喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

シモツキハツヒ(旧暦11月1日・2024.12.1)

2024-11-29 21:02:36 | こよみ
冬の新月、寒いけど星空を見るのも楽しみです!
日が落ちて、東の空にオリオン座✨️
それを頼りに冬の大三角形を探す!
南東の空に正三角形に輝く1等星✨️

🌟おおいぬ座α星シリウス
🌟こいぬ座α星プロキオン
🌟オリオン座α星ベテルギウス

その三角形の中を淡い天の川が縦断しています。
縄文カレンダーのミの季節
ミはキサ(東南)にすむ、、ミの季節は真夜中の天の川が東南に位置します。



縄文の先人たちは、夜空を見上げ、その時の月の形や天空の位置、
各方角の星座の位置から時刻や様々な情報を瞬時に知ることができました。
都会では空が小さくて、星座を見つけるのは晴れた日でもなかなか難しいですが、
今日の月の形とその時の天空の位置を見て、時刻がわかるようになりたいですね!


【シモツキ:旧暦11月】



ネのつきつゆも         
しもばしら こがらしふけは    
きばみおち ヒラギハツクサ   
めはるなり 
 トシウチニナスコトのアヤ


   
ツキツユ(夜露)が大地を潤し、シモバシラ(霜柱)が立ちます。
冷たい木枯らしが吹き、木々は枯れ葉を落とします。
北風の中、ヒラキ(柊)は白い花を咲かせます。
ハツクサ(新年を迎えるしめ飾り)として相応しい魔除けです。



ひいらぎ



霜・霜柱



シモツキは やゝメがのほる   
しもはしら ヒラギハツクサ   
つほみさす 
ミカサフミナメコトのアヤ


まもなく冬の至りを迎えます。
次の満月、シモツキモチ(旧暦11月15日、西暦2024.12.15)、
ウイナメ・ヱより縄文カレンダー2025版へ移ります!





『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
『縄文カレンダー』西暦2025年度版 
2024年12月15日から2026年1月2日
*閏ミナツキ(旧暦閏6月)の13月の巡りです。

縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁の冊子形で、携帯にも便利です。
日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2025年度版は、
一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊10,000円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
🌟youtubeヲシテム:https://www.youtube.com/@user-il4nk2cg7p


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旧暦10月新月🌟カミナシツキ・ハツヒ(西暦2024.11.1)

2024-10-30 22:01:55 | こよみ
カミナツキ・ハツヒ(旧暦10月1日・2024.11.1 21:47)、
「冬のはじまりの新月」です。
グレゴリオ暦もちょうど1日ということで、
清々しい朔日参りとなりそうですね。

急に寒くなりました!
壊れたコタツを新調するか、
石油ファンヒーターの導入にするか、、
エアコンだけで乗り切るか、、、悩ましいです。
電気カーペットは足裏の低温やけどでコリました。
取り敢えず、壊れたコタツにおふとんだけ掛けときますか
夕方5時にはもう日の入りです。
夕焼けがきれいな季節ですね✨️
夜空の星々も輝きを増してゆきます。

縄文カレンダーも最後のページ、
いよいよ冬至へと向かうのミのカミの守りに入りました。



「み」カミカタチ(文字形)
かたちカセもつ ミモトカミ トシウチニナスコトのアヤ
イ母韻は、上から下に冷たく降りるエネルギー、
冷たいカセが吹き下り、大地を覆い尽くします。
ヲカミの温かさのエネルギー(一温)は地面(横線)の下に籠るカタチ(T:マ行父音)です。




ひと雨ごとに風は冷たくなり、いよいよメカミが揃い極まる(四冷)冬の到来!
日毎に夜が長くなり、満月頃にはメ(メカミ・冷やす働き)が満ち満ちて地表を覆い尽くします。
シモツキに入ると、木枯らしが落葉を巻きあげ、冬の至りへと向かいます。




みはきさにすむ          
そのめふり をかみしりぞく   
はつしくれ やゝめもみちて    
なかころは をのかみつきて    
かみなづき 
   トシウチニナスコトのアヤ



ミの守りは、真夜中の天の川がキサ(東南)を照らします。
メカミが揃い極まり(四全冷・太陰)、ヲのカミ(温の働き)尽きて、カミナシツキ。
カミナシツキとは、ヲ(温)のカミ(為し及ぼす力)の尽きる、無くなる月の意です。
冷たい「シ」(為し行く力)「クレ」(暮れる)が降ります。
「時雨」、漢字からは読み解けない意が秘められています。
ヰネ(五根)ナナミチ(七満)、、ネ(根)を構築する季節に入りました!


写真:イトナミダイセン藝術祭・星空撮影会、タジキナミさん撮影

昨年のフユタツヒ(立冬)の大山のウッドサークル。
満天の星空~てっぺんに架かる天の川~🌠
風もなく、絶好の星空撮影会日和🌟流れ星も(^^)v


『縄文カレンダー』2025年度版 
  トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~



縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁の冊子形です。
ご希望の方はこちら↓をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/a0491dc7a142930a62a3a4e708b84fbe

日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


参考文献・参照資料
◎ヲシテ文献の世界へようこそ:日本ヲシテ研究所
「ヲシテ文献・大意」http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院
◎ホツマツタヱ勉強会(いせの会)池田満先生講義資料。
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。
◎編集:冨山喜子 Yoshico1018@yahoo.co.jp
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445
※複写を禁ず。




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『縄文カレンダー』西暦2025年度版✨出来ました!

2024-10-15 13:40:40 | こよみ
『縄文カレンダー』西暦2025年度版✨
 おかげさまで、縄文カレンダーも十年目を迎えました!
 心より感謝申し上げます。



トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 2025年度版は、
 2024年12月15日(旧暦シモツキナカ・冬至満月)より
 2026年1月2日まで
 閏ミナツキ(旧暦閏6月)が入る1年13ヶ月、
 来年は、夏が4ヶ月、、盛夏が長いです💦





『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や季節の過ごし方、
祭りの謂れなどについて紐解きます。 


グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、
現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。
※ブログとyoutubeチャンネル、X、instagramのQRコードも掲載しました!

