることは素晴らしいと、きっと多くの人が頭では思っているはず。でもウダウダ考えても仕方ないので、まずはやってみろ!ですね。そしたら分かる。その一歩を踏み出してほしいですね。
僕が出来た質問③:ずっと日本にいる子ども達と海外を経験している子ども達だと、どのあたりに違いがありますか?
解答:異質なものを受け入れる度量が違うと思いますね。日本人学校では人の入れ替わりは当たり前だし、街に出れば様々な人種の人がいる。それを当然だと考えられる心の広さは育っているのではないでしょうか。
僕が出来た質問④:スペイン、あるいはスペイン人ってどんな人ですか?
解答:休暇で来るにはいい国ですけど、一緒に仕事をすると大変なこともありますよ(笑)。良くも悪くも大らかなので、期日を守らなかったり平気で休んだりしますし。日本人の勤勉さや几帳面さは、ある意味世界で異質なんでしょうね。
ほんとにわずかな時間だった。しかし、この4つの解答を書きまとめてみて、僕はハッとした。
「この4つ、僕が初めからず~っと言い続けてきたことそのままじゃないか・・・!」
僕は原点に返らされた。それと同時に、僕のこの想いは持ち続けていいんだと強く感じた。日本人としてのアイデンティティー、とにかく経験、異質なものを受け入れる度量、日本人の勤勉さ・・・全て僕が「ここ大事!」と思ってきたことと見事に重なったのだ。
そして今こうして、日本人宿にいる。日本人だけの世界(と言ってもほんの数人ですが)にちょこっと入ってみると、やっぱり「日本人」を考えさせられる。
あまり日本人×10・・・というと、変に誤解する方もおられるのが今の時代だが、別に変な意味はない。生まれてきた国を愛し、故郷を愛し、文化を愛し、自分たちに誇りを持つということ。僕が考えているのはそれだけだ、至ってシンプルで、変な意味など全くない。
この安宿の周りは移民が多く、特にイスラム系の住民が多い。一瞬パリであることを忘れてしまいそうになるほどだ。街には黒人も多い。だからこそ尚更、自分のアイデンティティーを考えさせられる国でもあるのだ。
僕が日本人である意味。日本に生まれた意味。そんなの無限の自問自答の渦に入るだけなのかもしれないけど、やっぱり自分なりの答えは言えるようになりたいな。
この旅が終わるま時には、僕なりの「日本人論」をもっとバッチリ語れるようになりたいな。
あ~世界は楽しいぜ!もっともっと刺激が欲しいぜ~!!!
日本の若い衆よ、刺激を求めてこっちへ来ないかい?(笑)
2014年3月17日。のんびりしていてとっても居心地がいいパリの日本人宿にて。
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《バルセロナで日本人学校を訪問し、ここパリでは日本人宿に宿泊している僕。日本人・・・。そうだな、僕は日本人なんだな・・・と、今改めて感じている。》
僕は今、パリにある「日本人宿」にいる。ここに宿泊している人は100%日本人しかいない。
旅をしていると、否が応でも日本人を意識させられる。そしてそんな旅の中でふと日本人宿に立ち寄ると、さらに日本人を感じさせる。
やっぱり僕は日本人なんだなぁ。
日本語で話していると楽だし、お互い日本人だからその距離感や感覚もよく分かる。
やっぱりリラックスできるんだよなぁ。
ここの宿のご飯と味噌汁、最高に美味いんだよなぁ。
嫌でも「日本人」を考えさせられる。嫌でも「同胞意識」が芽生えてくるものだ。
僕は先日、バルセロナにある日本人学校にお伺いをした。
修了式と卒業式の当日というとんでもなく忙しい日であったにも関わらず、学校側は僕の訪問を受け入れて下さった。本当に有り難かった。心から感謝を申し上げます!
ほとんど時間のない中で、校長先生とお手すきの職員の方が僕のインタビューに答えて下さった。
出来た質問はたったの4つ。しかしお答えいただいた解答は、いずれも僕の心に響くものだった。
何故響いたか?それは、僕がそもそも「何故旅をしているの?」の答えであり目的であると同時に、僕がずっとテーマにしている「日本人」に対する想いそのものだったのだ。
僕が出来た質問①:海外での教育を通して、今の日本の子ども達に足りないものとは何だとお考えですか?
解答:日本人としてのアイデンティティーですね。スペインの子ども達は、良きにしろ悪しきにしろ、自分の国の誇りを自信を持って語ることができる。日本の子ども達はそれがまだ弱い。「自分は何者なのか?」ということをしっかり意識し、語れる人間を育まなければいけないと思いますね。
僕が出来た質問②:内向きと言われている日本の若い世代に、ぜひメッセージをお願い致します。
解答:とにかく経験せぃ!ということですね(笑)。海外に出て日本や世界を見ることは素晴らしいと、きっと多くの人が頭では思っているはず。でもウダウダ考えても仕方ないので、まずはやってみろ!ですね。そしたら分かる。その一歩を踏み出してほしいですね。
僕が出来た質問③:ずっと日本にいる子ども達と海外を経験している子ども達だと、どのあたりに違いがありますか?
解答:異質なものを受け入れる度量が違うと思いますね。日本人学校では人の入れ替わりは当たり前だし、街に出れば様々な人種の人がいる。それを当然だと考えられる心の広さは育っているのではないでしょうか。
僕が出来た質問④:スペイン、あるいはスペイン人ってどんな人ですか?
解答:休暇で来るにはいい国ですけど、一緒に仕事をすると大変なこともありますよ(笑)。良くも悪くも大らかなので、期日を守らなかったり平気で休んだりしますし。日本人の勤勉さや几帳面さは、ある意味世界で異質なんでしょうね。
ほんとにわずかな時間だった。しかし、この4つの解答を書きまとめてみて、僕はハッとした。
「この4つ、僕が初めからず~っと言い続けてきたことそのままじゃないか・・・!」
僕は原点に返らされた。それと同時に、僕のこの想いは持ち続けていいんだと強く感じた。日本人としてのアイデンティティー、とにかく経験、異質なものを受け入れる度量、日本人の勤勉さ・・・全て僕が「ここ大事!」と思ってきたことと見事に重なったのだ。
そして今こうして、日本人宿にいる。日本人だけの世界(と言ってもほんの数人ですが)にちょこっと入ってみると、やっぱり「日本人」を考えさせられる。
あまり日本人×10・・・というと、変に誤解する方もおられるのが今の時代だが、別に変な意味はない。生まれてきた国を愛し、故郷を愛し、文化を愛し、自分たちに誇りを持つということ。僕が考えているのはそれだけだ、至ってシンプルで、変な意味など全くない。
この安宿の周りは移民が多く、特にイスラム系の住民が多い。一瞬パリであることを忘れてしまいそうになるほどだ。街には黒人も多い。だからこそ尚更、自分のアイデンティティーを考えさせられる国でもあるのだ。
僕が日本人である意味。日本に生まれた意味。そんなの無限の自問自答の渦に入るだけなのかもしれないけど、やっぱり自分なりの答えは言えるようになりたいな。
この旅が終わるま時には、僕なりの「日本人論」をもっとバッチリ語れるようになりたいな。
あ~世界は楽しいぜ!もっともっと刺激が欲しいぜ~!!!
日本の若い衆よ、刺激を求めてこっちへ来ないかい?(笑)
2014年3月17日。のんびりしていてとっても居心地がいいパリの日本人宿にて。
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