政治のことはよくわからないのだけれど、アメリカで、トランプ氏が大統領になりました。
ホワイトハウス 長年のうちには私もここまで行ったことがあるんだと、写真を探し出しました。
まあ、すごいねの一言です。 就任式には歴代の大統領が出席している中で行われ、前大統領への批判なども平気で言うし。
方針は単純明快、「アメリカ・ファースト」である。
そして、40ほどあった大統領令にサイン、 その中でもパリ協定の離脱、WHOからの脱退はあっという間にサインした。
そして、がんがん燃料を燃やせと強調している。 自動車の排気ガス規制も緩めるようですし風力発電のリースもやめる。
バイデン大統領が出した78の大統領令を撤回していますし、ここまで一気にやるかという感じ。
政府職員も1000人ほど首を切り、自分の政策に賛成している人を雇用するという。 これは、バイデン大統領の時でも4000人ほど首を切っているらしくて、新しい政策をするのに反対する人がいると進まないので、アメリカでは大統領が変わると当たり前のように行われているらしい。 そのために、改革が早く進む。 日本の官僚が政治家を支配しているのとはかなり様子が違いますね。 まあ、取り巻きがイエスマンばかりになると問題があるのですが、国民からの支持が多かったので大統領になったからで、その政策には国民が納得しているということでしょう。 公約をすぐ実行させるために、そのための人材を集める、考えたら当たり前のような気がします。
大統領令にサインしている時に、メディアからの質問に対して、明確に答えを出している。 「それはする」「それもする」「それは検討していない」など一言で済ましている。「その件に関しては、持ち帰って深く検討したいと思っています」などダラダラした返事はない。
私が気に入ったのは「政府が認める性別は男性と女性の2つの性のみとする」である。 この当た前のことが変に動き回っていて気持ち悪かったが、これですっきりした。 まあ、政府が認める性別ということなので、民間ではどうするかの猶予は与えてあるような気がしますけれど。
なにせ、何事も答えがシンプル。 基本がアメリカ・ファーストなので、 この人と対応してゆくには難しいでしょう。
年齢から考えて、多分4年だけでしょう。 その間にアメリカが、世界がどう変わるのか、恐ろしいかもしれない。
遠くに就任式が行われた連邦議会議事堂が見える。
ホワイトハウスは手前のワシントン記念塔から左の方向で、画面に写っていないが、すぐ近くである。
大昔1984年に飛行機から写した。