  

縄文カレンダー2025年度版!
表紙と同じデザインでポストカードも作りました。
2025年度版ヒノキのコースターも準備中です!
ご活用いただければ幸いです。

*縄文カレンダー2025年度版
 ・1冊1500円
 ・10冊10000円
*ポストカード(竹紙)
 ・5枚200円(1セット)
*パワープレート(ヒノキのコースター)
 ・1枚1000円
※送料別途

郵送にて発送いたします。
ご希望の際は、
お送り先のご住所、氏名、希望冊数を明記の上、
メールにてお知らせください。
送料は冊数等により変わりますので、
折り返し送料込代金と振込先をご案内いたします。

mail:yoshico1018@yahoo.co.jp

どうぞよろしくお願いいたします!


縄文日本では、
北極星の方向を宇宙の中心アモトとして宇宙創造祖アメミヲヤを祀りました。
アモトは宇宙の源であり、イノチの故郷、
「ヒトはアメミヲヤのワケミタマであり、アモトはタマの還る場所」として、
季節の節々に先祖のミタマに幸あれと感謝を捧げ、お祭りを行っていました。

『縄文カレンダー』を通して、偉大なる縄文の息吹をご体感ください。

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アフミツキ(旧暦7月1日・西暦2024.8.4 新月20:13)

2024-08-01 20:36:19 | こよみ
アフミツキハツヒ(旧暦7月1日・西暦2024.8.4)よりホの守りです。
アキタツヒ・立秋(西暦2024.8.7)を迎え、季節は秋を迎えます。
アフミツキ(旧暦七月)に入ると、
日暮れの早まりに朝夕の風が熱をやわし、
涼しさをもたらします。





(ア)・天空に、
(フ)・フメ(2冷)が立つ、
(ミ)・メヲ(2冷メカミ・2温ヲカミ)のやわしもたらす様。

ハツキ(旧暦8月・2023.9.15~)になると、
いよいよフメ(2冷)がしっかりと立ち、
温かさと冷たさの裂け目にノワキ(台風)が吹きます。

「ホ」
ハ行父音:「複数のモノ・違うモノ・増減変化・男女」など、
     *異なるモノに分れ、せめぎ合い、結びつく。
     *日の出と日没、冷と熱、陰と光、目に見えないモノと見えるモノなど、
      上から下へ、動きや熱・状態の変化を伴う流れや結合を表わし、
      新たな状況が発生したり、新しい生命が生じたり、働きを生じたりするイメージ。
     *予測できない、何がでるか、どうなるか分らない「流動性・不定性・不明性」。

ハニ・オ母韻:「固い・足元の大地・クニ」など、
       *「安定・定常状態・成熟・完成・最終プロセス」などのイメージ。

春の始まり(ヒ)の季節は、イ母韻(カセ)でヲカミ・メカミ揃い開き来る、
秋の始まり(ホ)では、ヲメ並び立ち、しっかりと安定したイメージですね。




ホはキネにすむ         
ふためかみ アフツキふめお   
アにやわし あきかぜつげて
 トシウチニナスコトのアヤ


       
●【アフミツキ:旧暦七月】
ホのカミは、キネ(東北)の守りです。
フタメカミ(2冷)の及ぼしに、秋風が暑さをやわし、涼しさをもたらします。


五十鈴川上流





まをまゆみ ゐとおつむぎて         ゆみはりにうむ
たくはたや あわのほぎうた         いうとあさ をとたなはたの
かぢにおし
  トシウチニナスコトのアヤ   ほしまつり  ミカサフミナメコトのアヤ

         

タナハタのホシマツリ【アフミツキ七日(旧暦七月七日)】
ユミハリ(弓張月・半月)に、ウム(績む・植物の繊維を糸にする)イウ(木綿)とアサ(麻)。
ご先祖さまとの尊いイノチのつながりを思い、感謝を込めて麻糸を績みます。
糸はつながりの象徴。始まりを示す糸を績む、心をアメに通わせる大事な祖先祭り。
たて糸(恵み・繋がり・教え)・よこ糸(今世・社会のつながりを)踏み分けて、
よじれやゆがみのないように、美しい文様を織りなします。

恵みを織る、、秩序やマツリゴト、家や社会に準えて、
機織りは、アメのノリ(宇宙の法則・自然の理)を目に見える形に整えていく、
女性に託されたもっとも神聖な仕事でした。
星を奉り、麻、梶、楮などの上等な織布をお供えします。
カジ(梶の葉)に、アワ(天地自然)を讃えるウタや願い事を記して捧げ供えます。


梶の葉









     
タナハタマツリは、ヒトの生誕の不思議を知り、誕生を祝い感謝する行事。
人体のそもそもの源であるタマシヰのタマ(ヒトの意識)が、
大宇宙の中心から降され(緒と)、ヒトが人体に具現して地球上に生まれ出でくる。
クニタマ(地球)で母のコミヤ(子宮)に宿ったコタネの成長がある程度(五ヶ月)に達した時、
アモトから降されて来たタマがコタネと結び、やがて誕生する。
先祖から連綿と引き継がれてきた人の生命とは、まさしく不可思議なものとして祭祀します。

タナハタは、オオナメヱ(大嘗祭)祭るユキ・スキのミヤ(悠紀・主基)のうちの
ユキノミヤと同じカミを祭っています。
アメトコタチと呼ばれるコホシ(九星・アメミヲヤとトホカミヱヒタメ)です。




タナハタマツリに用いられるカヂ(梶)の葉については、
アワ(天地自然)を讃える歌を書く習わしがあり、後世、短冊に願い事を記す初めともみられます。
また、京都冷泉家にて、毎年行われる七月七日の乞巧奠(きっこうでん)では現在でも、
梶の葉が主奠として用いられ、和歌を書いて水に浮かべたり、結び捧げたりするそうです。


◎乞巧奠(きっこうでん)※参考:お話歳時記
牽牛・織女の二つの星の願いが叶い、年に一度この日に会えるという伝説から発展して、
女性の願いである裁縫が上達するように祈る祭り「乞巧奠」が中国で生まれ、
日本でも奈良時代以降、主として宮中で年中行事として行われてきました。

「平安時代」には宮中の庭に蓮を敷き、その上に山海の産物とともに
ヒサギ(赤芽柏)の葉に五色の糸を通した七本の針を刺して供え、
琴や香炉を飾ったなかで、天皇が牽牛・織女の二つの星を眺めたり詩歌管弦の遊びをする祭りでした。

「室町時代」になると、カジノキ(梶木)に天皇をはじめ臣下の歌を結びつけ、硯・墨・筆を飾り、
歌・鞠・碁・花・貝覆(かいおおい)・楊弓(ようきゅう)・香の七遊の遊びが行われました。

「江戸時代」には、天皇が芋の葉の露でカジノキの葉に和歌を七首書き、
カジノキの皮とそうめんでくくって屋根に投げ上げるのが慣わしでした。

「江戸幕府」は、七夕を五節供の一つに定め、正式な行事としました。
江戸域の大奥では、四隅に葉竹を立て注連縄を張った台を縁側に置き、
中にスイカ、ウリ、菓子などを供えました。
奥女中が歌を色紙に書いて葉竹に結びつけ、
翌朝供物とともに品川の海に流すのが七月七日の行事となりました。

初めは宮中の行事だった乞巧奠は、歌の上達を願うものになり、
江戸時代になると民間行事から取り入れられた要素が加わり、
一般の手習いの普及とともに、習字の上達を願うことが中心になりました。

江戸や大坂では、前日の六日から笹竹売りが「竹や、竹や」と売り歩き、
各家では五色の短冊に願い事を喜いて笹竹に結びつけ、軒や縁側に立てました。
この竹飾りは、翌日には海や川に流されるのが慣わしで、
古来の穢れを祓う清めの行事として最も重要な部分で、「七夕送り」と言われます。

また、新潟県では、「七夕流し」と言って、稲ワラや麦ワラで大きな七夕舟を作り、
笹竹を積んで流します。
舟に「七夕丸」「豊年丸」「万作丸」などと善いた帆をあげたものを町中引き回したあと、
海に流す地方もあります。
長野県では、木片や板で作った七夕人形を舟にのせて川に流す風習があります。




しむのもちほぎ
ゐきめたま おくるはすゐゝ
ゑながのり あをぎおどれば
あゐうくる
  トシウチニナスコトのアヤ


シムのモチホギ【アフミツキモチ(旧暦七月望)】
初秋の満月、ミヲヤ(ご先祖)とイキタマ(祖父母・父母)に感謝のお祭りです。
家族みんなでハスヰゝ(蓮ごはん)でお祝いします。
満月に、アヲギオドレバ アヰ(天の思い・元気)ウクルとは、盆踊りの元といえそうです。

   *** ***

ハスは葉や茎や根のどこを折っても糸を引くことから重用されていたと想われます。
七夕の牽牛と織姫の伝説は、中国古代の詩集『詩経』などより日本に伝えられたものとされ、
渡来以前のヲシテ文献ミカサの『タナハタのホシマツリ』は、日本独自の星祭りです。
二代アマカミ・クニサツチ時代の「コホシマツリ」に由来しています。

古来タナハタとシムマツリは一連のお祭りで、
先祖から連綿と引き継がれてきた人の生命とは、
まさしく不可思議なるものとして祭祀されてきました。
後に仏教の影響を受け、現在のお盆の風習へと移り変わってきたようです。
明治改暦以前は旧暦七月十五日、まもなく収穫を迎える初秋のお祭りです。

アワウタで盆踊りできないかと歌ってみたら、
炭坑節と東京音頭がピッタリハマってご機嫌です(^^)v
や~っとな~それヨイヨイヨイ
の歌詞には
あ~うわトホカミヱ~ヒタメ~
と歌います(*^^)v
エンドレスで歌えてるトランスアワボン♪♪
マイブームです💗






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ミナツキハツヒ:旧暦6月1日・西暦2024.7.6新月7:57

2024-07-06 01:58:40 | こよみ
ミナツキ:旧暦6月・西暦2024.7.6~

南の夜空に、天の川がひときわ輝く、夏の至りの新月です。








みなつきは ややはにみちて
たたかえは かみなりあつく
  ミカサフミナメコトのアヤ


ミナツキに入るとサミタレのサツキツユが大地に浸み渡りますが、
地表はまだまだ熱く、カミナリ(雷・上鳴り)も多く発生します。
夏至を過ぎてもヲカミ(三温・昼)が勝り、段々と暑く乾いてきます。



志摩では、この旧暦6月1日に天下の奇祭『潮かけ祭り』が開催されます!
 ※志摩市観光協会公式サイト:https://www.kanko-shima.com/event/5177/
 ※旧暦6月1日の志摩のお祭り過去記事です。夜のご神事が大変興味深いです。
  https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/5555fb429b5690c5a34e1da7c9323e69



伊勢神宮内宮のご神域の森の中の『大滝祭り』は、
毎年注連縄を作り、滝までの森の中の参道を整備して、
大滝に新しい注連縄をかけ替える行事。
現代の社会人の都合に合わせて、海の日(祝日)に開催されますが、
元々はこのミナツキハツヒだったのではと、、、検証しなければ💦
過去に参加させていただいた時の写真です。
普段は入れないご神域の森の中は、人の気配のない、神聖な世界です。














近年、大きな自然災害が頻繁に起こっています。
自然災害はヲシテの時代にも、人々を苦しめました。
精魂込めて田畑を耕し、作物を育て、どうか豊作でありますようにとお祭りをします。
豊作をお祝いし、感謝の収穫祭りも!

また、ハラヒノリトに登場する自然神は、
水田技術普及をなし得たイサナギ・イサナミさまが祭られた「ヤマサカミ」です。
ヤマサとは、ヲシテ文字形状から地表、地下、大地を守る八つの働きと読み取れます。

ホツマ辞典(展望社・池田満著)には、「ヤマサ・ヤマサカミ」として、
自然に対して暦を守らせるために祭った、自然神八神の総称。とあります。
ウツホ・カセ・ホ・ミツ・ハニの5要素の五神と
穀物豊穣・山林治水・火災防護の三神を合わせて祭り、
七代アマカミ・イサナギ・イサナミの創始に拠ります。

マツリとはマツリコト、、
国民の生活に自然をどのように役立てるかという実用面に重点を置き、
ヤマサカミを祀る姿勢は、自然の働きを十分に熟知し、
人のために自然を役立たせるために祀るという大切なマツリコトなのです。
ヤマサのヤカミの働きを熟考し、人々の暮らしに役立てるように活用する。
ハラヒノリトとは、そのために、後世忘れないように伝えるためにあるように思います。
現代社会は大自然をハタレマのように食いつぶしているようにも感じます。
今一度、ひとりひとりがそのことの大切さを考える転換地点になるといいですね。

