JINX 猫強

 オリジナルとかパロ小説とかをやっている猫好きパワーストーン好きのブログです。
 猫小説とか色々書いています。
 

頑張るイクラ

2007-04-25 01:57:40 | 
 火曜日は「イクラ」の通院日。
 最近は仕事を初め、時間があまりないという飼い主の一方的な事情により、私が帰るとゲージに押し込まれ(それも、あまりお気に入りとはいえない狭いゲージ)いざ、出発。
 でも、猫は賢い。
 だから、自分のこの体調だと注射をされる、ということは解っています。
 でも、今の体調がその注射の力もあるということは理解しているのか、いないのか…。 
 だから、子供が病院へ行くのを嫌がるように最近は隠れたり、ゲージに入ることを断固として拒んだり、です。
 でも、それが猫の悲しさです。
 いくら普段は「イクラ」ちゃま、とヨイショされてもやはり人間がその気になれば捕まって、ゲージの中に押し込まれるしかないんですね。
 でも「イクラ」はゲージの中で抗議の鳴き鳴き攻撃をするわけです。
 通り道で鳴き、バスの中で鳴き…。
 家の中では鳴かないくせいにッ。

 すったもんだで家に帰り着いても「イクラ」さんは不機嫌です。
 威張ってご飯を請求し、水をのみ、そして家の中でウロウロ…。
 こういうとき、迷惑をするのが「ギャー」
 いつもはなんでもないことで猫パンチをされ、噛み付かれ…。
 ですが健康体の「ギャー」も負けてはいません。
 いつの間にか取っ組み合いの大喧嘩…。
 さて、これは見ていて放置しているのは動物虐待になるのかな、でも止めたら止めたで、なんか動物のプライドを傷付けるような気もするんです。
 だから、ちょこっと思案しながら「元気だな、病院いったばかりなのに」と、思いながら「イクラ」の首筋から腕まで点滴の薬液が残っているのを思い出し、慌てて引き離しです。
 でも、喧嘩の真っ最中の猫を引き離すのは危険です。
 それで16針縫った人を私は知っています。
 ちゅうことで猫の鳴きまねをして引き離しました。
 どういうわけかウチの猫たちは私の猫マネに反応します。
 なんか、とんでもない猫語で脅かしたのかもしれない…。