世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第6章ヨーロッパ編 「ドラえもんがいたらいいな」って本当ですか?】

2014-03-24 05:17:37 | 日記
2014年3月23日。

《ヨーロッパを流れていて、ふと感じたことがある。それは「ドラえもん」って本当にいた方がいいのかなっていう小さな話・・・。》

ヨーロッパの大変なとこ。

それは国が変わるたびに言葉が変わるということ!

ポルトガルはポルトガル語だしスペインはスペイン語だしフランスはフランス語だし・・・。

せっかく挨拶とか覚えても、またすぐ次の言葉を覚えなきゃならない。

まぁ話す分にはだいたい英語が通じるけど、道路や駅の標識などは英語表記がないことも多い。

すると分かんねぇんだな!これが困っちまうんだ。

でも誰かに聞けば、必ず親切な人が教えてくれるんだけどね。本当に感謝。


※ポルトガル、そしてユーラシア大陸の最西端に建つ記念碑。(横向きですいません・・・)

でもちょっと考えてみよう。

俺、今当たり前のこと言ったぜ?

「国が変わるたびに言葉が変わる」って。

それって当たり前じゃん。国が違うんだから。


でも世界の多くの地域は、その「当たり前」が存在しない。

例えば中南米。ほとんどがスペイン語圏だ。

なんで?

それはスペインが長らく植民地支配をしていたから。

例えばアフリカ。ザックリ言えば、東は英語で西はフランス語だ。

なんで?

それはイギリスとフランスが中心になって、長らく植民地支配をしていたから。


現地の人からすれば、それは押し付けられた言葉なんだよな。

言ってしまえば「侵略者の言葉」だ。

皮肉なことに、その「侵略」のおかげで、共通の言葉が存在することになった。

皮肉なことに、旅をする分には楽になってしまうのだ。

本当は悲しい話なのにね・・・。

「スペイン語学びに中米に行くの~!」とか「今の時代はやっぱり英語だよね~」とか、なーんも考えてないで発言しているバカ日本人がちょいちょいいるけど、そういう背景を知り、そして考えてほしいもんだ。

そういう歴史とか背景とかを知った上で、行動してほしいもんだ。


※スペインを代表する一大名所、サグラダ・ファミリア。(横向きですいません・・・)


おっと、今回はそんな話じゃなくて・・・!

ヨーロッパにいるとたまに思うんだ。マジで「翻訳こんにゃく」ないかなって(笑)。

だってさ、マジで楽だぜ?この言葉の壁が一気に取り払われるんでしょ?


でもさ、逆にも思うんだ。

「翻訳こんにゃく」なんか、ないからいいんだよなって。

大変だからいいんだよね。なかなか意思の疎通が図れないから面白いんだよね。

なかなか伝わらないから、伝わったときマジで嬉しいんだよね。

その大変さが、きっと「旅の醍醐味」なんだよね!


中南米だってアフリカだって、本当はこの大変さが国ごとに、民族ごとに存在していたはずなんだ。

歴史的な理由から特定のヨーロッパの言語が公用語として存在するようになってしまったけど、それでも民族ごとの言葉はまだまだ存在する。

まるで意味不明だよね、その言葉で話すとき(笑)!

な~に1つ伝わらん。まさにボディランゲージしか方法がない!

でも、それで伝え合うのが楽しいんだよな!

きっとそれが「旅」なんだよね。俺はそう思う。


※フランスと言えばやっぱりこれ!凱旋門!


「どこでもドア」だって一緒だよね。

どこにでも自由に行けないからいいのさ。

行こうと思ってもなかなか行けなくて、それでも頑張って行くから「旅」があるのさ。

だから「旅の価値」があるってことさ!

もし本当に「どこでもドア」なんかがあったら、「旅」も「旅行」も存在しない。

そんなのつまらねぇよ。そんな世界、俺は嫌だな。


※これぞイギリス、ビッグベンと赤い二階建てバス!


