鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

伊根の船屋

2024年11月10日 | 旅行、散歩

間人から伊根に着きました。

伊根は丹後半島の先の方で天橋立の北になります。 船屋で有名です。

ここの撮影旅行です。

 

ここは船乗り場です。 バイクで来ている人が多いです。

 

今からこの船に乗ります。

 

船からは船屋が見えます。 波が静かなところなので、家に船を入れるところがあるのです。

 

良い感じの船旅です。 というのは嘘。 旅ではなくて撮影会です。 カメラを構えて必死に写します。

 

ちょっとホワイトバランスを変えて撮ると夕景の様になります。 実際にかなり夕方だったのですけれど。

 

ジャーン、 かもめ登場

 

かもめが何かくわえています。 カッパえびせんです。 船から撒いているのです。

かもめが寄ってきて、えびせんをくわえた瞬間です。 このタイミングで写すのは至難の技。 私の腕の凄さに我ながら感心、なんて言っちゃって、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるという所でしょうか。

私は28mmのレンズ一本しか持ってゆきませんでした(ライカのレンズはこれしかないので)。

ですから、この写真は思いっきりトリミングしてあります。 こういうところは望遠で狙う方が難しいかもしれません。

 

こんな感じで、かもめが寄ってきています。

 

逆光でこんな写真はいかが、 ダンスをしているみたいです。

 

この写真の方が良いかな?

 

逆光で暗く撮ると光の道が写りました。 

 

順光で反対側を写すとまったく感じが変わります。 少し色を濃いめにして空の雲を強調しました。

 

伊根の船屋は? と言われそうなので、船屋も撮っています。 最近は船屋をカフェにしたり、船屋風のカフェを作ったり観光客に喜ばれるようにしているそうです。

 

横を他の観光船が通りました。 船の後ろにかもめ群れがついて行っています。 実際にこの光景を見たら驚きますよ。 動いている船とかもめが一塊になって進んでいるのはとても迫力がある。

すると、うちの船頭が、この船も餌を撒いているとこはこうなっていたと思いますよと言っていました。

ちなみに、餌のカッパえびせんですが、色々の食品を試したのですが、カッパえびせんが一番と言っていました。

 

漁船の横を通って

 

船頭さんの船屋で下船しました。 この船屋は床を作って船が入れなくしてあります。 ここでは店をやっていませんが、喫茶店にしているところがあるわけです。

 

隣の船屋は船が入れる様になっていました。

 

あらためて船屋から海を見ると、月が出ていました。

 

船屋を出て家並みです。 昔の雰囲気はあるのですが海から見ないと船屋とはわからない。

 

家の隙間から海が見えます。

 

雰囲気のある店を写して

 

昔ながらの電灯も写して

 

伊根にさよならをしたのであります。

これで、刀作りから間人での食事、伊根と、この旅は終わり。 暗くなった天橋立を横目に見ながら、京都駅前まで渋滞の道路をとおって、強行軍でした。

おわり

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間人で食事

2024年10月28日 | 旅行、散歩

丹後半島の刀鍛冶で

刀の展示場の机です。 大きな木をレジンで固めてある。 これはすごいテーブルだと思ったのでした。 レジンが青いので海の様に見えるし、木の割れ目は川の様に見えました。

 

さて、そのまま海に向かうと

日本海が見えてきました。 間人(たいざ)付近です。

 

遠くに船が見えています。 もっと遠くは韓国か北朝鮮か?

 

こんな建物がありました。 何だと思います?

レストランなんですね。 看板も何もない。

 

ドアの取手は鹿の角でした。 マニアック!

 

中はカウンターになっていて、外の景色が一望できます。 先ほどの船も写っている。

とても、瀟洒な感じの良い店です。

 

 

前菜 地元の野菜

 

これはジビエです。 鹿肉とか何とか、忘れたけれど、全部違う肉。

 

メインはステーキです。 少し食べてしまったけれど、、、

 

食べ終わって、窓際のワイングラスを撮影した瞬間、外にトンビが写りました。 まさに偶然です。 撮ろうと思って撮れるものではない。  

 

食べ終わって、改めて海を撮影。 波は荒くないけれど、岩に打ち付ける波の音がよかった。

 

