ひふみの日。
冒険家石川仁ちゃんのお話会にいってきました!
おもしろかった~~!!!
仁ちゃんの冒険はほんとすごい!!
サハラ砂漠をらくだとともに半年かけて2700km歩いて単独横断!!
半年も誰にも逢わず砂漠にいると風にも名前をつけるそう 笑
都会で歩いていても、風が吹くと「まりちゃ~ん♪」といって戯れてるらしい 笑
砂漠が暑かったので涼しいところへと、、、アラスカのイヌイットと生活をともにしたり、高地アンデスで暮らしたりと、じんちゃんにとっては地球はほんとおもちゃ箱だね!
イースター島の秘密の話はとても興味深かったけど、秘密なので書けません 笑
てか、メキシコにはメヒコがいるように、世界中で秘密が守られ、一世一代で脈々と受け継がれているんだね~
葦船は葦を束ねて長い丸太状にしたものを2本のロープだけで右と左を螺旋に巻いてできてるんだって!!
昨年のお伊勢参りの葦船ひかりは全長12mで葦400束
全長17mの葦船マタランギはなんと1400束使用するそうです!!!
穂の部分も束ねてあるので、葦船は葦の種もいっしょに運んでいるし、
葦に付いたバクテリアもいっしょに大陸間を移動してる。
舟に付いたバクテリアと人の身体の中のバクテリアが無事に着きたくて、
危機の時には呼応して人をつかっているような気がする、、、
だからおいらは絶対に抗生物質は飲まない!!ってさ 笑
身体の中のバクテリアも大事な戦友なんだって
底の部分はおしりのように割れたくぼみになってて、
海の上だとそのくぼみから海流が生まれるそう。
海上の葦船にはバクテリアや海草も乗り組み員で、
そこに魚の群れが集まってくるので、まぐろも入れ食いなんだそうです。
葦船はエンジンももちろんなく、
大型の葦船だと漕ぐこともできない乗り物なので、
いきたいところにいく船ではなく、
いくべきところに運んでくれる船、、!
じんちゃんの話を聴いていたら、ノアの箱舟のイメージがずいぶんと膨らんだ!!
葦船は、他の船と違って船体が水を吸い込んで取り込んでる。
だからぜったいひっくり返らないし、揺れない!!
揺れないっていうのは語弊があるかもしれないけど、
水を邪魔者にしていないので、揺れ方がまるで違うんだよね!
伊勢で停泊中の葦船でお昼寝したとき、近くを船が通るとその揺れ方はまるで極上のゆりかごのようだった!!
さらに感動したのが、役目を終えた葦船は陸の上で竪穴式住居に変身するのだ!!
船のマストを柱にインディアンティピのように組んで葦で覆う。
中で毎日火を焚いて乾燥させれば充分暮らせる家にもなるのだ!!
縄文の海洋民族の暮らしが見えてくる~~~!!
葦船には本来大切な役目があって、船体に七つの石をしこんで、その鉱物である石に海からの手紙がメモリースティックのように転写され、到達地へとその情報がもたらされるんだそうです。
海はあらゆる大陸の情報が流れ着いて、パワースポットも移動してるそうで、
鯨が唄をうたっているところは海のパワースポットなんだって!!
情報の内容は人間にはわからなくていいんだって、、。
葦船も人も郵便配達人なんだそうです。
お伊勢参りで伊勢神宮に正式参拝した葦船ひかりですが、じつはそのあと、ひかりが運んだメッセージが「ひもろぎの里」に届けられたのでした!
その裏ご神事の模様はまたの機会に!!
いまはちょうど葦刈りのシーズンなんだそうで、2月にじんちゃんたちの葦刈りが開催されるそうなんで、私も参加しようと思います♪
いっしょにどうですか~葦船、、おもしろいよ!!
仁ちゃんが代表を務めるカムナ葦船プロジェクト
http://kamuna.net/
太古の智慧とは、自然と共に生きること。
人間が自然の一部なら、物質文明も自然の一部です。
今あるテクノロジーを切り捨てて、原始的な生活に戻るのではなく、
太古の智慧とテクノロジーがともに手を取り合える未来に私たちは、いま旅立とうとしているのではないでしょうか。
そんな未来への手紙を葦船にのせて海を越えていこう。
このプロジェクトはそうした思いから生まれました。
黒潮は、北太平洋を大きく時計回りに海流循環しています。
この海流に乗れば、古代でも船は比較的楽に航海が出来たとされています。
「カムナ葦船プロジェクト」では、日本で建造した葦船で太平洋横断の実験実証航海を計画中です。
この航海には、石川 仁の他、マタランギ号に参加したボリビアとイースター島出身のクルーが乗り込み、古代の航法でアメリカ西海岸を目指します。
まずは試作船で日本各地の港を巡り、次に改良型長期航海用葦船で経験を積み、最後に太平洋横断の実証航海を実現させていきます。