喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

栗名月・ヲカマツリ(旧暦9月14日:2024.10.16)

2024-10-14 14:00:35 | ナメコト(行事)
晩秋のコモチツキ(小望月)
刻々と色を変えてゆく空に浮かぶ栗名月♡
日暮れがだいぶ早くなりましたね。

電気のない時代、月夜の明かりはどんなにありがたかったことでしょう。
月は東に日は西に
10月の満月前後の月の出と日の入りの時刻(三重県)を見てみると、
15日十三夜(旧暦9月13日)16:02月出・17:19日入
16日小望月(旧暦9月14日)16:31月出・17:18日入
17日十五夜(旧暦9月15日)17:02月出・17;17日入※満月20:26
18日十六夜(旧暦9月16日)17:36月出・17:15日入
19日立待月(旧暦9月17日)18:15月出・17:14日入
ちなみに、
25日二十三夜を月待ちと呼びますが、
月が出るのが午前0時を過ぎ、月の出時刻が翌日になるからとか❣
皆々朝まで月を愛で集いての宴も秋の夜長に楽しみな行事だったでしょう、
お月さまの豆知識、知れば知るほどロマンチック💛






もちまえまつる         
ほがらつき まめやかうたゑ   
かみおとり かたちあかるき  
かもとかみ
   トシウチニナスコトのアヤ



こもちつきには
まめおそふ もちよりさむる
をかまつり まとかのなかの 
みはしらは かのかみかたち
 ミカサフミナメコトのアヤ



◎ヲカマツリ:旧暦9月14日(小望月・栗名月)
小望月には、マメをお供えします。
(まさに・まとまりくる)・(メカミ・冷)、
冬ヘの備え、注意喚起の意が込められています。

カミオトリとは、祖先を偲んでの古い時代の踊り、
ホカラツキにマメヤカを歌い、
(温・太陽の恵み)・(光・輝き)を祭ります。
季節は晩秋、満月を過ぎると冬はもうすぐそこです。


◎神嘗祭:旧暦9月16日(イクメ(垂仁)26年9月16日)
神嘗祭は明治6年の太陽暦改暦以前は旧暦9月17日でした。
改暦後、西暦の9月17日に実施となりましたが、
稲穂の生育が不十分な時期であるため、
明治12年以降は月遅れとして10月17日に実施されています。

神嘗祭は神宮の正月ともいわれ、式年遷宮後最初の神嘗祭を「大神嘗祭」と呼び、
伊勢の民衆は奉祝の行事を行います。

ホツマツタヱ「ヤマトヒメカミシヅムアヤ」の記述には、
イクメ26年9月16日、アマテルカミのお遷しが執り行われたとあります。
ヰソススカワのサコクシロのウチのミヤ(五十鈴川の神宮内宮)にわたましが行われ、
17日の夜にミタケハシラ(真の御柱・スヘラギ(天皇)の身長)を納め祭りました。

神嘗祭は、アマテルカミのイセミヤお遷しの奉祝行事がその源にあったのではないかと考えられます。





風が冷たく感じるようになりました。
志摩ではイセエビ漁の季節です♪





参考文献・参考資料
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。

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