YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

イグニッションコイル再取り付け

2020年12月20日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
56,304.0km

走行中、リアホイールあたりから「カチャン」という音が鳴った。どうやらリアブレーキを引きずっている状態になった様だった。

戻って見てみるとやはりブレーキの引きずり。リアホイールを組む時のリアブレーキアームの組み付けがまずかったようだ。
リアホイールピボットシャフトのナットを緩めるとアジャスターボルトを回せるようになったので緩めた。


よくよくストックを見てみると、以前買っておいたものと先日買ったものとで結構な数のコッターピンがあった。
前後ホイールで異なる部品番号と思っていたが、勘違いだった。
部品番号は変更になっている。

自作のアルミステーからのアースの取り方に問題があると思い一旦取り外したコイルを、右側だけ再度取り付け、様子を見ることにした。


要するにアースがきちんと取れてれば良いので、手持ちの丸型端子と電線でアース線を作成してみる。

こうすればちゃんとアースが取れるはずだ。これでも調子が良くならなければ、他の要因を考えるが。




エンジンを始動してみたところ、冷え切った状態からでも、チョーク無しで始動しやすく、アイドリングも純正コイルより安定しているように感じる。


試走していないため、まだ何ともいえないが。

左側コイルもやっておこうと思ったが、手持ちの平ギボシが無くなっていた。


Ali Expressで探して発注。配達時間はかなりかかる。それにしても、1ロット50個で送料込み131円って、どうかしてるとしか思えない(笑)
経験上、この手のものは割と使えるものが届くのだが、原価はいくらなんだろう?

リアフェンダーダンパー交換

2020年12月15日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録

リアフェンダー取付部のゴムダンパーがボロっちくなっていたのが最近気になっていた。

先日モノタロウにプラグコードを発注した際一緒にダンパーも注文したので、交換することにした。

軽い気持ちで交換作業を始めたが、思ったより手こずった。



リアフェンダーを外すには、テールランプ周りも外さなければいけないのをすっかり忘れていた。



取り外したダンパー。


まあ、なんかゴムが挟まってれば事足りる部分ではあるのだが、せっかくなので純正品にした。


4箇所のうち後ろ側の2箇所のみ交換。



前側ダンパーの状態。

1個528円。高い()

モノタロウでは少し安くて、480円。


リアフェンダーを戻すのがえらく大変。なかなかうまく収まらなかった。


何とか戻して終了。

新コイルの取付方法考

2020年12月12日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録

アイドリング不調・エンジン低回転時のひっかかりの原因と思われたため外したイグニッションコイル。

純正コイルに戻したら不調は無くなったので、新コイルに何らかの問題があるのは間違いない。

とりあえず、抵抗値を計測してみた。

1次抵抗値 3.2Ω / 3.2Ω
2次抵抗値 12.9kΩ / 12.5kΩ

今取り付けている純正コイル
1次抵抗値 3.8Ω / 3.7Ω
2次抵抗値 13.6kΩ / 13.0kΩ

サービスマニュアルによると
1次抵抗値 2.75Ω±10%
2次抵抗値 7.9kΩ±20%
なので、いずれも基準値を超えているのは間違いないが、新コイルの方が基準値に近い。

やはり自作アルミステーに問題があり、アースがちゃんと取れていないのが原因かと推測し、アルミについて調べてみた。
アルミの導電性は高いのは知っていたが、極めて酸化しやすく、表面が酸化することによって腐食を防ぐ特性があるらしい。アルマイトはそれを意図的に処理したもので、導電性が無くなる原因であると。
自作のステーにもアルマイト処理されているように見える。


接触部分をヤスリで削りアルミ地を出して、酸化防止・導電オイルを塗って組み当面放置し、再び酸化するかどうかテストする。

56,293.8km
チェーン張り調整
どうも張りすぎみたいなので、一応、定規で計測しつつ、たわみが35mm位になるように調整。

試走、プラグチェック

2020年12月12日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
56,293.7km


新品タイヤの慣らしを兼ねて、約30km試走。

純正コイルだと、高回転時のパワー感が弱い気がする。


アイドリングはやはり極めて安定。ちょっと高めの1,500rpmにしていたが、規定の1,200rpmにセットし直した。



試走から戻り、プラグの焼けをチェック。



プラグ左



プラグ右


まあまあいい感じではないかな。



軽く清掃後組み付け。


コイルを純正に戻す

2020年12月10日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録

56,260.1km



プラグコードが届いた。

純正のコイルに新しいプラグコードを付けて、5km程試走。


https://youtu.be/oOkOtTpambY

エンジンがあったまった後の始動〜アイドリング。ほぼ完璧と言えるほど安定している。



やはり購入したこのコイルに問題があるのか?


アイドリングと低回転の不調の要因で考えられるのはこの3つぐらいかな?


1.自作ステーがアルミ製であり、表面がアルマイト処理されているっぽい、又は酸化しているため、アースがちゃんと取れていない。


2.イグナイターとこのコイルの相性が悪い。


3.コイル自体が不良品。


現時点で改善できそうなのは1だけ。

接触部分をヤスリで削ってアルミ地を出して組んでみることにする。


とりあえずイグナイターの故障でなくてよかった。


今日試走して、あらためて思ったが、ヤマハ純正ヤマルーブ プレミアムシンセティックオイルはかなりいい感じ。確かに違いを感じる。