ホツマツタヱ22アヤ、オキツヒコ・ヒミツのハラヒより抜粋でご紹介します。

カシキのユフの         
ミテグラに ヤヲヨロカミの        
カンツトエ タカマのハラの   
カンツカサ あまてらします        
ヲオンカミ ホギたてまつる
   


伝統の基、カシキ(赤・白・黄)のユフ(幣)を
ミテクラ(祭りの中心・アモトにつながるハシラ)に設え、
ヤヲヨロカミ(沢山の諸臣)を招き集めて、ノリト(祝詞)奏上の準備をします。
タカマノハラ(大宇宙。宮中のミハシラにつながるタカマ。)の
カンツカサ(祭主)オキツヒコは、アマテルカミのお定めになられた
ホギ(褒め称える・祝いの言葉)を奉ります。


ノトなかに ミカマのホギの   
そのカミは アメツチひらけ   
そむときに クニトコタチの   
カンハラミ ヲフヒのミナの        
キツヲサネ ヰクラのカミの   
なりいてゝ ナゝヨのうちの   
あまつごと 

           

『ミカマ(竈)のホギ(褒め称え・称賛)に預るカミは、アメツチ(天地)の開け初むときに、
初代クニトコタチのお示しのキツヲサネ(東西中央南北)、ヰクラのカミの
成り出でてより七代までのアマカミたちの時代に準えられてもいます。』


まつるトホカミ         
ヱヒタメの ヤモトのカミの        
まもらせき クニツマツリは   
キツヲサネ ムロソヒカミの   
まもらせき このゆえひゝの   
ミカマドの ヱトモリカミと   
たゝえますなり

         

『先ず始めに祭るのは、トホカミヱヒタメのヤモト(八許・八方)の守り。
ヲカミ(温かさの働き4本)とメカミ(冷たさの働き4本)によって
季節が編まれるトホカミヱヒタメは、方位方角・季節の守りです。
地上においての守りは、キツヲサネ(東西中央南北・四方と中心)と、
アミヤ・シナウ(天のもたらしと大地の育み・食べ物、イノチ(生命)を守る)の
ソヒカミ(十一カミ)です。
この故に、日々のミカマトのヱトモリカミ(兄弟代わる代わるに守る)と、
讃えますなり。』


ひさかたの アマテルカミの       
はつみよに ヒヨミのとりの   
カおつぐる きつおかなねの        
とつぎして トシノリカミの   
あれませる そのソヒカミお        
ヱトモリと アミヤシナウて   
ヤミコなる アメフタカミの        
みことのり

           

ひさかたの八代アマテルカミのご治世の初めの時の事、
ヒヨミのとりのカ(マツリゴトの執り始めの日)を告げる際において、
トシノリカミ(キツヲサネ・アミヤシナウ)のソヒ(十一)カミを
ヱトの守りとして祭祀なさいます。
さらに、アメフタカミ(七代イサナギ・イサナミ)のみことのりにより、
ヤマサのヤ(八)カミをともに祭祀することとなりました。

これにたまはる         
ヒヱのナわ ウツロイのカミ   
つぎのナは シナドベのカミ        
ミツのナは カグツチのカミ   
ヨツのナは ミツハメのカミ   
ヰツのナは ハニヤスのカミ   
ムツのナは ソロヲゝトシの        
ちからもる ヲゝトシカミと   
たゝえます ナゝナはみなの   
もとしける スベヤマズミの        
カミとなる ヤおとのカミわ   
ホのしづめ タツナミおさむ        
タツタヒメ おのおのミナお   
たまはりて コヨミおまもる   
ヤマサカミなり         

このカミの つねにめぐりて        
まもるゆえ ヒミツのわざの   
さわりなし       

    

『これにたまはる
ヒヱ(長兄)の名は、ウツロイのカミ
つぎの名は、「シナドベのカミ」
三ツの名は、「カグツチのカミ」
四ツの名は、「ミツハメのカミ」
五ツの名は、「ハニヤスのカミ」
六ツの名は、ソロヲヲトシ(田畑作物の豊穣)のチカラを守る「ヲヲトシカミ」
七の名は、ミナのモトシケル(水の貯留に有効な森林を守る)「スベヤマスミのカミ」
八オト(弟・妹)のカミは、
タツナミおさむホのシヅメ(火災から守る)「タツタヒメ」、
各々名を賜りて、コヨミを守る「ヤマサカミ」なり。』
このヤマサカミが常に天地の巡りを守ってくれているので、
人々に降りかかる「ヒ」(火)や「ミツ」(水)の障害も防ぐことができるのです。

     
中略。


チカヒには ミハシラたてよ   
このときに アマツミコトの   
さたまれば カシキのユフの   
ミテグラに ヒミツおむすぶ   
オキツヒコ こゝもタカマの   
ハラなれば ヨゝにちかふる   
のりこちに

           

『チカヒには、ミハシラたてよ』
カシキ(赤・白・黒)のユフ(幣)のミテクラ(祭りの中心)は、
タカマのハラ(大宇宙・アモト・大宇宙の腹の中)に見立てられ、同一の場所の意味を持ちます。
この清らかな祭りの場の祈りは、万物の端々にまで届いて、
生活にさし障りの無き事を実現してくれるでしょう。
オキツヒコは、ヒミツ(火水)のノト(祝詞)を奏上します。


もしもクニユリ         
ナルカミの さわるさわりの   
あらんとき キネのヒトキお   
ヰヤシロに ヱトのムソカに   
もりあまる ヤナヰカクロヒ   
ウツロもる ウツロイのカミ   
あらはれば たとえナルカミ   
クニゆるも イヅワザなして   
しづむべし

           

『もしもクニユリ(地震)やナルカミ(雷)のさわる障りのある時も、
キネ(東北)のヒトキ(一樹)をヰヤシロ(カミを招く拠り所)に、
ウツロイのカミを祭って下さい。
日々を守るヱトのカミの守りから外れたヰカ(五日)のクロヒ(黒日)を守る、
ウツロヰのカミが現れたならば、たとえナルカミ(雷)やクニユリ(地震)が
鳴動しても、ヰツワザ(極めて優れた働き)を発揮して鎮めてくれるでしょう。』


もしもムラクモ                   
カおうばひ みちにさわりの   
あらんとき シナトベのカミ   
あらはれば みちのカうばふ   
やえくもお シナドのカゼに   
おしはらひ ヨモあけかたと   
しらすべし 

          

