YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 オイル滲み

2025年03月08日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
特に目的もなく30km走行。やはり特に中間加速が大幅に改善されていて気持ちいい。
ハーネス交換後アイドリングもほぼ安定しているが、たまに、ほんの少しだけ回転数が落ちることがある。でも以前のようにエンストしそうになって思わずアクセルを吹かすようなことは皆無になった。

72,492.3km

アイドリングをさらに安定させるため、まずはプラグを替えてみることにする。

使いさしのプラグと交換する。「2024.06.05.取外し 70,284.4km時」となっている。


キャブテックを少量付けて、真鍮ブラシでカーボンを落とす。


少なくとも見た目はきれいになった。
ねじ部にアンチシーズを塗り組み付け、エンジン始動確認して終了。始動性がかなり良くなったように思う。


清掃後30kmだけ走行し取り外したVXプラグ。左右ともほとんど汚れなし。



カムシャフトオイルシール交換にておさまったかと思われたオイル滲みが再発しているのに気づいた。

前の時と同様、ピックアップローターカバー前方下部から左前シリンダーヘッドフィンの上から2段目あたりにかけてオイルが滲んでいる。



ピックアップローターベースを外すのは面倒なので、隙間からスコープカメラを突っ込んでカムシャフトオイルシール周りを確認。ここから漏れている気配はない。




となると、ロッカーアームシャフトのゴムプラグからか?


後側は少しテカっている程度。


汎用のOリングを嵌めて対処しているが、これでは役不足か?


プラグを外すと、ここにオイルが溜まっているのは正常なんだろうか。


オイルを拭き取り、ゴムプラグを前後入れ替えて様子をみる。

このゴムプラグはさすがにアフターパーツでも見当たらない。

スペアエンジンから取っておいたものがあったと思うから、これでオイル滲みがおさまらなければ替えてみることにしよう。