地球の歩き方を1冊持っただけで、何も調べずに行ってしまったイポー。
鍾乳洞で汗を流したあとは、取り敢えずイポー駅の見学に向かいました。
イポー駅はマレー鉄道の駅で、クアラルンプールから北に向かうと、このイポーを通ってバターワースまで行きます。
そこで列車を乗り換えるとタイのバンコクまで行けるらしいです。
南に向かうとKLからマラッカ方面を通り、シンガポール手前まで行けます。
私たちがマレーシアに来た当時はシンガポール駅まで直通でしたが、
今現在はもうマレー鉄道のシンガポール駅は廃止されています。
クアラルンプール駅も美しいですが、イポーの白亜の駅舎も美しいです。
駅前に何にもないため、遠景も撮れます。
駅の周りには何もありませんでしたが、ここには時刻表がありました!
いや、KTMコミューターの駅(スバンジャヤとかKLセントラルとか)には、時刻表ってものが無いんですよ!
信じられます?駅のどこにも時刻表が無いんですよ?! どんどんやってくる訳でもないのに!
イポー駅には時刻表はありましたが、でも1日の本数が10本でした。そんな少ししか走ってないんですね。
まぁ、時刻表はあるけれど30分遅れとか1時間遅れとか、そんなこともザラらしいですけどね。
聞くところによるとインドなんかだと3日遅れとかもあるんですって?それってどういうこと?
さて、イポーはその昔、錫(スズ)で栄えた街なので、古くて由緒正しそうな建物がたくさん建っていました。
ツーリズムセンター(観光案内所)の標識があったのでテクテク歩いて行ったのですが、
1時間のお昼休み中で閉まっていました。これは痛かったですね。
特に観光の街として栄えているのではない場合は街が観光用に出来ていないため、
何も調べて行かなかった場合、非常に辛い街歩きになります。暑いしね。
それなのでなんの建物なんだかよく分かりませんが、古い建物群でもどうぞ。
駅前に建っている建物。
裏から見てもきれい。
時計台とその向こうのモスク。
植物に浸食されて、このままだと崩壊しそうな建物。
1時間ほど駅周辺を歩いたあと、宿泊先のフレンチホテルに向かったのでした。
お昼を食べたら昼寝だ昼寝だ。だって暑くて昼寝しないとやっていけないのよ~。 つづく。