喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

旧暦9月✨縄文のククリはカサネ・ココ

2024-09-30 20:33:51 | ナメコト(行事)
中秋の名月から早半月、
秋分を過ぎたら急に秋めいて来ましたね
月の巡りはナカツキ(旧暦9月1日、西暦10月3日)、
新月が晩秋を知らせます。
日に日に日暮れが早くなる秋の夜長です。

旧暦9月9日は、九つが重なるカサネ・ココ!
この呼称がなんとも可愛い♡
ククリの日と言われますが、
ホツマツタヱには、
シロヤマカミ、ココリヒメとあります。
菊理姫の菊はココナと呼ばれ、ココリヒメとも読めますね





🔵ナカツキ:旧暦九月・西暦2024.10.3~

なづきみつぎの
ここなさき をほとしきくの
ちりわたこ ささげてまつる
くりみさけ
 トシウチニナスコトのアヤ


ナカツキの名称は、漢字では長月ですが、ヲシテ文字で表すと、
 ナ:成る・熟成など 
 カ:つながる・来たる・秋・赤・西・秋など 
まさに「秋」。
 ※ナカという言葉をヲシテ文字で感じて、
  イメージを言葉にあらわしてみてください!
野山には収穫の時期を告げるココナ(菊)の花が秋風に咲き揺れます。





🌓カサネココ【旧暦9月9日・西暦2024.10.11】

ながつきは おおとしつげる
ここのみは かさねここくり   
ひとよみき
   ミカサフミナメコトのアヤ


9月9日、「重陽の節句」とか、「ククリ」としてお祝いしています。
古代日本では、九(ココノツ)が重なる「カサネ・ココ」としてお祭りしていました。
 コ:固まる・安定してつなぐなど 
   のイメージから「結実・収穫」が感じとれます。
清々しさを感じる季節、ココナ(菊)の花が咲き、オオトシ(収穫)の時を告げます。

ココのミハ(キクノチリワタコ)とは、
ココナ(菊・実りの季節を告げるハナ)の香りを焚きしめた温かい衣服のこと。

また、コタネ(子種・赤ん坊)の成長過程においても、
九ヶ月目は目鼻形や声が備わる時期。
芳しい香りに包まれて、より良い結実を祈ります。

栗の季節💛捧げて祭る「クリミザケ」。
栗実酒?栗見酒?
どんなお酒だったのでしょうか?

参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/index.html
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2022版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。




縄文カレンダー2025版、
10月24日発送予定で現在進行中です!
追って正式にお知らせさせていただきます✨️
よろしくお願いします。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の名月(旧暦8月15日・西暦2024.9.17)

2024-09-15 20:19:44 | ナメコト(行事)
中秋の十五夜お月さま
古代縄文の先人たちも、この月を愛でていました。


【ハツキナカ:旧暦八月中】


かはにしそらの
をあけかみ はづきなかより
みめのとぐ にたこもちづき
ゐもはづき
  トシウチニナスコトのアヤ


西の夜空に天の川が架かります。
カのカミの守りです。
ヲアケカミとは天空の一光(ヲカミ・温1)を守るカミ。
秋のつるべ落としといわれるくらい、日に日に夕暮れが早まり、
秋の夜長の始まりです。

ハツキナカ(旧暦8月15日)よりミメカミ(メカミ・冷3)の涼やかさに空気も研がれます。
ミメノトグとは、ヲシテ文字から読み解くと、
「ミメカミの勢力が集まり来る!」イメージでもあります。


ニタコモチツキ【ハツキモチ(旧暦8月十五夜・西暦2024.9.17】

かのなめは あのあかりもる
ほつきなか みめにとぐつき
いものこの さわおいあいて
  ミカサフミ・ナメコトのアヤ


ニタコモチツキ(中秋満月)。
ミメカミ(メカミ冷3:ヲカミ温1)のとぐ、清々しく涼やかな夜空に美しく輝きます。
 :赤・秋・夕陽・西など 
 ・集める・足すなど 
 ・固まる・強まるなど
お供えはイモ(サトイモ)。
イモのコが沢山付いてくる事から実りの象徴としてお祝いします。
中秋の名月(十五夜・望)より秋もいよいよ深まりゆきます。




季節は秋の至りを迎え、の守りに入ります。
『ハツキナカ(秋分頃の満月・旧暦8月15日・西暦2024.9.17)より、
 ナカツキスヱ(立冬頃の晦日月・旧暦9月29日・西暦2024.10.31)』

満月を過ぎると夜空は輝きを増し、ヨルナミをうけて空気も涼やかになります。
ナカツキ(旧暦9月)には清々しく冴え、野菊が収穫の時を告げます。




「カ」カミカタチ(文字形)

まとかのなかの ミハシラは カのカミカタチ ミカサフミナメコトのアヤ

ウツホ(大気・空などア母韻)に響く、ヲカミのヒトヒカリ(一温・カ行父音)。
清々しくアカルキ姿形です。





参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎『縄文カレンダー2023版』
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする