京都でお世話になった日本自立生活センター(JCIL)の代表、矢吹文敏さんが
昨日お亡くなりになりました。
長く関西の障害者自立生活運動の中心にいながら、
朗らかで気さくでどこにでも顔を出し、いろんな人たちとの対話を大事にする方でした。
いち登録ヘルパーの私でも、たくさんの大事なお話を伺ったり、
ヘルパーではない時に話を聞いてくださったこともありました。
地域で暮らす障害者の権利や苦悩を表現し、空気のような差別を厳しく指摘し、
それでも社会や人を温かく受け入れるユーモアを忘れず、
私の“土台”を固めてくれた方のお一人だと感じます。
とてもショックですが、、
ブラックなダジャレでも飛ばしながら、ワッハッハと、天から見守ってくれている姿が浮かびます。
重度訪問介護を利用した地域での障害者の暮らし、大変なこと、理不尽なこともたくさん起こりますが、
きっと矢吹さんが力になってくださる気がします。
ご冥福をお祈りします。
本当にありがとうございました。
久しぶりに 日本自立生活センターのホームページ を見てみると、
今年は3月14日にWebで開催される 京都福祉まつり の案内が。
いつも矢吹さんやJCILの皆さんが、一生懸命準備なさっていました。
以下、京都福祉まつりホームページより
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この「京都 福祉まつり」は、みなそれぞれが同じ人として尊い命を持つものであるという仲間意識を育て、ともに生きる社会のあり方について啓蒙し、理解を深めていくものとして1978年に第1回が開催され、今年で41回目を迎えることとなりました。
それまでの福祉のあり方は、いろいろな所で行われるイベントに、そこに住む障害者がお客様として招かれるだけで、企画や準備の段階に障害者が直接参加することは全く考えられていませんでした。
「京都福祉まつり」の大きな特徴として、障害者自身が多くの人々の協力を得ながら、イベントの企画や準備を行い、地域の方々と一緒になってお祭りを作り上げ、住民をお客さんとして招いてきました。
障害者の幅広い社会参加への道のりはまだまだで、今後とも地道にこの活動を続けていく必要があります。
今日までの障害者に対する差別や偏見は、健常者中心の社会において「障害者は役に立たない、かわいそうな人」といった意識によるもので、容易に変わるものではありませんが、障害者自身の力で福祉まつりの企画を立て、周囲からの協力を得ながら作り上げていくことによって、共生社会の実現に一歩ずつ近づけていくことを目指しています。
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今年で41年目(私とほぼ同い年や!)。凄いことですね…。
オンラインライブやイベントがあるそうです!
Web上での作品展もあり、絵、写真、書、詩、諸工芸等の作品を募集しています。
テーマは「まち、くらし、あなた」
参加資格は、地域で暮らすすべての人たち、です。2月10日締め切り。
どこからでも参加可能、締め切りが延長されまだ1週間あるので、私も参加してみるつもりです。
あなたも、いかがですか?
市川
財務省へ一緒に話に行ってくださった。
ありがたかったです。
ご冥福を祈ります。 合掌
佐々木