間人で昼食と聞いて、絶対に魚料理だと思っていたら、なんとステーキでした。 とてもよかったけれど。

そして、食事中に音楽をやっている人と親しくなったりして楽しかったであります。

 

さて、これからツアーは伊根に向かいます。

崖っぷちの曲がりくねった道を走ります。 

ずいぶん昔に、職場の旅行で観光バスでこの道を通ったら、皆車酔いして、途中でバスを停めて外に出て道端で、、、、、

の覚えがあるので酔わないか心配したのですが、運転手さんが上手なのか快適です。

 

もう経ヶ岬の近くです。

 

レーダーです。 自衛隊のレーダー基地です。 北朝鮮やロシアの方に向けているようです。 運転手さんがこの横はアメリカ軍の基地があります、と言っていました。

 

ここから船屋で有名な伊根に行きますが、まだまだ道のりがありました。

 

次回は伊根

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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日本玄承社(刀鍛冶屋) 日本刀を作る その2

2024年10月24日 | 旅行、散歩

刀鍛冶です

 

真っ赤に焼けた鉄では温度が低い。 ほとんど白く輝く鉄を取り出して

 

鉄の槌で叩く。 頭上から振り下ろして叩いています。

 

火の粉が飛びます。 カメラを連写にしていないので、このタイミングでシャッターを切るのは難しい。

 

しばらく叩いたら、草?をつけて、

 

また炉に入れます。

 

炉からは火の粉が散っています。 なんとか格好良く写したい。

 

また叩きます。 今度は2人で叩いています。 叩くタイミングの合図は座っている人が右手で持っている金槌で音を出して指揮しています。

 

また、炉に入れて、という作業が繰り返されます。

 

これは、鉄を折り曲げるために、左の人が楔を持っていて、楔を叩いて折れ目を入れて折り曲げるのですが、曲げるのにも高温なので、手ではできない。

 

鉄の端を大槌で叩いて曲げます。 折る様に曲げるのですから、一回では無理で何度もこういう作業して折り曲げて

 

また叩きます。 すごい火花でしょう。叩くごとにこれぐらい火花がでます。 後はシャッターのタイミングのみ。

動画も撮りました。 音も入ってそれはそれは凄いです。

こうやって日本刀ができてゆきます。

 

こんな、山里で日本刀が作られているのです。 見学にはお金が要ります。 びっくりするほど高かったのですが、伝承技術を継承してゆくには仕方がないでしょう。 ここに行くには自家用車か、自転車? 多分、外人用の観光バスにはここもコースに入っているかもしれません。

 

では、ありがとうございました。

 

昼食は間人(たいざ)に向かいました。 昨日、間人ガニが有名と書いたら、昨日のニュースで、間人ガニの偽物が出て地元では苦労しているとの事でした。 偽物が出るほど間人蟹は有名なのです。

 

つづく

 

 

 

 

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日本玄承社(刀鍛冶屋)

2024年10月23日 | 旅行、散歩

日本刀を作る

日本刀です。 これは短めで刃先が尖っています。

 

こちらは長い

 

波紋です。

こういう日本刀を作っているところを見学撮影会です。

 

渋滞の京都縦貫自動車道、止まるほどの速度で着いた所が、間人です。 

 

間人を読める人〜〜  京都人ならこれは読めるけれど、間人(たいざ)と読みます。 間人と聞けば、うわー、京都の端だと思うほど京都市からは遠いのですが、京都府です。 ここは間人ガニが有名です。

 

海の手前の農村です。 丹後半島を横切ったのですが、人里離れているとばかり思ったのですが、意外と大きな山はなく、あちこちに集落があり、集落というより町があり、丹後半島はたくさん家があるんだと思いました。

この先の家が刀鍛冶の作業場です。 撮影会なのでカメラを担いでぞろぞろ歩いています。

 

家に入ると大きな暖簾があって、これをくぐると

 

この部屋は展示場でした。 小物も売っていました。 でもね、小さな小刀でも万の単位で高級なのです。

 

木の刀が置いてありました。 多分、ここに刀を作ってもらう、注文するときの参考のために色々あるのだろう。

 

刀鍛冶の親方です。 若いです。 この方を含めて若い方3人で刀を作っていて、日本伝来の方法で刀を作る伝承工法を守るつもりで頑張っているのです。

後ろの小屋が、刀を作っている作業場で、火を使うので別棟になっています。

 

