喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

シモツキハツヒ(2018.12.7新月16:21)

2018-12-06 23:39:30 | こよみ
シモツキハツヒ、夕方5時にはもう真っ暗、、(・。・;
冬の至りへとまっしぐらです。
今年の冬至は西暦12月22日(土)十六夜。
満月は夜半過ぎの23日午前2:49です。

この時期、伊勢では神宮内宮の宇治橋の鳥居の真ん中より朝日が昇り、
二見浦の夫婦岩の間より満月が昇ります♡神秘!!!
海から昇る月の出が見られる冬至の満月♡冬の楽しみ。






ネのつきつゆも         
しもばしら こがらしふけは    
きばみおち ヒラギハツクサ   
めはるなり かたちかぜもつ   
ミモトカミ
  トシウチニナスコトのアヤ



シモツキ:旧暦十一月
ツキツユ(夜露)が大地を潤し、シモバシラが立ちます。
冷たい木枯らしが吹き、木々は枯れ葉を落とします。
北風の中、ヒラキ(柊)は白い花を咲かせます。
ハツクサ(新年を迎えるしめ飾り)として相応しい魔除けです。


シモツキは やゝメがのほる   
しもはしら ヒラギハツクサ   
つほみさす ハニよりかぜの   
ヒトヰたつ これカミカタチ 
ミカサフミナメコトのアヤ



冷たいシクレの降り始めからウメの花の咲くころまでの
五ヶ月間を「ヰネ・五根」と呼び、根を構築する時期としています。
そこからの七カ月間を「ナナミチ・七満」と呼び、
新芽から収穫までの満ち満ちてゆく時期としています。

「ヰネ・ナナミチ」とは五・七調の原理。
 繰り返し再生する、若返るという意からワカウタと呼ばれます。
 来年の計画や企画など、ワクワク思案するのに最適な季節です。

まもなく冬の至りを迎えます。







『縄文カレンダー』~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
 おかげさまで、四年目を迎えることができました!

『縄文カレンダー』西暦2019年度版(2018.12.23~2019.12.11))
 ◎縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月から月の巡りの十二カ月です。
 ◎A4判カラー・竹紙20頁の冊子形。
 ◎1冊1500円(10冊以上1000円)でお分けしています。 ※郵送料別途

ご希望の方は、
 ◎送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
  ※送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。

【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp



 

『縄文カレンダー』2019年度版始まりの冬至満月です!

はじまりの日に『縄文カレンダーws』を
オーシャンビューのTOBIスペシャルルームにて開催します。
アワウタクリスマスもご一緒に♪

●この時期、伊勢二見浦の夫婦岩の間から月が昇ります!
 https://iseshima.keizai.biz/headline/1284/
●この日、トビに宿泊も可能です。↓(*^^)v
 https://www.facebook.com/tobi.iseshima/

ワークショップの後、
冬至満月に照らされるもよし♡
縄文の年度初め、平成天皇誕生日の祝日に、
神宮や伊雜宮を参拝するもよし♡
旬のカキや伊勢海老を堪能するもよし♡
遠方の方もこの機会にぜひ伊勢志摩へお出かけください!


伊勢志摩ホツマ勉強会
『縄文カレンダー』2019年度版ワークショップ 
◆日時:12月22日(土・冬至)13:30~
◆場所:TOBI hostel & apartments
    三重県志摩市大王町波切3626-7 
    ☎0599-65-7240
    https://www.facebook.com/tobi.iseshima/
◆参加費:1000/ ※縄文カレンダー別途1500/



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オオナメコト(大嘗祭)

2018-12-04 20:26:57 | こよみ

大嘗祭の起源はヲシテ時代に遡ります。
「天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭を大嘗祭という。」
という一文から新嘗祭は縄文の「ウヰナメヱ」であるとわかります。
「ウヰナメヱ」は縄文の年度初め、「冬至の満月」です。

しかも伊勢では、満月が二見浦の夫婦岩の間から昇り、
朝陽は神宮内宮の宇治橋の鳥居の間から昇るという神秘!!!

しかも今年はちょうど、
西暦12月22日冬至の夜半過ぎ、23日未明2:49に満月を迎えます。





◎ウヰナメヱ【シモツキ望(旧暦十一月望)】
「はじまりの ナ(為しゆく)・メ(めくり)」
冬の至りの満月に、一温の再来を祝い、
大宇宙の中心と季節のもたらす恵みを祭り、祖先を祭る行事。

○縄文の年度初め
三歳児は髪置きの儀、
五歳より言葉を習うアワウタを教えるようになります。
男児は袴、女児は被衣、正装での儀式です。
シモツキ望、十一月十五日・七五三の起源といえます。

二代アマカミ・クニサツチ時代のコホシマツリに由来し、
アマカミ継承の年には、オオナメヱ(大嘗祭)として祀ります。
現在、西暦十一月二十三日の「新嘗祭」及び「大嘗祭」は、
旧暦シモツキ満月の「ウヰナメヱ」・「オオナメコト」が起原と考えられます。

コホシ(九星)とは、アモト(宇宙の中心)とトホカミヱヒタメ(八カミ)。
古代日本では、宇宙創造祖アメミヲヤ
アモト(アウワ・源・北ネ・根・北極星)の位置に祀り、
その周囲八方向に、方位方角・季節の守りとして
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの八カミを配し、
コホシ(九星)として祀っていました。

また、アモトは、ヒトのタマの還る処でもあるとし、
アメミヲヤと代々の先祖のミタマに感謝を込めて、
季節の節々にお祭りを行っていました。






オオナメコト(大嘗祭)

アマカミご即位後の最初のウイナメヱに施行され、
ヒツギノミコの位についたことを
モトアケ(アモト)のモロカミ、アメツチのカミに報告し祈る大祭。


ふゆいたるひに
をゝまつり アマカミとよよ
すへらかみ ゆきすきのみや
やまうみと とみことたまは
はにすきの なめゑにつげて
ひとくさの ほぎいのるなり
 ホツマツタヱ二十七アヤ



最も初めに行われたのは、
トヨケカミ(ヒカシノキミ・ヒタカミのクニカミ・現東北地方)が、
モトアケのモロカミを祭るようになってからのことで、
ホツマツタヱ四アヤに「オオナメコト」として出典し、
この後、七代アマカミのイサナギ・イサナミの「ウイナメヱ」として
同四アヤに出典しています。
これ以降、「オオナメヱ」として定着していったものと推測されます。

「アユキワスキ」
アメツチ(天地)のカミを祭ることで、「オオナメヱ(大嘗祭)」での
ユキノミヤ・スキトノ(悠紀・主基)」との関連が深い言葉。
オオナメヱ(大嘗祭)では、社を東西に二社建てます。

・東側「ユキノミヤ」に祀られるカミは、
「アメトコタチ」と呼ばれる「コホシ」(九星)即ち、
中心に「ミナカヌシ」(初発の人類)及び「クニトコタチ」(初代アマカミ)を祀り、
周囲八座に「トホカミヱヒタメ」の八カミ(二代クニサツチ)を配し、合わせて九座。

・西側「スキトノ」に祀られるカミは、
「ウマシアシガイヒコヂ」といって、人体の生命、内臓・穀物を守る働き。
「キツヲサネ」(東西中央南北)と「アミヤシナウ」のソヒカミ(十一神)。   
三代アマカミ・トヨクンヌから七代イサナギ・イサナミまでの代々が祀られます。


をさむヰツヨの         
ミムスヒの ヰミナタマキネ   
モトアケお うつすタカマに   
アメミヲヤ モトモトアナレ   
ミソフカミ まつれはタミの   
トヨケカミ ひかしのキミと   
ミチうけて おおなめことも
 ホツマツタヱ四アヤ 

  

五代タカミムスヒのタマキネ(トヨケカミ)は、
革新的な変革を実行なさり、「ミムスヒ」とも尊称されます。
大宇宙の哲学的な凝縮の形態を「モトアケ」として整理し、
宮中に祭祀なさることで、大宇宙と国家の中心である宮中とのリンクを
敢然として完遂なさいました。
これにより、国家の根底の礎が強固に定まりました。
国家全体の利益のために、自らのヒタカミのことを少し外してまでの
「ヲヲヤケ」に尽くすお気持ちが世の人々に大きな感動を与えました。
哲学的世界把握を根底とし、世上の繁栄を祈念するための
「オオナメコト(大嘗祭)」を創始なさいます。
結果、人々の生活が向上し、安定を見ることができましたので、
「トヨケカミ」、「ヒガシノキミ」との尊称名でお呼びすることともなりました。


ひさかたの ひかりあれます   
ういなめゑ あゆきわすきに   
つげまつり みこひたさんと   
フタカミの みこころつくす   
あまのはら ソムホいますも   
ひとひとぞ おほすはめくみ   
あつきなり
    ホツマツタヱ四アヤ 

           

フタカミ(イサナギ・イサナミ)は、天下晴れて立派なアマカミとして、
冬の至りに「ウイナメヱ(大嘗祭)」を厳粛に執り行われます。
アマカミにご即位されての「アメツチ(宇宙全体)」に、
国民の幸せをお祈り下さる正式なお祭りです。
二つの神殿を黒木(樹皮を剥がない丸太)なりに建てます。
「ゆきのみや(あゆき)」は、コホシ(九星・天の中心とトホカミヱヒタメ)、
アメトコタチを祭ります。
「すきとの(わすき)」は人の命を護るもの、ウマシアシガイヒコヂを祭ります。
そうして、アマノハラ(ハラミノミヤ)にて御心尽くし政をお執りになられつつ、
皇子を温かくご養育なさり、十六年の歳月があっという間に過ぎてゆきました。


『縄文カレンダー』-2019年度版-




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