ケリーズキャッスルに続く・・・と書いてからもう何日経ったことか。27日経ってますね。
やっとケリーズキャッスルです。
ケリーズキャッスルというのは、イポーの南約40kmのプランテーションの中にあるお城です。
これは英国統治時代の19世紀に、ゴム農園主・ウィリアム・ケリー・スミスが自身の居城として建設を始めたものなのですが、
建設途中にスミスが病で突然に亡くなり、広いプランテーションの中の丘の上に、建築途中そのままの姿で残されているものです。
日本のNHKドラマ「セカンドバージン」の映画版のロケ地となっていたようですね。
そのドラマも、そして映画も見たことはないんですが、日本のみなさんにはどんな風景に映ったでしょうか。
幽霊が出るという2階の廊下
裏に建つ建物と中庭の井戸
このお城には少し離れたインド寺院まで続く秘密の地下通路があるそうですが、
その通路は入り口付近だけ残して閉じられていました。
この井戸は、その地下通路の換気口としての役割も果たしていたそうです。
なぜ地下通路の先がインド寺院なのか、スコットランド人のスミスはヒンドゥ教徒だったのか訊いたところ、
プランテーションで多くのインド人が働いており、スミスとの主従関係が大変良かったらしいです。
彼がヒンドゥ教徒であったわけではないそうです。(とインディアンが言ってました。本当かな?)
ところでこのケリーズキャッスルは最近になってこのようにきれいに整備されたそうです。
会社で働いているイポー出身の40代の中華系男性は、
中学生の時に荒れ放題で橋もかかっていなかったこの場所にみんなで来て一晩泊まったことがあるそうです。
なんと!幽霊が出るというのに。
まぁ世界各国、中学生男子のやることといったら、どこも同じですね。