炉です。火が入っていて、鉄が真っ赤に焼けていると思っていたら、まだ火がついていない感じ。 右の人が燃料、炭? を入れています。 種火は下にある様です。 左の人が左手で吹子を動かしています。 電動の吹子もある様ですが、こういう時には伝統の工法で行う。

 

火が大きくなる間、刀作りの説明をしてくれます。

この上に乗っている鉄が刀の材料です。 この日本刀用の鉄は、買える場所と期間が決まっていて、日本全国の刀鍛冶は必ずそこで買っているとのこと。 そこは鳥取か島根か聞いたけれど忘れたのですが、むかしから多々良が取れる場所で、3月ごろしか買えないとのことでした。

これを熱して、叩いて粘りを出して刀を作るのです。

 

説明の間を飛ばして、これは刀に泥を塗って波紋を作る説明です。 泥の塗り方でいろいろな波紋ができる。 泥も2種類使っている。 室町時代の波紋とか安土桃山時代の波紋とか、客の注文に応じて波紋を決めている様です。

説明する姿にも熱が入っています。

 

かなり炎が上がってきました。

 

皆、写す気満々です。

 

炭が真っ赤になって、右手で持っている材料の鉄もかなり赤くなってきた様です。 周りに立っていても暑い。 この方は相当暑いはずだ。

 

真っ赤になった鉄をこの槌で叩くのですが、持たせてもらったけれど、とても重いです。 頭の上にあげるなんて私には無理でした

いよいよ、たたきが始まります。 火の粉が飛びますから気をつけてと声が飛びます。 ちなみに化繊の生地だと火の粉で穴が開くことがあるので、綿系統の服装でと言われています。

 

つづく

 

 

 

 

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名古屋 二葉館と撞木館

2024年10月10日 | 旅行、散歩

名古屋です。

名古屋 文化のみち などがございます。

 

名古屋駅から地下鉄桜通線で高岳に、

そこから歩きます。

 

うどん屋発見。 車もいっぱいで人気店のようだ。

 

味噌煮込みです。 きしめんです、美味かった。

 

行った先は、二葉館  綺麗な洋風の建物です。 

 

ここは、日本で最初の女優と言われた川上貞奴の屋敷。 福田桃介と暮らしていた家です。

川上貞奴ってすごいんですね。中でビデオを見たら、日本だけではなくアメリカ、ヨーロッパでも公演していてパリ万博ではマダム貞奴として一躍有名になったとか。 明治の時代にです。 そして、桃介亡き後は電力事業も引き継いで水力発電所をいくつも作っているんです。

 

中に入るとステンドグラスが綺麗です。 この椅子に座って

 

目の前の螺旋階段を見たりして。

 

丸くなった窓際のステンドグラスも綺麗。

 

上から見ると、こんな感じ。

 

螺旋階段を上から見ると幾何学的に美しい。 なお、エレベータもあるので足の悪い人はこの階段を使わなくても良い。

 

この家の奥の方は和室になっています。 畳の部屋がいくつもありました。

 

本箱には貞奴関係の本が並んでいました。 春の波濤はNHKの大河で、貞奴役を松坂慶子さんがやったんだ。

さて、建物を出て数分歩くと

 

撞木館です。 旧井元為三郎邸だとか、よく知りませんが輸出陶磁器商だったそうで、お金持ちの家です。

 

横に入ると、正面の建物の後ろは和風の家です。

 

茶室もあります。

こういう洋館建築の後ろに和室があるのが、この頃の建築の特徴なようで、桑名の六華園もそうでした。

 

2階です。 ステンドグラスがある部屋に色々陳列してありました。

 

陶器商だけあって、陶磁器が多いです。

 

後ろの和室にゆくと、長い縁側が続いています。 昔の親戚の家はこんな感じで、たくさんの雨戸を閉めたり開けたり大変でした。 懐かしい景色です。

 

洋館の一階は喫茶室になっていました。

 

ここで、コーヒーですが、私の後ろ、このBoseの音色がとても良い。 音楽もよかったのでしょうが

とても心地よい時間を過ごせました。 Bose恐るべしであります。

 

この瀟洒な玄関から外に出て、名古屋におさらばです。

帰りは新幹線だったのであっという間に京都でした。

 

おわり

おまけ

桑名 六華園です。

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