『もしもムラクモ(暗雲)が天地を覆い、光を遮るような障りのある時も、
シナトベのカミが現れたならば、ミチ(成り行く力)の光を遮るヤエクモ(幾重もの厚い雲)を
シナトのカセ(風・変化を為さしめる働き)に押し祓い、
ヨモ(四方・見渡す限り)明け方としらすことでしょう。』


もしもヒけがれ         
あらんとき カグツチのカミ   
あらはれば たとえオダキの   
かくやあれ さらにヒウチの   
あらためて きよきアタゴと   
しきみより ミカマトきよく   
まもるべし

            

『もしもヒ(火)によるケガレ(穢れ)がある時も、
カグツチのカミが現れたならば、
たとえオダキのカクヤあれ(種火の炎が消えてしまう)のような不祥事が起きても、
さらにヒウチ(火打ち)のあらためて、キヨキアタゴ(清い火)とシキミ(樒)により、
ミカマド(竈)を清く守ってくれるでしょう。』
※現在でも京都市の愛宕神社などの神事には榊ではなく、シキミが使われています。
 シキミ(有毒)を挿した水は、腐りにくい。~ウィキペディア~


もしもホワザの         
あらんとき タツタメのカミ   
あらはれは たとひホノホに   
はたるとも タツタにしづめ   
のぞくべし 

           

『もしもホワザ(火災)のある時も、
タツタメのカミが現れたならば、
たとえホノホにハタルとも(火災に建物が苛まれたとしても)、
タツタ(タツの働きで水を吐きかけ)に鎮め消火してくれるでしょう。』


もしもヰのミツ         
くみたえて ミケツのさはり   
あらんとき ミヅハメのカミ   
あらはれば いてのしミヅお   
いさぎよく あらためかえて   
ひとふるに ミカメもきよく   
まもるべし

            

『もしも井戸の水が汲み絶えて、ミケツ(飲食)の障りがある時も、
ミツハメのカミが現れたならば、井戸の清水を潔く新たに入れ替えて、
ミカメ(水瓶)も清く守ってくれることでしょう。』


もしもミワサの         
あらんとき スベヤマヅミの   
あらはれば たとひナガアメ   
あぶれても ヤマはしげきに   
もちこたえ なかれおふかく   
なすことも つねにイセキお   
まもるなり みなカンチカヒ   
いちしるきかな 

        

『もしもミワサ(水害・洪水)のある時も、
スベヤマツミのカミが現れたならば、
たとえ長雨が続いても、治水を担う山林の豊かさで洪水を防ぎ、さらに、
保水量を深く大きくし、イセキ(井堰)から常に農業用水の豊かさを確保し
守ってくれることでしょう。
このヤマサカミとのチカヒ(誓い)こそ、明らかなものであります。』


より良き明日でありますように。
参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

『縄文カレンダー』
ヲシテ文献の記述をもとに縄文時代の季節感や行事を、
現代のグレゴリオ暦と太陰太陽暦(旧暦)に表しています。
今に伝わる「ヒナマツリ」や「タナハタ」、「豆まき」等、祭りの発祥や謂れも、
たいへんに興味深く、古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」です。
縄文カレンダーは、冬の至り、冬至満月(シモツキモチ)よりはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁冊子型。
一冊1000円(@1500/夏至よりお値引き+送料サービス)でお分けしています。

ご希望の方は、
送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445


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ナツイタル!(夏至2024.6.21 5:51)

2024-06-15 19:50:57 | こよみ
夏の至り!
サツキナカ(旧暦五月満月・西暦2024.6.21)よりトの季節に入ります。

ヲカミ極大の夏至(四温・太陽)を過ぎ、冬へと向かう折り返し点、
月よりヒメ(一冷・三温)が降されて、サミタレ(梅雨)が地中を潤します。夏至!


「夫婦岩と王冠富士」
(2019.6.13am4:46・伊勢市二見町興玉神社・夫婦岩にて志摩のカメラマン泊正徳さん撮影)

夏至のご来光🌅
伊勢二見浦では、夫婦岩の間から上ります。
夫婦岩の間、遥か200キロ先に富士山が位置し、
天候が良ければ富士山の背から昇る朝日を拝することができます。
アマテルカミが現伊勢志摩をミヤコに選んだ要因のひとつでは?と思えます。

夏至の満月は、
伊勢神宮内宮、宇治橋の大鳥居の真ん中から上ります!
太陽と正反対の軌道を通る月が出ている時間が一年で最も短くなり、
夕日の赤を月が近い位置で受けて映る夕焼け色の満月♡
これをネイテイブアメリカンの人々はストロベリームーンと呼ぶそうです。






トの守りは太陽の南中する正午前後の時間帯、
サツキナカ(夏至頃)よりミナツキスヱ(立秋頃)、
季節は夏の盛りです。

日中の光と雨のもたらしに最も潤い栄える季節の方位にあやかり、
トよりのノト(祝詞)、トホカミヱヒタメとノリます。
※ヱが兄でトは弟、ヱトとはヤマトコトハで兄弟のこと。
 本来ならば冬至から、ヱヒタメトホカミとなります。
  ヱはネ、根、北、冬至の方位
  トはサ、栄え、南、夏至の方位




「ト」
(タ行父音):「たす・集める・まとめる・協力・尽す」など、
*複数のモノ・分散しているモノなどを受ける。
*合わせて繋ぐ(縦線は一種の収束線でもあります。)などのイメージ。

(ハニ・オ母韻):「固い・足元の大地・クニ」など、
*「安定・定常状態・成熟・完成・最終プロセス」などのイメージ。

春分の「タ」の季節は、ア母韻○(ウツホ)で空気はポカポカ温かくなり、
夏至の「ト」では、オ母韻□(ハニ)地面の中まで十分に熱くなるイメージですね。




サツキナカ(夏至)からミナツキスヱ(立秋頃)

とのなめは はにみつうるふ  
さつきなか ひかりとほれは  
かつめかみ みちおかえして  
ひおこえは みひきおまねき  
しらみちの ひめおくたして  
はにふせは きそひのぼりて  
さみたるゝ あおばしげれは  
ながらえの さのかおりうく
  (ミカサフミナメコトのアヤ)



【サツキナカ:旧暦五月中】
トのカミは、サ(南)の守りです。
ヲカミ極大の夏至を過ぎ、
ミツヒカリ(三温・タ行父音)のもたらしは、
□ハニ(大地・地面下・オ母韻)まで届いています。
月(メカミの象徴)満ちて、シラミチ(月の巡る軌道)よりヒメ(一冷)が降されて、
水底に伏していたメカミ(一冷)が起き立ちます。
キソヒノホリテ サミタルル(五月雨・梅雨)、
大地に光と水の潤いがもたらされ、万木のアオバが風に香ります。




