YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

純正イグナイター その5

2021年11月24日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
続き。


C14、C15の電解コンデンサー0.22μFを取り外し。



静電容量は許容範囲内のようだ。



新しいものも取り付け前に一応チェック。


C18の電解コンデンサー10μF取り外し。
これは取り付け側にもパターン配線があるように見える。
隣のC17は先に取り外した電解コンデンサー2.2μFが付いていた。新しいものの配送待ち。


取り外したC18をチェック。許容範囲を少し超えている。


新しい電解コンデンサー10μF。OKだ。


コーティングを剥がす際にちぎってしまった抵抗680kΩも取り外した。

あとは電解コンデンサー2.2μFと抵抗680kΩが届いたら取り付け、一応補修は完了となる。

果たして使い物になるかどうか?

Prestone Super Performance インプレッション?

2021年11月24日 | パーツなど
Prestone Super Performanceを添加後80kmほど走行した。

元々調子が悪いということもなかっただけに、効果があったのかはもう少し距離を走ってみてから、プラグを外して確認してみたいと思っている。

あとは、思い込みかもしれないが、添加後しばらく走っていると、アイドリングが安定してきたように思われた。しかし、添加の少し前にデジタルイグニッションに換装した効果の方が可能性が高い。

中間加速時のトルク感が増したように感じられた。これもまた、デジタルイグニッション化による進角カーブの変化によるものかもしれないが。もしくは添加剤との相乗効果。

買って使ってみたからには効果があって欲しい、という心理的バイアスがかかっている分は差し引いて考えるべきではあるが、中間加速時のパワー感は確かに感じられた。ロスパワーが減った感じといえばいいだろうか。

他に試したいガソリン添加剤がいくつかあるが、ちょっとしばらくはこれを継続添加しようかと思っている。

純正イグナイター その4

2021年11月23日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
その3に引き続き、コンデンサーの交換。




C2とC4の電解コンデンサー0.47μFを取り外し。何となくコツがわかってきて、割とスムーズに取り外せるようになってきた。



取り外したコンデンサーの静電容量を計測。かなり高めの数値が出ている。許容範囲は±20%とすると、0.56μF位が上限。ギリギリ許容範囲というところか。



新しく取り付けるコンデンサーも一応静電容量を測った。まあ当然ながら数値はきっちり出ている。


続いて、C5とC6の電解コンデンサー10μFを取り外し。



同じく取り外したコンデンサーを計測。
これは許容範囲誤差を超えている。これが問題だったのか?



新しく取り付ける物をチェック。


本日交換した電解コンデンサー4個。



その3で入れ替えた1,000pFのマイラーコンデンサーは、実は反対側(電子部品側)にもハンダ付けされていることに今頃になって気づいた。どおりで取り外しづらかったわけだ。おまけに、取り外しづらいからといって長時間はんだごての熱を加えたため、パターンの一部が浮いてしまっている。このままそっとしておき、最後にハヤコートを塗布して保護したら何とかなるかと。


こちら側はハンダの乗りが悪く、作業もやりにくい。イモハンダになってしまったが、何とかいけているかな?

マイラーコンデンサーは、電解コンデンサーと比べると耐久性があるらしいので、いよいよおかしいと思わない限りマイラーはこれ以上外さず、電解のみ全て交換することにした。

手持ちに無い2.2μFの電解コンデンサーと680kΩの抵抗をヤフオクで注文。

純正イグナイター その3

2021年11月22日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
試しに3個だけコンデンサーを取り外してみた。

基板全体に樹脂?エポキシ?コーティングがされていて、ハンダを除去するのに苦労する。


取ったあとはどうしても汚くなるが、元々修理せず、イグナイター丸ごと交換する前提で作られているものだろうから仕方ないか。



1,000pFのマイラーコンデンサー2個と、0.22μFと思っていたが取り外してよくよく見ると実は2.2μFだった電解コンデンサー1個を取り外し、マイラーコンデンサー2個は手持ちがあったので新しいものをハンダ付けした。




取り外したコンデンサーの静電容量を計測。基準値内だった。
このテスターもまた例のAli expressで買った中華製なのだが、ちゃんと使える。安くて(送料込2,000円位)でコンデンサーの静電容量を測れるし、おすすめできる。とはいえ、そうそう使うことはないかも(笑)

純正イグナイター その2

2021年11月19日 | パーツなど
とにかく、コンデンサーは総取り替えする必要があると思われる。



基板保護のコーティングをラジオペンチで引っ剥がす。スペアの時よりすなおに剥がれてくれるので助かった。


コンデンサー周りはコーティングが取れたが、誤って一個抵抗も一緒につかんで引っ張ってしまい、足をちぎってしまった。


基板裏面。表面よりは複雑に見える。

今日はここまで。