「やめッ、いっ…」
内壁から全身を駆け巡る快楽に、氷河は枕にしがみ付いた。
氷河は午後7時過ぎに帰宅し、すぐに一輝にすぐにバス・ルームに引き摺り込まれ、寝室に入っても休むことなく挑まれ続けている。
計8時間――。
正に疲れを知らぬ肉体とは、一輝のためにある言葉に思える。
「あッ、あッ…いっ、き…」
駆け抜ける快楽に、氷河は身悶えた。
声を放ち続け、呼吸困難になりかけている。
「なんだ、氷河」
苦しげな訴えに、なにを勘違いしたのか、一輝が苦役から解放されたばかりの果実に手を伸ばした。
「違う…いっき…」
一輝の手から逃れようと、氷河は身を捩り、知らぬ間に一輝の欲望を締め上げてしまった。
「氷河…」
一輝が擦れた声を出し、腰を左右に振りたくっている。
――もうダメだと心中、氷河は呟いた。体力では一輝には適わない。
たかが「ジジイ」の一言にムキになり、8時間も氷河の身体で持久力を示そうとしている。
バカに付ける薬はないというが、体力バカの一輝にも付ける薬はない。
こういうバカの神経を逆撫でするべきではなかったと思うが、遅い。
掌中で形を変えた果実が、透明な液体を滴らせるのを確認したように、一輝は氷河の内部に己が精を解き放っていた。
「続く」
内壁から全身を駆け巡る快楽に、氷河は枕にしがみ付いた。
氷河は午後7時過ぎに帰宅し、すぐに一輝にすぐにバス・ルームに引き摺り込まれ、寝室に入っても休むことなく挑まれ続けている。
計8時間――。
正に疲れを知らぬ肉体とは、一輝のためにある言葉に思える。
「あッ、あッ…いっ、き…」
駆け抜ける快楽に、氷河は身悶えた。
声を放ち続け、呼吸困難になりかけている。
「なんだ、氷河」
苦しげな訴えに、なにを勘違いしたのか、一輝が苦役から解放されたばかりの果実に手を伸ばした。
「違う…いっき…」
一輝の手から逃れようと、氷河は身を捩り、知らぬ間に一輝の欲望を締め上げてしまった。
「氷河…」
一輝が擦れた声を出し、腰を左右に振りたくっている。
――もうダメだと心中、氷河は呟いた。体力では一輝には適わない。
たかが「ジジイ」の一言にムキになり、8時間も氷河の身体で持久力を示そうとしている。
バカに付ける薬はないというが、体力バカの一輝にも付ける薬はない。
こういうバカの神経を逆撫でするべきではなかったと思うが、遅い。
掌中で形を変えた果実が、透明な液体を滴らせるのを確認したように、一輝は氷河の内部に己が精を解き放っていた。
「続く」