そしたら「タイムマシン」だって一緒かもね。

「分からない過去」があるから、ロマンなんだよね。

「確かめようがない歴史」があるから、面白いんだよね。

色々調べて、みんなで必死に仮説を出す。

でも、実際には誰一人生きちゃいないんだから、本当のところは誰にも分からない。

だからいいんじゃないの?なんか俺はそう思うなぁ。


※ベルギーを代表する「世界三大ガッカリ」の1つ、小便小僧。


俺は別に「ドラえもん否定論」を唱えているんじゃないですよ(笑)。

なんて言うか、人間ってやっぱり「叶わないもの」とか「大変なこと」があるからいいんじゃないかって思う。

それでも人間はより高い利便性を、物質的な豊かさを求めて、どんどん進歩はしていく。

なんだか俺には、それがちょっと怖い。

俺には、得体の知れない恐怖みたいなものを感じるな・・・。


「ドラえもん」はいつまで経っても「漫画の中のドラえもん」だからいいんじゃないかな?


このブログを読んでいただいた皆様は、どのように思われますか・・・?


2014年3月23日。一番安い宿なのに23ユーロ(約3200円!)もしてマジでビビっている、ルクセンブルクの安宿にて。



世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!

【ふじもん世界放浪「放学記」第6章ヨーロッパ編 やっぱりここはヨーロッパ「ウ○コ先生の先進国論」】

2014-03-23 03:55:39 | 日記
2014年3月22日。

※写真はモロッコのトイレ。こんなトイレで用を足すのは、次はいつかな・・・?


《ウ○コをする。流す。流れる。この過程が一発で出来るなんて・・・さすがはヨーロッパ!》


ヨーロッパってすげぇんだぜ。

何がすげぇってさ、ウ○コがさ、一発で流れるんだぜ(笑)!


アフリカとか南米とかアジアとかを旅したことがある人なら分かってくれると思うけど、ウ○コが一発で流れないことってたくさんあんだよね。

あれがまた困るんだよな!おりゃって流したのに・・・


水流が弱くて、ウ○コちゃんが残っちゃうんだよね(笑)。


しかもタンクに水が溜まるのが遅くてかな~り長い時間待って・・・「もういいかな?」と思ってもう1回流したらやっぱりまだ早くて、水流が足りずにウ○コが水の中をクルクル周るという最悪の展開になる。

そんなに長く自分のウ○コなんか見たくねぇっつ~のにね(笑)!


まだ水が出ればいい方で、下手したら全く水が出ず、そのまま我がウ○コちゃんを残さざるを得ない羽目になるときだってあるし。

ま、その時はサッとバケツを借りてきて、人力で流すしかないんだけど(笑)!


ヨーロッパに入って約2週間。ここまでどこのトイレでウ○コしても、みんな一発で流れていきやがる。

それを見て思うんだよな、「ああ、やっぱりここは先進国なんだなぁ」って。

あ、あと紙も一緒に流せるんだよね。それを見たときも「ああ、やっぱりここは先進国なんだなぁ」って思うんだ。

だから最近、自分のウ○コちゃんをじっくり見てない。アフリカじゃ野グソもしたし、バケツに水を溜めて自力で流すことなんて当たり前だったしね。


俺は常々「先進国とか発展途上国とかっていう言い方は嫌いだ」って言ってるけど、やっぱり違うんだよな。やっぱりここは「先進国」なんだよな。

物価はさて置き、もし「どっちが快適?」って聞かれたら・・・そりゃヨーロッパの方が快適なのは事実だよね。綺麗だしウ○コは一発で流れるし(笑)、そうそう、ダニーダ将軍や南京虫大王の進撃も気にしなくていいしね。


いっつも同じ結論になっちゃんだけど、俺の中には言葉にならない感情があるんだよな。

「先進国とか発展途上国とかっていう言い方は嫌いだけど、やっぱりそこには明確な格差があって、発展途上国を何とかしなくちゃいけないっていう思いはあるけど、でも無力な自分がいて、じゃあ発展途上国は絶望的な場所かと言ったら全然そんなことはなく、先進国が忘れてしまった大事なものがそこにはたくさんあって、そしたら発展途上国に生まれたかったかと聞かれれば、いや、先進国に生まれてよかったって言う自分がいて・・・。」


きっと俺は明日もウ○コをする。明後日もその次も、いや、もしかしたら1日に2~3回するかも。今日だって2回したし(笑)。

でもウ○コちゃんは、確実に1回のレバーで流れていった。

そう、ここは「先進国」ヨーロッパだもんな。

しばらくはウ○コちゃんともあっという間にお別れの日々が続くんだな。

たかがウ○コ、されどウ○コ。

次にウ○コちゃんと長くご対面せざるを得なくなるのは、いつどこでなのかなぁ・・・。

その時は、また俺の手でしっかり流してやっからな!待っとけよ、俺のウ○コちゃん(笑)!


