2014年3月23日。
《ヨーロッパを流れていて、ふと感じたことがある。それは「ドラえもん」って本当にいた方がいいのかなっていう小さな話・・・。》
ヨーロッパの大変なとこ。
それは国が変わるたびに言葉が変わるということ!
ポルトガルはポルトガル語だしスペインはスペイン語だしフランスはフランス語だし・・・。
せっかく挨拶とか覚えても、またすぐ次の言葉を覚えなきゃならない。
まぁ話す分にはだいたい英語が通じるけど、道路や駅の標識などは英語表記がないことも多い。
すると分かんねぇんだな!これが困っちまうんだ。
でも誰かに聞けば、必ず親切な人が教えてくれるんだけどね。本当に感謝。
※ポルトガル、そしてユーラシア大陸の最西端に建つ記念碑。(横向きですいません・・・)
でもちょっと考えてみよう。
俺、今当たり前のこと言ったぜ?
「国が変わるたびに言葉が変わる」って。
それって当たり前じゃん。国が違うんだから。
でも世界の多くの地域は、その「当たり前」が存在しない。
例えば中南米。ほとんどがスペイン語圏だ。
なんで?
それはスペインが長らく植民地支配をしていたから。
例えばアフリカ。ザックリ言えば、東は英語で西はフランス語だ。
なんで?
それはイギリスとフランスが中心になって、長らく植民地支配をしていたから。
現地の人からすれば、それは押し付けられた言葉なんだよな。
言ってしまえば「侵略者の言葉」だ。
皮肉なことに、その「侵略」のおかげで、共通の言葉が存在することになった。
皮肉なことに、旅をする分には楽になってしまうのだ。
本当は悲しい話なのにね・・・。
「スペイン語学びに中米に行くの~!」とか「今の時代はやっぱり英語だよね~」とか、なーんも考えてないで発言しているバカ日本人がちょいちょいいるけど、そういう背景を知り、そして考えてほしいもんだ。
そういう歴史とか背景とかを知った上で、行動してほしいもんだ。
※スペインを代表する一大名所、サグラダ・ファミリア。(横向きですいません・・・)
おっと、今回はそんな話じゃなくて・・・!
ヨーロッパにいるとたまに思うんだ。マジで「翻訳こんにゃく」ないかなって(笑)。
だってさ、マジで楽だぜ?この言葉の壁が一気に取り払われるんでしょ?
でもさ、逆にも思うんだ。
「翻訳こんにゃく」なんか、ないからいいんだよなって。
大変だからいいんだよね。なかなか意思の疎通が図れないから面白いんだよね。
なかなか伝わらないから、伝わったときマジで嬉しいんだよね。
その大変さが、きっと「旅の醍醐味」なんだよね!
中南米だってアフリカだって、本当はこの大変さが国ごとに、民族ごとに存在していたはずなんだ。
歴史的な理由から特定のヨーロッパの言語が公用語として存在するようになってしまったけど、それでも民族ごとの言葉はまだまだ存在する。
まるで意味不明だよね、その言葉で話すとき(笑)!
な~に1つ伝わらん。まさにボディランゲージしか方法がない!
でも、それで伝え合うのが楽しいんだよな!
きっとそれが「旅」なんだよね。俺はそう思う。
※フランスと言えばやっぱりこれ!凱旋門!
「どこでもドア」だって一緒だよね。
どこにでも自由に行けないからいいのさ。
行こうと思ってもなかなか行けなくて、それでも頑張って行くから「旅」があるのさ。
だから「旅の価値」があるってことさ!
もし本当に「どこでもドア」なんかがあったら、「旅」も「旅行」も存在しない。
そんなのつまらねぇよ。そんな世界、俺は嫌だな。
※これぞイギリス、ビッグベンと赤い二階建てバス!
そしたら「タイムマシン」だって一緒かもね。
「分からない過去」があるから、ロマンなんだよね。
「確かめようがない歴史」があるから、面白いんだよね。
色々調べて、みんなで必死に仮説を出す。
でも、実際には誰一人生きちゃいないんだから、本当のところは誰にも分からない。
だからいいんじゃないの?なんか俺はそう思うなぁ。
※ベルギーを代表する「世界三大ガッカリ」の1つ、小便小僧。
俺は別に「ドラえもん否定論」を唱えているんじゃないですよ(笑)。
なんて言うか、人間ってやっぱり「叶わないもの」とか「大変なこと」があるからいいんじゃないかって思う。
それでも人間はより高い利便性を、物質的な豊かさを求めて、どんどん進歩はしていく。
なんだか俺には、それがちょっと怖い。
俺には、得体の知れない恐怖みたいなものを感じるな・・・。
「ドラえもん」はいつまで経っても「漫画の中のドラえもん」だからいいんじゃないかな?
このブログを読んでいただいた皆様は、どのように思われますか・・・?
