東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

PM2.5とたばこ問題

2013年03月13日 | てくてくのまいにち
最近、風の強い日が続きます。
そのためでしょうか、砂塵で外気が不透明になり、遠くの空が濁って見えます。
「東京には空がない…」という詩を思い出しました。
大陸からの黄砂も飛んでいるのでしょう。
PM2.5による健康被害の懸念もあります。
PM2.5は粒子が非常に小さいため、肺胞に沈着しやすく、発がんリスクを高めると言います。

この問題に関連して、3月10日付の日経新聞朝刊に興味深い記事が載っていました。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO52617740Z00C13A3MZ4001/
PM2.5はたばこの副流煙にも大量に含まれているのだそうです。
「タクシーの車内で1人が喫煙したとき」のPM2.5濃度は、中国政府が「最悪」と評したときの北京市における大気中のPM2.5濃度をはるかに上回っています。
この記事を読む限りでは、大陸からやってくる空気よりも身近なたばこの副流煙の方が危険なのではないかと思われます。

しかし、たばこ問題は難しい問題です。
私自身はまったく喫煙しないのですが、普段喫煙している人が意識的にたばこを止めようとするときの苦しみを想像することはできます。
たばこに含まれる成分が依存性をもたらして、たばこを止めた人に禁断症状という生理現象を生じさせてしまうため、意識的にたばこを止めようとしても身体が言うことを聞かないのだろうと思います。
だから、たばこによる健康被害の深刻なことが分かっていても、たばこを吸っている人に対して「たばこを止めてください」とはなかなか言いづらいのです。
たばこ問題の「難しさ」の本質は、その依存性の強さという所にあるように思います。

たばこ問題を解決する良い方法はないでしょうか?

安田
コメント
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