2014年3月22日。広~い食堂なのにだれ~も人がいなくて、逆にちょっと寂しいブリュッセルの安宿にて。



世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!

【ふじもん世界放浪「放学記」第6章ヨーロッパ編 「チャイナ」inベルギー。三十路男の自己反省物語。】

2014-03-22 03:26:09 | 日記
2014年3月21日。


《久し振りの「チャイナ!」「ニーハオ!」からまさかの自己反省へ・・・。ベルギーで起きた、とある日本人青年(中年?)の小話でございます。》


その日、彼はベルギーの首都ブリュッセルに到着した。

時間は朝の6時半。例によって夜行バスでの移動だった。昨夜はドーバー海峡をフェリーで越えたため、バスからも降ろされほぼ全く寝ることができなかった。彼はかなりの疲労困憊で辿り着いたのだった。


「うお~、ようやく着いたぜブリュッセル!しかし眠いぜ・・・。」

久し振りに彼は本当に眠かった。それに追い打ちをかけるように、暗闇の中を霧雨が待っていた。堕ちかける眼とテンションに負けまいと、彼はバックパックを背負い駅へと向かった。

とその時・・・。

久し振りに、あの声を掛けられたのだ。

「ヘイ!チャイナ!」

彼はビックリした。ヨーロッパでは決して掛けられることのなかったあの声。まさかベルギーで最初に話し掛けられた言葉が、あの言葉になるとは・・・。


眠くてイライラしていた彼は、思わず返してしまった。

「シャラップ!」

すると、間髪入れずにこう帰ってきた。

「ファックユー、チャイニーズ!」


「ファックユーと来たか・・・。しまった、思わずシャラップと言ってしまった。いかんいかん、それは良くないぞ。」

彼はちょっと反省した。眠くてイライラしていたのもあり、思わず感情的になってしまった自分を省みていた。しかし、こんなこともあるのだろうか、またすぐに彼に例の言葉を浴びせてきたオッサンがいたのだ。

「ハーイ、ニーハオ!」

彼は無視をした。そして考えた。ベルギーとはいったいどういう国なのかと。もちろんたかが2回例の言葉を言われただけでどうこう判断できるものではないが、入国後わずか10分足らずの間での出来事であり、彼に与えたインパクトは大きかったのだ。


ボーッとした頭を何とか立て直しながら宿まで辿り着いた彼は、荷物を置き、早速街に繰り出した。本当は少し寝てから動きたかったのだが、なんとこの宿は10時から14時まで清掃のため完全に退館せねばならず、ロビーなどにさえいることができなかったのだ。

「こりゃしんどいな、早めに帰ってきてちょっと寝ようかな。」

そう思って街に出たものの・・・今日はついてないようだ。小降りだった雨が徐々に強くなってきたのだ。

宿に戻ろうとも中に入ることも出来ない。仕方ないので彼は安い折り畳み傘を買うことにした。これから旅の続きもまだあるし、傘は1つあった方がよい。そう考えた彼はある店に入ったのだが・・・。


ここからが事件だ。


彼は店員に「チャイニーズ?」と質問された。

当然彼は「ノー、ジャパニーズ」と答えた。するとその店員は世にもムカつく態度を取ったのだ。

両手を左右に広げ、「いいや、アナタはチャイニーズだ。ジャパニーズじゃない。」と言い張るのだ。

「は?何言ってんだこいつ?」と思いながら、彼はもう一度自分はジャパニーズだと言った。


それでも彼は認めない。「いや、アナタはチャイニーズだ。」と言い切る。

彼は「なんで俺の言うことを信じないんだ?」と問いただしてみた。その解答に、彼は彼は困惑した。


「ジャパニーズはもっと穏やかだ。いつもリラックスしている。でもアナタはイライラしている。だからジャパニーズじゃない、私には分かる。」

彼は憤慨した。買おうとしていた傘をレジに叩き付け、店を出た。


彼は怒りを感じてはいたが、それ以上に自らを振り返っていた。それには理由があるのだ。


理由①:スペインでの安宿。

彼はスペインの安宿に宿泊するとき、2回も同じことを聞かれたことを思い出した。「どうしたの?怒っているの?」と。いずれも夜行バス明けで街に着いた時のことである。もちろん怒ってなどいない。今回だってそうだ。