トコヨクニ建国の理念、「ト」のヲシヱ。
より良い暮らしへと、創意工夫して、
得意を持ち寄り、互いに協力し、
自立した営みを分かち合いながら、
次世代へと繋いでゆく思いが「ト」の文字形に込められています。


参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


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サツキ☔旧暦五月・西暦2024.6.6~

2024-06-07 00:28:33 | こよみ
【サツキ:旧暦五月・西暦2024.6.6~】
ヲカミ(温・陽)の働きが最大に至り、
雲が大いに沸き立ち、雨を降らせます。

のヲシテ文字は◯に━線の組み合わせです。
サシスセソの父音の━線は、
テーブルの板を思い浮かべて、
真横から見ると━線ですが、
真上から見ると⚫️面!

あたり一面とか、地面に行き渡るとか、
広く受け止める、とか、止めるなどのイメージ。

正午の太陽は(南)のテッペンにあり、
大地を隈なく照らします。
には、
南・栄える・潤うという意があり、
サツキはサツユツキとも呼ばれていました。
サに栄え~サミタレのサツキ。
イヤサカ~✨️




さつきにもろは           ふたばにのぼる
なるつゆお  なめんとゑもぎ     さつゆつき  かつみのつゆや
あやめふく         
           トシウチニナスコトのアヤ
 ミカサフミナメコトのアヤ       

サ(南)に栄え~のサツキ、サミタレ(五月雨)は梅雨のこと。
太陽の光と月の雫の恵みを葉にたっぷり受けて、ヨモギやアヤメが盛んに発育します。
カツミとは、
 カ:西(メ・冷)の固める働き 
 ツ:西、集まり 
 ミ:具現化、実体化
再び地表に冷たさの働きの一本が昇ってきて、サの広がりに雨を降らせます。
次の満月(夏至)で折り返し、メカミ(冷たさの働き・物質化の働き)が起き始める時期です。
📌サツキハレ・サミタレ・カサ・サキワヒ
ヲシテ文字で感じてみよう!







   

「伊雜宮の御神田祭」西暦6月24日に毎年行わていますが、
この日付は明治の改暦以降の祭日で、それ以前は、『磯部町史』によりますと、、
明治24年、各区長が神宮に差し出した「御田植旧復義願」の文中には、
「御田植の義は享禄(1528年~)年中より毎年5月中滞りなく云々」。

また、『磯部の御神田』(磯部町教育委員会)には、、
元禄年中の文書に、磯部町下郷地下所蔵の伊雜宮史に、
万治2年(1659)、江戸の寺社御奉行所呈出した旧記勘例の中に、
「一、 五月中旬有 御田之神事是、、今之定例也」とありました。
もともとは旧暦(太陰太陽暦)の「サツキナカ(望・5月15日)」、
夏至のウルナミ(エネルギー)を享けいただくという思いが込められているのかもしれません。
冬至の満月は「ウイナメヱ」、現在の「新嘗祭」にあたり、相対しています。
ハツヒ(新月)・モチ(満月)アワ(天地自然)のウヤマヒです。


参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『縄文カレンダー』冨山喜子編
◎『宇治山田市史』宇治山田市役所編 国書刊行会
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。
編集:冨山喜子


『縄文カレンダー』
トホカミヱヒタメ暦!
ヲシテ文献の記述をもとに縄文時代の季節感や行事を、
現代のグレゴリオ暦と太陰太陽暦(旧暦)に表しています。
今に伝わる「ヒナマツリ」や「タナハタ」、「豆まき」等、祭りの発祥や謂れも、
たいへんに興味深く、古来日本の慣わしや精神、思想が覗え、
縄文の宇宙的概念や死生観をも読み取れる「コヨミ」です。
縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁冊子形。
1冊1500円のところ、6月現在1冊1000円(送料込)でお分けいたします(^^)v

ご希望の方は、
送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
冨山喜子【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp



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春分❀ハルイタル!

2024-03-19 11:46:12 | こよみ
3月20日12:06
春分点を通過します!
月は真東、日は真西
昼と夜の長さが等しく、ヲガミ・メガミの並び立つヒのカミカタチ。

この等分のバランスのその瞬間は特別な波動空間であるらしい、、
さとうみつろうさんのyoutubeでシューマン共振の話をされていた。
で、今年のこの瞬間に放つ願いは必ず叶うという?!
願ネガイ、人の放つ念ネン、
その波動が無限に解き放たれるイメージなのかな?!

さて、
ひとつだけ願いが叶うとしたら、

何を願いましょう?!

私はどうしたい?どうありたい?
願いとは、決意表明でもあり、ネの意でもあり、、、


春分や 喜びにキ(輝・帰・来・東)す ミタマかな


なんてね笑
過去ブログの「春分」を振り返って見たら、
私のヲシテとの出会いが記されていました。
今もその時の思いに一寸たりともブレていない私を見つけました!
縄文カレンダー、ハルイタル解説とともに♡

2020年春分
キサラキナカ❀春の至り









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『縄文カレンダー』2024年度版🌟出来ました!

2023-10-14 00:35:40 | こよみ
『縄文カレンダー』西暦2024年度版✨
 おかげさまで、縄文カレンダーも九年目を迎えました!
 心より感謝申し上げます。



トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 2024年度版は、
 2023年12月27日(旧暦シモツキナカ・冬至満月)より始まります。

『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や季節の過ごし方、
祭りの謂れなどについて紐解きます。 

グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、
現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。









※ブログとyoutubeチャンネルのQRコードも掲載しました!


縄文カレンダー2024年度版!
9年目を迎え、
念願だったヲシテ特殊文字もバッチリ反映できました。
表紙と同じデザインでポストカードも作りました。
2024年度版ヒノキのコースターも完成です!
ご活用いただければ幸いです。
ご予約承ります。


ポストカード


パワープレート

郵送にて発送いたします。
ご希望の際は、
お送り先のご住所、氏名、希望冊数を明記の上、
メールにてお知らせください。
送料は冊数等により変わりますので、
折り返し送料込代金と振込先をご案内いたします。

mail:yoshico1018@yahoo.co.jp

*縄文カレンダー2024年度版
 ・1冊1500円
 ・10冊10000円
*ポストカード(竹紙・新バフン紙の2種組合せ自由)
 ・5枚300円
 ・10枚500円
*パワープレート(ヒノキのコースター)
 ・1枚1000円
※送料別途
どうぞよろしくお願いいたします!


