お父ちゃんの友人には、想像を絶するタフな人や、人間離れした
ユニークな人がいます。
ここチェンマイに住んでいると、日本では到底お友達になれなかったような
人といとも簡単に知りあいになれる。
そんな摩訶不思議な街が、チェンマイなんですよ。
今日はそんなチェンマイで知り合った友人のお話を・・・・・・・・。
約1ヶ月前、友人はバイクに乗り大通りを走っていた。
そこへ横道からいきなり車が飛び出してきた。
その車を避けようとして、友人のバイクは転倒した。
結局、車とは接触事故にならず友人がバイクで転んだだけ、ということになった。
転倒した際に、友人はあちこち打撲傷をおった。
ここで、通常は病院に行くわけだが、友人は頑として病院には行かず
自分の体の治癒力だけを頼りに治そうと試みた。
事故当日、友人と会い一杯飲みながら事故の話を聞いた。
翌日、友人と会ったら 「脇腹が痛い、どうやらひびがはいってるようだ」 と言う。
「昨日、酒を飲んだのが悪かったらしく、今日は痛くて仕方がない」 とも言った。
この日から、友人は酒を断った。
酒好きな友人としては、見事な決断であった。
それから、1週間が経過、友人は禁酒を守っている。
脇腹の痛みも少しづつではあるが、回復に向かっているようだ。
お父ちゃんは、もう一度言ってみた。
「病院に行けば」 って。
しかし、友人は 言った 「行かない」 と。
それから、2週間が過ぎた。
友人は、好きな酒、好きなスポーツ、好きなサウナ
この全てを断っている ・・・・ そうだ。
それからまた、1週間が過ぎた。
お父ちゃんは、聞いてみた。
「どう、具合は?」 ・・・・ と。
友人は言った。
「うん、だいぶ良くなってきた、あと少しだな」 ・・・・・ と。
それから、しばらくして友人とあったので聞いてみた。
「何時頃、飲めるようになるの?」 ・・・・・ と。
すると友人は言った。
「あと5日で飲めるようになる」 ・・・ と。
「なぜ」 って聞いたら
「事故から1ヶ月目だから」 ・・・・・ と友人は言った。
友人には、友人なりの病気や怪我を治す為の ポリシー が
あったようだ。
けっして、病院が嫌い ?・・・・ というのではなかったんだね!!
今日はここまで・・・・・。
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ありがとうございました