HNモジュール自体は、規格に合わせて誰でも作れるのですが、仲間がいないとモジュールを繋いで運転会を行えません。
仲間を集めるのはモジュールを作るのより難しいのです。 そこで、私たちHNモジュール大阪が、どうやってできたのかを書いています。
前回は大阪合運になんとか参加させてもらった話を書きました。
その後、モジュール仲間の家や会議室を借りたりして小じんまりとした運転会を開きましたが、また、翌年の大阪合運に参加させてもらう事ができました。 この時も各クラブの方々に後押ししていただいて、ありがとうございました。
この時の配置図です。 メンバーは、JAMに参加していた人を誘ったり、以前からの友人も加わり5人になっていましたが、都合で4人参加でモジュールは13台です。 これが第4回の運転会になります。
コの字型の配置です。
保津峡のモジュールです。
保津峡の続きです。 このようにモジュール2台で連続した景色を作ったりだんだん情景が充実してきました。
こちらも同じ人の作品で、高千穂の橋梁です。 これも2台で一つの景色です。 もう素晴らしいとしか言いようがありません。
保津峡と高千穂のカーブが素晴らしい。 こういうSカーブができるのもHNモジュールの特徴で、オーバル系の線路配置では不可能です。
これは、ナローです。 ナローの線路は駅の部分だけですが、本線にナローの鉄道がつながっているとの設定。 一部は3線レールも使用。 HNモジュールをナローは走れませんが、この辺りだけを行ったり来たりでも雰囲気が出ます。
HNモジュールは自由度が高いのです。
前年からも木橋もグレードアップ。 緑が濃くなり、いかにも実感的になっています。
加悦桃駅に現れたのは、ゆうえんさんの自作の機関車。 HNモジュールに乗り入れです。 さすがに均整がとれて引き締まった美しい機関車です。
農家のモジュールを編成で通過。 モジュールの作者としてもこのような列車を乗り入れて貰えると嬉しい。
とても似合います。
そして、高千穂橋梁へ、良いでしょう! 車両がモジュールを引き立たせるし、モジュールが車両を引き立たせる。
そして、これが走っている。 生きている。
HNモジュールは、景色だけじゃなくて車両も引き立たせるし、走っているので実に実感的なのです。
入江のモジュールも昨年は石膏丸出しでしたが、能登の雰囲気が出ている。 DE10はどなたの所有かわかりませんが、こうやってウエザリングしてあると、実に景色とよく溶け合います。
ということで、 HNモジュール大阪のメンバーが少し増え始めたのと、一人で何台もモジュールを作りたくなるので台数も増えたし景色のバリエションも増えてきました。
そして、他の鉄道?から車両が乗り入れることも、素晴らしい鉄道風景を作ることになります。
HNモジュールの世界が分かってきていただけたでしょうか?
さて、大阪合運への参加はこの年で終わります。建物の廊下での展示なので管理上都合が悪いので、次年度からの参加はなし。 しかし、他のクラブの方に教えてもらった施設の会議室を借りてHNモジュール単独での運転会を開催することができるようになりました。
貸し会議室はたくさんあります。 価格の点で公営のものが安いのですが、その気になって探せば場所はある事がわかりました。
つづく
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