古来日本では、
「ヒトはアメミヲヤのワケミタマであり、アモトはタマの還る場所」として、
季節の節々に先祖のミタマに感謝を捧げ、お祭りを行っていました。

『縄文カレンダー』を通して、偉大なる縄文の息吹をご体感ください。

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『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦2023版できました!

2022-11-10 19:20:07 | こよみ
『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦
 ~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~







『縄文カレンダー』西暦2023年度版 
2022年12月8日から2023年12月26日


※画像悪くてすみません、、なぜかスキャンができず、、泣。


『ホツマツタヱ』に代表される『ヲシテ文献』は、一音韻一文字のヲシテ文字で、
全編に渡り五七調の美しいヤマト言葉で綴られています。
当時の日本には、まだ神・ゴッドの概念はなく、ヤマト言葉の「カミ」は、
上下のカミ、上に立つ人・ご先祖さまの意味合いを表す言葉のようです。
宇宙の原理・自然の摂理を根幹に据え、天体観測、農業、建築など様々な技術や医術、
食の事、年中行事など内容は多岐に渡ります。

『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や季節の過ごし方、祭りの謂れなどについて紐解きます。
『縄文カレンダー』は、旧暦十一月中、冬至から始まります。
グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。
古来日本では、「ヒトはアメミヲヤのワケミタマであり、アモトはタマの還る場所」として、
季節の節々に先祖のミタマに感謝を捧げ、お祭りを行っていました。
『縄文カレンダー』を通して、偉大なる縄文の息吹をご体感ください。



『縄文カレンダー』2023年度版、
・A4判カラー・竹紙20頁の冊子形。
・一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊以上は1000円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445




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旧暦10月新月🌟縄文カレンダー2023版ご予約承ります!

2022-10-25 19:09:50 | こよみ
カミナツキ・ハツヒ(旧暦10月1日・2022.10.25 19:49)、
今年は、立冬より半月ほど早い「冬のはじまりの新月」です。
そういえば、、急に寒くなりましたね。
毛布を出してオコタを作りました。
縄文カレンダーも最後のページ、
立冬より冬至へと向かうのミのカミの守りに入りました。




『縄文カレンダー』西暦2023年度版✨
 おかげさまで、縄文カレンダーも八年目を迎えました。
 心より感謝申し上げます。






 
トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 2022年12月8日から2023年12月26日

『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や季節の過ごし方、
祭りの謂れなどについて紐解きます。 

グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、
現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。

古来日本では、
「ヒトはアメミヲヤのワケミタマであり、アモトはタマの還る場所」として、
季節の節々に先祖のミタマに感謝を捧げ、お祭りを行っていました。

『縄文カレンダー』を通して、偉大なる縄文の息吹をご体感ください。



11月4日発送開始予定です。
 ご予約承ります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2023年度版◎A4判カラー・竹紙20頁の冊子形。
一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊以上は1000円。

ご希望の方は、
送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445



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ほぼ皆既月食なカミアリの満月!

2021-11-19 16:04:17 | こよみ
旧暦では10月、カミナツキの十五夜満月です。
西暦2021.11.19. 17:57

ヲシテ文献によりますと、
太陽の温のエネルギーが尽きて
昼の長さがもっとも短くなる時節、
カミナシツキ

ここから冬も本番です。



『縄文カレンダー』西暦2022年度版✨完成ご報告!
おかげさまで、縄文カレンダーも七年目となりました。
心より感謝申し上げます。






 
トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 2021年12月19日から2022年12月7日
 
縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁の冊子形で、携帯にも便利です。
日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2022年度版は、
一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊以上は1000円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445


◎カミアリモチ:カミナツキモチ・旧暦十月望



ミのナメは そのメたえにて   
カミナツキ ウメしりぞけて   
しくれなす やゝそこにみち   
ヲおつくす かれヲゝナムチ   
カナツキに ぬるておたきて   
モロカミに モチヰほとこし
 ミカサフミナメコトのアヤ



厳しい寒さに負けぬよう、モチを食べて、病除けを図ります。
身体にヲ(温)のエネルギーを取り込む。カミアリのモチです。
ヲヲナムチは十月にヌルデ(白膠木・薬草)を焚いて諸臣に餅を施しました。
※ヌルデ:真っ赤に紅葉するウルシ科の落葉高木で、果実は下痢や咳の薬となる。



 松江の花図鑑 ヌルデ



ホツマツタヱ六アヤ「ヒノカミ・ソフキサキのアヤ」に、カミアリのモチヰの記述があります。
アマテルカミが富士南麓よりイサワのミヤ(現三重県志摩市磯部)に遷都されて後、
正后ムカツヒメの皇子オシホミミのご出産のご様子が描かれています。


ムカツヒメ フヂオカアナの   
オシホヰに うぶやのみみに   
あれませる ヲシホミのミコ   
オシヒトと イミナおふれて   
カミアリの モチヰたまゑは   
タミうたふ  
          


アマテルカミの正后ムカツヒメが皇子をご出産なさいます。
フヂオカ山の井戸オシホヰのすぐ近くに産屋をお建てになり、
トヨケカミ伝来の「ミミノハ」の文の教えの下、
安産が成りましたことから、「オシホミ」の皇子と呼ばれます。
※ミミノハ:人が赤ん坊となって生まれ出でるまでの災いを除く方法を記したフミ(文献)。
イミナ(実名・まことな)は「オシヒト」と名付けられました。
ちょうど、カミアリ(旧暦十月)の事でしたので、
モチヰ(餅飯)がふるまわれ、民衆は歌ってのお祝いで賑やかでした。



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『縄文カレンダー』2022年度版 まもなく完成です!

2021-11-02 21:59:23 | こよみ
『縄文カレンダー』2022年度版(2021.12.19~2022.12.7)





11月9日完成予定です!