「ヤバイな俺、そんなに怒っているように見えるのかな・・・。」


理由②:イライラいしている=チャイニーズ、という偏見。

イライラしているからチャイニーズだというのはあくまであの店員が言ったことでさて置き、もしそれほどまでにイライラした態度を表に出していたのだとしたら・・・僕はここしばらく、嫌なオーラを出し続けていたことになる。それにそれで「自分は日本人だ」」と語っていたとしたら、「嫌な日本人」を世界に広げていたことになる。

しかもフェイスブックを通じて、ある知人から「最近目つきがきついですね」と、冗談半分でメッセージをもらっていたりもしたのだ。

「ヤバイ、俺そんなに嫌な感じになっていたのかな・・・。」


彼は自分でも分かっていた。ここのところのハードな移動と、ちょっと何かと上手くいかないことがしばらく重なっていて、彼自身イライラしていたことを。


彼は思った。

「チャイナ!」とか「ニーハオ!」とか言われてイライラする前に、まずは己を省みなければならないと。店員の発言や態度は確かにムカつくものだったし、恐らくアジア人そのものをバカにしていたと思う。しかし、その言葉にイラつく前に、己をよ~く見つめなさい、だと。

彼の好きな言葉に、相田みつを氏のこんな詩がある。

「良いことはおかげさま。悪いことは身から出た錆。」

良いことが起きた時は周りに感謝し、逆に悪いことが起きた時は周りのせいにするのではなく、己の責を考えなさい、という意味だ。


掛けられた声にいちいちイライラするのではなく、せっかくやって来た新しい国に疑問を感じるのではなく、まずは自分を見つめ直せということ。悪いことが起きた時は、自分にも何かしらの非がある。周りにイライラするのではなく、自分にも何か悪いところがあるのではないかと真摯に見つめ直しなさい。


最初はイライラしまくっていた彼だが、冷静に考えるようになった。

「人のせいにしても何も始まらんよな。人より自分。まずは自分をしっかり立て直さないと・・・!」


ヨーロッパ中央部にある小国・ベルギー。とっても刺激的な初日になった。

「よし、まずは人より自分!」夕方から晴れてきたブリュッセルの夕日を見つめながら、彼は改めて思うのだった。

以上、とある日本人青年(中年?)の小話でございました・・・。

※なんかスッキリしたので、あの有名な小便小僧の前でベルギーワッフルを食ってやりました~(笑)!


2014年3月21日。合宿所みたいでちょっと微妙な雰囲気のブリュッセルの安宿にて。


世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!

【ふじもん世界放浪「放学記」第6章ヨーロッパ編 「夢を語らう」からの学び。いつも心に前向きを!】

2014-03-20 05:30:47 | 日記
2014年3月20日。

《旅をしていると、世界各地で色んな日本人に出会う。ヨーロッパは特に日本人が多いので、何かと日本人の方と話す機会も多くなる。そして僕は現地にいる日本人の方にも会いに行っているので、さらにたくさん日本人の方と話をする。それを通して僕は分かったのだ。夢を肯定することの大切さを・・・。》


やっぱり人間、前向きに話をしたいよな!


僕は旅人にしては年齢がけっこう行っている方なので(笑)、どうしても仕事の話や日本に帰ってからの話題になる。

それに僕は現地の日本人の方々にたくさん会いに行っているので、その時も自然と将来の話になる。

そうなれば当然、僕は日本に帰ってからの教育の夢を語ることになる。


するとね、面白いんだよね。大きく分けて3つの反応があるんだ。


反応①:賛同。

「それ、メッチャいいじゃないですか!」とか「そういうのこれからの時代絶対大事ですよね!」とか、超ポジティブに賛同してくれるパターン。

反応②:無関心。

「そうなんですか、頑張って下さいね」という感じで、当たり障りのない返事だけをしてくれるパターン。

反応③:否定。

「でもそれって・・・」とか「それは難しいですね」とか、心が折れそうになるような反応をしてくるパターン。


僕はそこで学んだんだ。やっぱりさ、夢は否定しちゃどうにもならんって!


