
秦野駅をスタートして今泉名水桜公園-まいまいの泉-白笹稲荷神社-震生湖-渋沢丘陵-渋沢駅と廻る7キロちょっとのハイキングコース。
おおまかなルートは確認して出発です。
池と湖、山と自然を満喫のコース。
途中、寄り道したり道に迷ったりしながら、さわやかな秋晴れの中歩いて来ました。

当初、寄る予定はなかったんですが入口に秦野市指定重要文化財木像十一面観音菩薩立像公開中という立て札を見掛けたので早速より道

ただし、あいにくな事に法事が執り行われているようで本堂の中に入る事は遠慮しました。

解説によれば木像は像高142.5センチの一本造・彫眼の十一面観音で平安時代後期の作だそうです。

湧き水池を公園として整備したそうで、池の奥の太岳院側にウッドデッキがありここから富士山を眺める事ができます。
民家の間の屋根の上に富士山がうっすらと見えました。
富士山を眺め公園内を一通り歩いた後は南公民館のまいまいの泉を目指して出発。


この湧き水は飲めるそうで、せっかくですから一口味見。

冷たくはなく、飲みやすい水温のお水でした。
今から考えると蛇口から水を飲みましたが、ひょっとして隣のカタツムリ(まいまい)の形をした所から流れているのがまいまいの泉だったのでないかと思います。


後ろの建物は駒形宮と書かれていましたが、何の建物かは不明です。
詳細は不明ですが庚申塔があるという事でこの道は昔からの道であると理解して緩やかな坂道を登り白笹稲荷神社を目指しました。

後から調べたらここは関東三大稲荷のひとつだそうでこの立派な鳥居に納得!
ついでに他二つは茨城・笠間稲荷、東京都北区・装束稲荷だそうです。
鳥居の先は駐車場になっており、参道を抜け本殿へ行きましたが祈祷しているようなので遠慮しつつ撮影。
【祭神】宇迦御魂命(うかのみたまのみこと=豊受姫神)、大宮売命(おおみやひめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)
【ご利益】五穀豊穣・家内安全・厄除け



震生湖へ向う坂道の途中から撮影した秦野市街の風景です。
神奈川の屋根といわれる表丹沢。
オートで撮影したため空の色が違ってしまい、ちょっと残念。



今回のハイキングの目的地のひとつ。
もう少し秋が深まった頃にやって来たら紅葉もきれいだったと思いますが、あまり寒くなっては汗を掻きたくなくなるので・・・

画像はなるべく紅葉している木々が写っているものを選択しましたので後は想像してみて下さい。
湖の斜面上部には公園があり、ベンチで昼食をとっているハイカーがたくさん居ました。
私は家から持って来た茶饅頭とペットボトルのお茶で一服。

右手秦野市内は林となり、左手は畑のような野原のような山里の道となります。
ところどころベンチが用意されていたりして休憩を取っている人や道の脇の草地でシートを広げ食事をとっている人達を横目で見ながらのんびりと歩いて行きました。



石の表面は風雨でかなり削れ年代は判りませんが、かなり古そうです。


【祭神】大雀之命 伊邪那美之命 須佐之男命
社伝によれば建保六年(1218)11月喜叟寺の開基霊夢により鶴岡の若宮を勧請したと言われ、天明の頃御嶽社より須佐之男命を勧請して相殿としたそうです。

この場所は東西に通る矢倉沢往還と渋沢峠を経て小田原に至る小田原道が交差するところでここから北に進む大山に至る道には大山詣の参詣や巡礼の人で賑わったそうです。


銀杏の木は秦野市の天然記念物に指定。
【祭神】
宇迦御魂大神 ( うかのみたまのおおかみ )
金刀比羅大神 ( ことひらのおおかみ )
菅原大神 ( すがわらのおおかみ )


歩行時間:約3時間
歩数:約1万4千歩
歩行距離:8.7Km
高低差:135m
天気も良く気候も穏やかでハイキング日和でした。