吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

泳ぎ納めをしてきました

2012-12-27 22:56:11 | インポート
今朝の、私の出勤時の気温はマイナス11℃だったのですが
風がなかったため、昨日より少しはマシ。
でも、マイナス11℃はマイナス11℃なので、当然寒い。

私は普段、自宅から駅の構内を抜けて勤務先へ向かうのですが
実は、それは「歩きやすさ」で選んでいる、遠回りな行き方で
実際には、駅の傍にある歩道橋を抜けた方が5分ほど早いのです。
たかが5分といえど、朝の5分は大きい。

なのに、何故わざわざ遠回りをするのかというと
歩道橋には、駅周辺の飲み屋で悪酔いしたらしい人々の切ない痕跡が
所々に残っている(或いは、散っている)場合が多いからです。
歩道橋の階段の昇り口で発見できれば良いのですが
酔っ払いさんたちも、ギリギリまで頑張るのでしょう。
でも、踊り場や、階段を上りきったところで、ほっとして気が緩むのでしょうか
込み上げる切なさに、耐えきれなってしまうのでしょう。
朝っぱらから、そんな不愉快なものを見たくはないし
そもそも、ところどころに落ちている切ない痕跡の数々を避けながら
そろりそろりと歩くのも、なかなか大変です。
ですから、普段は駅の構内を通っているわけですが
今朝は、ひどく寒くて、しかも急いでいたので
歩道橋を使って出勤することにしたのです。

歩道橋の前に立って、私は一瞬後悔をしました。
だって、これ。
のぼり.jpg
あちこち凍ってツルツルのでこぼこ。
滑って転んだりしたら、ものすごく痛そうです。
でも、今から駅へ向かったら、それでなくても遠回りなのに
更に余計に時間が掛かってしまいます。
急いでいるのに、そんなことは出来ません。
私は意を決して、歩道橋の手摺に手をかけました。
すると、なんと手袋が、手摺にくっつく感覚が…。
冷凍庫の氷に直接触れると、時々指がくっつくことがありますが
あの感じが、手摺と手袋の間にありました。
それだけ冷え込んでいるのです。

一歩一歩、慎重に階段を上り(←これだけでもタイムロス)、ようやく上に辿り着き
(流石に、酔っ払いさんたちは、こんな状態の階段を上ろうとはしなかったらしい)
橋を渡って、下りの階段を上から見下ろしたとき、私はさっきよりも後悔しました。

だって、これ。
おり.jpg
一体、何処を歩けば安全なのだろう。
うっかり足を滑らそうものなら、一気に下まで滑降してしまいそう。
こわ。
そろりそろりと、用心深く足元を確認しながら階段を降り
ようやく下に辿り着いたのは、予定の時間をかなり過ぎた頃でした。

駅の構内を抜ければ良かったー。



さて、今日はやっぱりどうしても我慢が出来なくて、泳ぎ納めに行ってきました。
朝、いそいそとプールの準備をする私の後ろで、さっちゃんがキレ気味に
「プール、いかないよ!」
と、騒いでいましたが、構うものか。

年末で、しかもこんなに寒い日だもの、思った通り、プールはとても空いていて
あんなに嫌がっていたさっちゃんも、すっかり上機嫌。
こうして私たちは、2時間半、た~っぷり泳ぎました。