ムツキモチ(一月望・十五日)、新年最初の満月(西暦2017.2.11)です。
一月十五日は鏡開き、ドンドン焼きが全国各地で行われていますが、
その起源は紀元前!!
ムツキ満月にはオケラ ( 薬草 ) を焚き、餅を焼いて食し内臓を整えます。
とあり、なんと「トンドモチ」と記されています!!
もちのあさほぎ
あつきかゆ さむさにやふる
わたゑやみ さやけをけらに
とんどもち ゑさるかみあり トシウチニナスコトのアヤ
満月の朝に、アツキカユ(小豆粥)を食し、寒さから来る内臓への病いを防ぎます。
笹、竹やオケラ ( 薬草 ) を焚き、餅 ( トンドモチ ) を焼いて食し、病気を払い ます。
冬から春へのユミハリ(七日)に心身の払いの七草をいただき、
モチ(十五日)に粥やモチで内臓を整える、、。
心と体、、「ヰクラ・ムワタ」というヤマトコトハがあります。
ヰクラ(目に見えない心の五つの働き)とムワタ(六つの内臓)は密接につながっています。
※漢字の五臓六腑とは、概念が異なります。
七草(シムマツリ)もトンドモチ(ムワタマツリ)も、今の世に大切に受け継がれた行事ですが、
その謂れを知るとほんとうに尊いですね。
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