ご予約承ります。
 ・A4判カラー・竹紙20頁の冊子形
 ・1冊1500円(10冊以上1000円)でお分けしています。※送料別途


 
 ご希望の方は、送り先のご住所・お名前・希望冊数を
 メールにてお知らせください。
 完成次第発送させていただきます。
 yoshico1018@yahoo.co.jp
 どうぞよろしくお願いいたします。





 

日本全国に多数点在する縄文遺跡。
現代の様々な最先端技術により明かされた古代日本「縄文文明」。
その豊かなる大規模な共同集落の秩序はどのように育まれたのでしょうか。
『ヲシテ文献』には、トコヨクニ建国をはじめ、
建築や木の実の品種改良などの技術を各地に広め、
互いに協力してより良い暮らしを紡ぐ縄文からつながる古代史や当時の宇宙観・死生観など、
日本独自の概念(縄文哲学)も詳しく記されています。

『縄文カレンダー』では、ヲシテ文献の記述を基に、
コヨミを通して古代日本独自の概念や年中行事、祭りの謂れなどについて紐解きます。
コヨミは、「天体・天地自然」の成り行きの表わしで、
冬至・夏至・春分・秋分を基点に、
新月をハツヒ(ツイタチ)とした太陽太陰暦(旧暦)で、
月の十二か月と四季を二分した八つの守り(ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ。メ)で一年を表しています。
※グレゴリオ暦(西暦)にも対応させ、現在の祝祭日や二十四節季、雑節等も明記しました。




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ホ🌟立秋から秋分(旧暦7月1日・西暦2021.8.8~)

2021-08-08 00:03:27 | こよみ
アフミツキハツヒ(旧暦七月一日・西暦2021.8.8)より、「ホ」のカミの守り。
立秋を過ぎ、残暑のはじまり、季節は秋を迎えました。

夏休みも後半戦、まだまだ夏真っ盛りな酷暑ですが、
日の沈む方角も少しずつ南に傾き、夜明けも少し遅くなってきました。
日が傾きかけたころ、海風が涼やかさをもらたしてくれます。

もうすぐお盆を迎えます。
志摩でもご先祖供養の支度が各家々で行われています。
昨年に続き、今年もお祭りも盆踊りもありませんが。。。
こんな時こそ踊りあかしたいですね。

ヲシテ時代(大陸思想伝来以前)のお盆は、
7月7日の弓張から15夜満月の一週間。
「ヲト・タナハタのホシマツリ」は、
ご先祖を偲び、そのつながりに感謝を込めて麻糸を績む行事。
満月の夜には、ご先祖様の恩恵に感謝して、輪になって踊るのだそうです♡
詳しくはこちらをクリック→麻奉る・ヲトタナハタのホシマツリ






アフミツキ(旧暦七月)
漢字時代に入り、文月にすり替わってしまいましたが、、
ヲシテ時代、古来日本のアフミとは、
 ア・天空に、
 フ・フメ(二冷)が立つ、
 ミ・メカミ・ヲカミ(二冷・二温)のやわしもたらす様。

昼と夜の長さが同じになる秋分に向かい、徐々に大地が冷やされてゆきます。
いよいよフメ(二冷)がしっかりと立ち、
温かさと冷たさの裂け目にノワキ(台風)が吹きます。


「ホ」のカミカタチ(文字形)
ハ行父音:「複数のモノ・違うモノ・増減変化・男女」など、
*異なるモノに分れ、せめぎ合い、結びつく。
*日の出と日没、冷と熱、陰と光、目に見えないモノと見えるモノなど、
 上から下へ、動きや熱・状態の変化を伴う流れや結合を表わし、
 新たな状況が発生したり、新しい生命が生じたり、働きを生じたりするイメージ。
*予測できない、何がでるか、どうなるか分らない「流動性・不定性・不明性」。

ハニ・オ母韻:「固い・足元の大地・クニ」など、
*「安定・定常状態・成熟・完成・最終プロセス」などのイメージ。

春の始まり(ヒ)の季節は、イ母韻(カセ)でヲメ揃い開き来る、
秋の始まり(ホ)では、ヲメ並び立ち、しっかりと安定したイメージですね。





アフミツキ(立秋)からハツキナカ(秋分頃)

ほはきねにすむ         
ふためかみ あふつきふめお   
あにやわし あきかぜつげて
 トシウチニナスコトのアヤ

       
【アフミツキ:旧暦七月】
ホのカミは、キネ(東北)の守りです。
フタメカミ(二冷)の及ぼしに、秋風が暑さをやわし、涼しさをもたらします。




参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


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祝🌸迎春ムツキハツヒ(令和3年元日・西暦2021年2月12日)。

2021-02-12 00:17:49 | こよみ
あけましておめでとうございます。
冬至、西暦新年、立春、和暦新年とすべての扉、開きました。                                                   
ヒの守りは立春から春分です。





春来る!
昨年は四月がダブルの月の巡りの十三ヵ月だったので、
旧暦では立春より九日遅れの令和三年ムツキハツヒです。
これより満月に向かい、ググンと野山の草木が芽吹き始めます。







我が家の庭では、アロエの陰からビワの芽が♡
いつぞやお庭に投げたタネからなのか?
はたまたトンビかカラスか?
嬉し愛おし♡イヤサカ✨
弓張の自生春七草も楽しみです♡





「ヒ」カミカタチ(文字形)
よろきひいつるカミカタチ トシウチニナスコトのアヤ
春の温かい日差しが降り注ぎ、ヨロキ(万木)も伸びやかに葉を開きます。


立春から春分・ムツキからキサラキナカ

ナメコト(祭り・行事)
●ハツヒマツリ:ムツキハツヒ・旧暦一月朔(2021.2.12・旧正月)
☽七草・シムノフシヱ:ムツキ七日・旧暦一月七日弓張(2021.2.18・春七草)
●トンドモチ・ムワタマツリ:ムツキモチ・旧暦一月望(2021.2.27)
☽ムママツリ(馬の祭り):キサラキ初旬・旧暦二月初旬(2021.3.13~)





【ムツキ・旧暦一月】
ひのナメは、夜中の天の川がツサ(西南)に架かり、春を告げます。
日に日に逸る力強いヲカミ(フウ・二陽)のナミを享けて、
植物たちが芽吹きはじめます。

ヒのナメは ツサにいなさの
ハツヒより フウおやわせて
おけらたき わかめみつくみ
しとぎもち まがりかやくり
うなところ かくいもかしら
 ミカサフミナメコトのアヤ






『縄文カレンダー◇2021』ご希望の方は、
送り先ご住所・お名前・ご希望冊数を下記メール宛にお知らせください。
✉yoshico1018@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。

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