僕は将来にメッチャ期待もあるけど、同時にメッチャ不安もある。夢はあるけど恐怖もある。それが行ったり来たりして、心の中に存在している。


そんな心持ちで将来の話をしたときにさ、やっぱり否定されるのって辛いんだよね。そんなの気にしなきゃいいって話なんだけど、僕は弱い人間だからそうはいかない。やっぱ気にしちゃうのさ。

でも逆に大いに賛同してもらえると、すっげぇ勇気をもらえる。強烈なエネルギーになるし、沸々と心の中から闘志が沸いてくるのが分かる。そして何より単純に嬉しいんだよな。


たくさんの日本人と、しかも色々な世代の日本人の方とお話をさせていただいて、僕はすごく学んだ。すごく単純なことなんだけど・・・。


「人の夢は否定しちゃいけねぇって!」


もし他の人が、特に僕より若い世代の人間が夢を語ってくれたら・・・

僕は全力で賛同したい。「それメッチャいいじゃん!」「絶対やった方がいいよ!」「いや~そういうの最高だね!」って、心からエールを送れる人間でありたい。

自分の夢を否定されたり肯定されたりして、すごく分かった。夢をサポートしてくれる存在の素晴らしさ、大切さが本当に分かった。それは具体的な行動とかじゃなくていい。「いいね!」って言ってくれる、それだけでもとても大きなサポートなんだ。


だから僕も、人の夢を全力でサポートできる人間でありたいって思うんだ。人の夢を聞いて、「え~、でもそれって・・・」って言う人間にはなりたくねぇってマジで思うんだ。

だってそういう反応されたら、やっぱり辛かったもん(笑)。

それどころか、「なんだてめ~、この野郎め!」くらいに思っちゃったりもしたし。

やっぱり「認めてくれる」ってことは最高のサポートなんだよな。


でも、そうは言っても僕はけっこう現実はだから、夢は必ず全て叶うなんておとぎ話みたいなことは思ってないんだ。これまでの人生の中で、僕だってたくさんの夢や目標があったけど、たくさん破れてきた。絶望的な気分に陥った時だってある。

でもね、分かったんだ。夢を実現させることよりも、実現させるために全力の努力をすることの方が大事なんだって。

夢が全て叶うなんてほど世の中は甘くはない。でも、夢を実現させるための全力の努力は誰にだって出来る。その努力という過程が人を成長させ、新たな人間関係を構築し、次のステップに繋がる。


僕が今している「旅」。これだって、次なる目標と夢への「全力の努力」だ。だから僕は今、必死に全力で旅をしている。それが今の僕の「全力の努力」だ。

ここで自分が納得の出来る「旅」をやり切れれば、自ずと次へのステップに繋がる。もちろんそれは1つの夢の実現でもある。


嬉しかったりムカついたり楽しかったりイライラしたり・・・世界中で色んな日本人と接してきたけど、分かったんだ。全てが学びなんだって。

ポシティブも師であり、またネガティブも師である。つまりは我以外皆師。


スペインとフランスでは本当に「師」と言えるたくさんの日本人に出会うことが出来た。マジで感謝だな。


そして宣言します。僕はこれから常にポジティブのみの「ミスター超前向き」人間になり、そしてそう在り続けます!!!


2014年3月20日。ロンドン郊外の静かな住宅地に建つ、ちょっと古めかしい安宿にて。


※おまけ モンサンミッシェルに亡霊が出現!この化け物はいったい・・・?



世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!

ふじもん世界放浪「放学記」第6章ヨーロッパ編 日本人学校と日本人宿。I am Japaneseの志!

2014-03-18 10:49:41 | 日記
2014年3月17日。

《バルセロナで日本人学校を訪問し、ここパリでは日本人宿に宿泊している僕。日本人・・・。そうだな、僕は日本人なんだな・・・と、今改めて感じている。》

僕は今、パリにある「日本人宿」にいる。ここに宿泊している人は100%日本人しかいない。

旅をしていると、否が応でも日本人を意識させられる。そしてそんな旅の中でふと日本人宿に立ち寄ると、さらに日本人を感じさせる。


やっぱり僕は日本人なんだなぁ。

日本語で話していると楽だし、お互い日本人だからその距離感や感覚もよく分かる。

やっぱりリラックスできるんだよなぁ。

ここの宿のご飯と味噌汁、最高に美味いんだよなぁ。


嫌でも「日本人」を考えさせられる。嫌でも「同胞意識」が芽生えてくるものだ。


僕は先日、バルセロナにある日本人学校にお伺いをした。

修了式と卒業式の当日というとんでもなく忙しい日であったにも関わらず、学校側は僕の訪問を受け入れて下さった。本当に有り難かった。心から感謝を申し上げます!

