先週のことだ。
ーーー
大田文化の森・運営協議会から、「ワハハの唄に踊りの振り付けが出来た。発表会をするので来て欲しい」と招きがあった。
「文化の森の唄」を作ってくれとたのまれて、「ワハハの唄」の詩を私が作ったのは、かれこれ6・7年前にもなろうか。
当時、協議会のメンバーだったクラウンレコードの作曲家・岡崎清吾先生の作曲で、ようやく昨年コーラス曲としてCDを完成させたところだ。
完成に時間がかかったのは、私の病気の所為もあるが、少々歌詞がユニーク過ぎた為でもある。
多目的ホールのある五階に上がると、懐かしい曲が聞こえてきた。
歌詞は四季に別れていて、聞こえてきたのは、二番の“夏の祭り”だ。
♪♪
ウッハハ ワッハハ ワッハワッハ ワッハハ
文化の森から ワッハハ ワッハハ
夏の広場は櫓に太鼓
粋な浴衣で ワッハハハ ワッハハ
とうさんポッコリ 出腹で演歌
かあさんドレスで シャンソン・ショウ
ホールでカラオケ 広場にゃ提灯
ワッハハ ワッハハ ワッハ ワッハ ワッハハ
たまにゃあ 文化の森に おいでなさい
[ソロ]「カ行で笑うは カラスにカエル
カッカラ カカカー ケッケロ グールグ
クワーラ コワーラ ギャロギャロ グァグァ」♪♪
ホールに入ると、40人ほどの地元の女性が、思い思いの浴衣を着て、練習をしている。
輪の中心にで、振り付けの荒木先生が、手本を示しながら、優雅に踊る。
爽やかな振り付けだ。ありがとうございます。
友人の一人が近寄って来た。
「なぜ、ワッハハ ワッハハと、初めから終わりまで、笑いまくるんですかね」
「なぜって、いまの日本、どこを向いてもギスギスしていて、極端に笑い声が少なくなっていると思わないかね」
「そうだね。自然災害、昏迷極わまる政治、世界に蔓延する金詰まり、児童の悪質ないじめ・・・“憤慨する”“悲しくなる”“落胆する”“諦める”“居たたまれなくなる”・・・確かに“笑い”どころじゃあないな」
「だがねえ、考えてもみろよ。“笑う”という行為は、人間だけに許された“ことば”なんだぜ。人間だけが・・・」
「じゃ、アハハでもエヘヘでもいいのかな」
「悪かないけど、やっぱり腹筋を動かして、腹から笑うことだよ。だから“アハハ”より“ワッハハ”がいいさ」
「腹式呼吸に通づるってわけか」
「呼吸というのは、吐く息が肝心だ。カンキ・イッソクって、座禅ではいうね。先ずしっかりと吐く。そうすれば、腹にあった“一物”だって、吐き飛ばせるよ。腹蔵無く笑いあう。そうすれば、人間関係の豊さにつながっていくのさ」
「腹の底から笑うんだ」
「そこから、人の幸せが始まる。良いまち作りも出来るのじゃないかね」
「じゃボクも、7月27日には、唄って踊るとするか。綺麗な女の子の傍で・・・」
ーーーーーーーーーー終わりーーーーーー
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大田文化の森・運営協議会から、「ワハハの唄に踊りの振り付けが出来た。発表会をするので来て欲しい」と招きがあった。
「文化の森の唄」を作ってくれとたのまれて、「ワハハの唄」の詩を私が作ったのは、かれこれ6・7年前にもなろうか。
当時、協議会のメンバーだったクラウンレコードの作曲家・岡崎清吾先生の作曲で、ようやく昨年コーラス曲としてCDを完成させたところだ。
完成に時間がかかったのは、私の病気の所為もあるが、少々歌詞がユニーク過ぎた為でもある。
多目的ホールのある五階に上がると、懐かしい曲が聞こえてきた。
歌詞は四季に別れていて、聞こえてきたのは、二番の“夏の祭り”だ。
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ウッハハ ワッハハ ワッハワッハ ワッハハ
文化の森から ワッハハ ワッハハ
夏の広場は櫓に太鼓
粋な浴衣で ワッハハハ ワッハハ
とうさんポッコリ 出腹で演歌
かあさんドレスで シャンソン・ショウ
ホールでカラオケ 広場にゃ提灯
ワッハハ ワッハハ ワッハ ワッハ ワッハハ
たまにゃあ 文化の森に おいでなさい
[ソロ]「カ行で笑うは カラスにカエル
カッカラ カカカー ケッケロ グールグ
クワーラ コワーラ ギャロギャロ グァグァ」♪♪
ホールに入ると、40人ほどの地元の女性が、思い思いの浴衣を着て、練習をしている。
輪の中心にで、振り付けの荒木先生が、手本を示しながら、優雅に踊る。
爽やかな振り付けだ。ありがとうございます。
友人の一人が近寄って来た。
「なぜ、ワッハハ ワッハハと、初めから終わりまで、笑いまくるんですかね」
「なぜって、いまの日本、どこを向いてもギスギスしていて、極端に笑い声が少なくなっていると思わないかね」
「そうだね。自然災害、昏迷極わまる政治、世界に蔓延する金詰まり、児童の悪質ないじめ・・・“憤慨する”“悲しくなる”“落胆する”“諦める”“居たたまれなくなる”・・・確かに“笑い”どころじゃあないな」
「だがねえ、考えてもみろよ。“笑う”という行為は、人間だけに許された“ことば”なんだぜ。人間だけが・・・」
「じゃ、アハハでもエヘヘでもいいのかな」
「悪かないけど、やっぱり腹筋を動かして、腹から笑うことだよ。だから“アハハ”より“ワッハハ”がいいさ」
「腹式呼吸に通づるってわけか」
「呼吸というのは、吐く息が肝心だ。カンキ・イッソクって、座禅ではいうね。先ずしっかりと吐く。そうすれば、腹にあった“一物”だって、吐き飛ばせるよ。腹蔵無く笑いあう。そうすれば、人間関係の豊さにつながっていくのさ」
「腹の底から笑うんだ」
「そこから、人の幸せが始まる。良いまち作りも出来るのじゃないかね」
「じゃボクも、7月27日には、唄って踊るとするか。綺麗な女の子の傍で・・・」
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