とある夜勤明けの午後、何か食べて帰ろうと思い上井草を歩いていたら怪しい外観のお店を発見。お店なのか事務所なのかわからない佇まいでガラガラと開けた開戸の中は大きなスピーカー、黒電話、片隅でエプロンを売っていたりと統一感のない古い物たちがごちゃごちゃと置いてある。
入ってすぐ目の前に、分厚い木の板に「珈琲豆」と書かれた看板。
確かに入り口付近に珈琲豆の販売スペースとよく見ると奥に大きな焙煎の機械。
店の奥から店主さんが出てきておすすめの豆を聞く。酸味が少なく甘めのものでブラジルショコラを選ぶ。種類はそれほど多くないが聞くとスラスラと説明してくれる。
お店というより焙煎所?店主さんの趣味のスペースのような空間にでんと構える四角いスピーカー。ちょっとした冷蔵庫くらいはありそう。5.60年くらい前のものと言っていた気がする。
真空管アンプというものを通してCDの音を聴かせてもらった。スピーカーが大きいので大音量で流れるのかと思ったらなんとなく柔らかい感じに聴こえてきた。
コーヒー豆と古いスピーカーとPC修理もしてくれる不思議なお店。店主さんはそんなにお話しする感じではなかったけれどスピーカーや真空管、レコードのことを聞くとなんだか嬉しそうだった。
また今度行ってみよう。
あべ
不思議なお話しを聞いた後
実際に珈琲を淹れていただいて飲んでみたら
喫茶店で飲んだ時のような味でした。
ごちそうさまでした。
よい気分転換になりました。