2014年3月23日。一番安い宿なのに23ユーロ(約3200円!)もしてマジでビビっている、ルクセンブルクの安宿にて。
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ヨーロッパの大変なとこ。
それは国が変わるたびに言葉が変わるということ!
ポルトガルはポルトガル語だしスペインはスペイン語だしフランスはフランス語だし・・・。
せっかく挨拶とか覚えても、またすぐ次の言葉を覚えなきゃならない。
まぁ話す分にはだいたい英語が通じるけど、道路や駅の標識などは英語表記がないことも多い。
すると分かんねぇんだな!これが困っちまうんだ。
でも誰かに聞けば、必ず親切な人が教えてくれるんだけどね。本当に感謝。
※ポルトガル、そしてユーラシア大陸の最西端に建つ記念碑。(横向きですいません・・・)
でもちょっと考えてみよう。
俺、今当たり前のこと言ったぜ?
「国が変わるたびに言葉が変わる」って。
それって当たり前じゃん。国が違うんだから。
でも世界の多くの地域は、その「当たり前」が存在しない。
例えば中南米。ほとんどがスペイン語圏だ。
なんで?
それはスペインが長らく植民地支配をしていたから。
例えばアフリカ。ザックリ言えば、東は英語で西はフランス語だ。
なんで?
それはイギリスとフランスが中心になって、長らく植民地支配をしていたから。
現地の人からすれば、それは押し付けられた言葉なんだよな。
言ってしまえば「侵略者の言葉」だ。
皮肉なことに、その「侵略」のおかげで、共通の言葉が存在することになった。
皮肉なことに、旅をする分には楽になってしまうのだ。
本当は悲しい話なのにね・・・。
「スペイン語学びに中米に行くの~!」とか「今の時代はやっぱり英語だよね~」とか、なーんも考えてないで発言しているバカ日本人がちょいちょいいるけど、そういう背景を知り、そして考えてほしいもんだ。
そういう歴史とか背景とかを知った上で、行動してほしいもんだ。
※スペインを代表する一大名所、サグラダ・ファミリア。(横向きですいません・・・)
おっと、今回はそんな話じゃなくて・・・!
ヨーロッパにいるとたまに思うんだ。マジで「翻訳こんにゃく」ないかなって(笑)。
だってさ、マジで楽だぜ?この言葉の壁が一気に取り払われるんでしょ?
でもさ、逆にも思うんだ。
「翻訳こんにゃく」なんか、ないからいいんだよなって。
大変だからいいんだよね。なかなか意思の疎通が図れないから面白いんだよね。
なかなか伝わらないから、伝わったときマジで嬉しいんだよね。
その大変さが、きっと「旅の醍醐味」なんだよね!
中南米だってアフリカだって、本当はこの大変さが国ごとに、民族ごとに存在していたはずなんだ。
歴史的な理由から特定のヨーロッパの言語が公用語として存在するようになってしまったけど、それでも民族ごとの言葉はまだまだ存在する。
まるで意味不明だよね、その言葉で話すとき(笑)!
な~に1つ伝わらん。まさにボディランゲージしか方法がない!
でも、それで伝え合うのが楽しいんだよな!
きっとそれが「旅」なんだよね。俺はそう思う。
※フランスと言えばやっぱりこれ!凱旋門!
「どこでもドア」だって一緒だよね。
どこにでも自由に行けないからいいのさ。
行こうと思ってもなかなか行けなくて、それでも頑張って行くから「旅」があるのさ。
だから「旅の価値」があるってことさ!
もし本当に「どこでもドア」なんかがあったら、「旅」も「旅行」も存在しない。
そんなのつまらねぇよ。そんな世界、俺は嫌だな。
※これぞイギリス、ビッグベンと赤い二階建てバス!
そしたら「タイムマシン」だって一緒かもね。
「分からない過去」があるから、ロマンなんだよね。
「確かめようがない歴史」があるから、面白いんだよね。
色々調べて、みんなで必死に仮説を出す。
でも、実際には誰一人生きちゃいないんだから、本当のところは誰にも分からない。
だからいいんじゃないの?なんか俺はそう思うなぁ。
※ベルギーを代表する「世界三大ガッカリ」の1つ、小便小僧。
俺は別に「ドラえもん否定論」を唱えているんじゃないですよ(笑)。
なんて言うか、人間ってやっぱり「叶わないもの」とか「大変なこと」があるからいいんじゃないかって思う。
それでも人間はより高い利便性を、物質的な豊かさを求めて、どんどん進歩はしていく。
なんだか俺には、それがちょっと怖い。
俺には、得体の知れない恐怖みたいなものを感じるな・・・。
「ドラえもん」はいつまで経っても「漫画の中のドラえもん」だからいいんじゃないかな?
このブログを読んでいただいた皆様は、どのように思われますか・・・?
2014年3月23日。一番安い宿なのに23ユーロ(約3200円!)もしてマジでビビっている、ルクセンブルクの安宿にて。
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