ほとんど時間のない中で、校長先生とお手すきの職員の方が僕のインタビューに答えて下さった。

出来た質問はたったの4つ。しかしお答えいただいた解答は、いずれも僕の心に響くものだった。

何故響いたか?それは、僕がそもそも「何故旅をしているの?」の答えであり目的であると同時に、僕がずっとテーマにしている「日本人」に対する想いそのものだったのだ。


僕が出来た質問①:海外での教育を通して、今の日本の子ども達に足りないものとは何だとお考えですか?

解答日本人としてのアイデンティティーですね。スペインの子ども達は、良きにしろ悪しきにしろ、自分の国の誇りを自信を持って語ることができる。日本の子ども達はそれがまだ弱い。「自分は何者なのか?」ということをしっかり意識し、語れる人間を育まなければいけないと思いますね。


僕が出来た質問②:内向きと言われている日本の若い世代に、ぜひメッセージをお願い致します。

解答:とにかく経験せぃ!ということですね(笑)。海外に出て日本や世界を見ることは素晴らしいと、きっと多くの人が頭では思っているはず。でもウダウダ考えても仕方ないので、まずはやってみろ!ですね。そしたら分かる。その一歩を踏み出してほしいですね。


僕が出来た質問③:ずっと日本にいる子ども達と海外を経験している子ども達だと、どのあたりに違いがありますか?

解答:異質なものを受け入れる度量が違うと思いますね。日本人学校では人の入れ替わりは当たり前だし、街に出れば様々な人種の人がいる。それを当然だと考えられる心の広さは育っているのではないでしょうか。


僕が出来た質問④:スペイン、あるいはスペイン人ってどんな人ですか?

解答:休暇で来るにはいい国ですけど、一緒に仕事をすると大変なこともありますよ(笑)。良くも悪くも大らかなので、期日を守らなかったり平気で休んだりしますし。日本人の勤勉さや几帳面さは、ある意味世界で異質なんでしょうね。


ほんとにわずかな時間だった。しかし、この4つの解答を書きまとめてみて、僕はハッとした。

「この4つ、僕が初めからず~っと言い続けてきたことそのままじゃないか・・・!」

僕は原点に返らされた。それと同時に、僕のこの想いは持ち続けていいんだと強く感じた。日本人としてのアイデンティティー、とにかく経験、異質なものを受け入れる度量、日本人の勤勉さ・・・全て僕が「ここ大事!」と思ってきたことと見事に重なったのだ。


そして今こうして、日本人宿にいる。日本人だけの世界(と言ってもほんの数人ですが)にちょこっと入ってみると、やっぱり「日本人」を考えさせられる。


あまり日本人×10・・・というと、変に誤解する方もおられるのが今の時代だが、別に変な意味はない。生まれてきた国を愛し、故郷を愛し、文化を愛し、自分たちに誇りを持つということ。僕が考えているのはそれだけだ、至ってシンプルで、変な意味など全くない。

この安宿の周りは移民が多く、特にイスラム系の住民が多い。一瞬パリであることを忘れてしまいそうになるほどだ。街には黒人も多い。だからこそ尚更、自分のアイデンティティーを考えさせられる国でもあるのだ。


僕が日本人である意味。日本に生まれた意味。そんなの無限の自問自答の渦に入るだけなのかもしれないけど、やっぱり自分なりの答えは言えるようになりたいな。

この旅が終わるま時には、僕なりの「日本人論」をもっとバッチリ語れるようになりたいな。

あ~世界は楽しいぜ!もっともっと刺激が欲しいぜ~!!!


日本の若い衆よ、刺激を求めてこっちへ来ないかい?(笑)


2014年3月17日。のんびりしていてとっても居心地がいいパリの日本人宿にて。



世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!