１４、５年ものステッカー

てくてくのおみせ改装につき、おみせの入口扉に貼ってあった剥がしたくて仕方ない古いステッカーを今日やっと剥がしました。

かれこれ、てくてくが事業所になるさらに数年前のほとんど何も無い頃から貼ってあった年季モノのステッカーでした。表面はひび割れてしっかりと扉に固着していました。


ステッカーはがしスプレー　→×
トレーサー（回転式イレーサーパット）→×
ときて、最後はハンドツールのステンレスのスクレーパーでこぞぎ落とす事ができました。


自宅が古いせいか古い合成樹脂でできた製品を触る事が多く、１０数年そこらであっという間に劣化している事に気づきます。
ポリバケツを持ち上げようとたら、本体は残ったまま掴んだ所だけ取れてしまったり、エアキャップに触れたら砂のように宙に散ってしまったり・・。


永遠に持つ素材として謳われた合成樹脂は戦後の文化財の修復に多数使用されていて、今になってそれの劣化が取り返しのつかないほど文化財そのものを損傷させてしまっていると聞きます。

原子力発電所の設備は放射能が無害になる期間よりはるかに早く寿命を迎えるのではないでしょうか。放射性物質を閉じ込める容器は？
プルトニウムの半減期は１万年。今から１万年前といったら縄文時代。縄文人が縄文土器でなくプルトニウムを残していたら現代人はどう思うんだろうなあ。


たかだか古いスッテカーの話からとんでもない方向に話が飛躍しましたが、今年は兎年なので飛躍、跳躍する年なのです。と、いまさら干支を持ち出してみる。

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