スンガイレンビンには2つの人気アクティビティがあります。
1つは夜明け前に林明山に登り、日の出と雲海を見ること。
もう1つはレインボーフォールと呼ばれる、虹のかかる大きな滝を見に行くことです。
レインボーフォールで虹が見られるのは一定の時間帯であるらしく、それに気軽に個人で行ける場所ではありません。
まず朝5時に集合して四駆の車で1時間山を登り、その後50分のトレッキングをして、やっと滝にたどり着くそうです。
その50分というのも、写真を見たら山道を歩いたり河原を歩いたり、腰の辺りまで水に浸かって川を渡っている写真まであって、
まぁ私には無理というか「嫌だ」ということで山に登ることにしました。
前にも書きましたが、こちらの登山というかハイキングは日の出を見ることに重きを置いているようです。
しかし林明山に詳しい日本人のブログを見つけたところ、日の出から1時間位経ったあたりの方が雲海がきれいに見えるとのこと。
これは良いことを聞いた!これ幸い!と朝の弱い私は『日の出はいいから雲海を見る登山』にしてもらいました。
こちらは旅行社に頼まなくて個人で行けます。
登山口が町の中心地すぐそばです。
さて、朝7時頃登り始めました。降りてくる人ばかりです。
初めはこんな階段で始まりますが、これが急で見えなくなるまで続いている。
前日夕方から強い雷雨が長い時間続いて山道のことが心配でしたが、ここはほぼ階段や石段で登るようになっているので登る事ができました。
ただ、271メートルと高さはないものの、登山道のほとんどがほぼ真っ直ぐ頂上まで続くような階段です。年寄りには辛いです。
勿論バトゥケイブのように真っ直線ではありませんが、バトゥケイブが272段なのに比べて、こちらは1100段と言われています。
段数を見ると嫌になりますが、階段じゃなければ急過ぎて登れません。
だいたい45分程で登れると書いてありましたが、ゆっくり景色を見たり写真を撮りながら1時間位で登りきりました。やっとです。😰
それではブキッパノラマからの景色をどうぞ。
それではブキッパノラマからの景色をどうぞ。
藪の中から初めて視界の開けた場所。
Sgレンビンの町。中央を流れる川に虹がかかっているのが見える。
だいぶ登って来ました。
山にはシダ類が多かった。
頂上から少し右手に下って歩いて行くと、鍾乳洞のある山の上部がぽっかりと浮かぶように見える場所がありました。
幻想的です。
登り始めて早々に、前日ホテルで知り合ったチャイニーズたちが下りてくるのに出会って、
「遅すぎる!日の出が素晴らしかった!」って言われたけど、そうですね、もうちょっと早くても良かったかも。
でも日の出を見るためには懐中電灯とかヘッドランプが必要だし、雲海も暗すぎていい写真が撮れないとも聞いたので、雲海目的には良かったと思いましょう。
ただね、もう暑いのよ。😭
ちなみに頂上にはこんな看板がありました。
たったお菓子一袋分のカロリー消費するのにこんなに大変なんだ。
お菓子食べるのやめるよ・・あっ!林明ビスケット大量に買ってきちゃった。😫
登山口はこちらです。平日だったらすぐそばに車が止められます。