散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

中原街道(武蔵中原駅-新丸子駅)其の弐

2009-12-12 19:57:10 | 散歩
西明寺を散策して中原街道に戻って来た所から「中原街道(武蔵中原駅-新丸子駅)其の弐」は始まります。
中原街道から外れて内側をかなり歩き中原街道沿いにある油屋の庚申塔というの寄っていなかったので先程の中原街道から小杉神社の鳥居を見掛けたところまで中原街道を戻り見つけたのが左の画像で供養塔だそうです。石碑の横に解説板には「小杉駅と供養」と書かれていました。右の画像は「庚申塔と大師道」江戸時代の庚申塔で道標を兼ね東江戸道、西大山道、南大師道と彫られているそうです。
油屋の庚申塔を確認したので再びカギの道まで戻り、住宅街の中にある「御主殿稲荷」「御蔵稲荷・御蔵跡」「陣屋稲荷・小杉陣屋跡」を探しました。

コースマップは略式な地図でそれぞれの稲荷は民家の間、細い路地裏のような所にあり途中、コースマップには記載されているが宅地開発でなくなっているのではないかと諦め掛けるほど見つけにくかったです。
お寺や神社は管理する人がお坊さん(住職)であり神主さんであると判るのですが、こういった稲荷は誰が管理しているのでしょうか?
これだけ周りに民家が迫っているとその内に取り壊されてどこかへ移動してしまうのではないかと・・・。
「御主殿稲荷」は小杉御殿の中心にあった御主殿があった場所にあり、「御蔵稲荷・御蔵跡」は小杉御殿の御蔵があった場所。「陣屋稲荷・小杉陣屋跡」徳川家康の命を受けた代官小泉次太夫が二ヶ領(稲毛領・川崎領)用水の建設の際にここに陣屋を設け難工事の指揮に当たったそうで地名の小杉陣屋の由来にもなっているそうです。
中原街道に戻り、沿道の歴史ある建物「石橋醤油店」「旧名主家の長屋門」「旧・原家母屋跡地」を見て回りました。

「石橋醤油店」は明治三年にこの中原の地でキッコー文山の商標で醤油作りを始めたそうで、昭和二十四年に操業を終えるまで大樽を据えた醸造工場や蔵が建ち並び活況を呈したそうです。
「旧名主家の長屋門」は江戸時代の名主の安藤家の長屋門。代官から賜ったもので門の内側にある高札の他、この旧家にには古文書・絵図など貴重な歴史資料が多く残っているそうです。
「旧・原家母屋跡地」原家九代目文次郎は明治二十四年から二十二年の歳月を掛け、総ケヤキ造りの母屋を建てたそうで明治時代を代表する建物として川崎市の重要歴史記念物に指定された。その後母屋は多摩区にある川崎市立日本民家園に移築復元されているそうです。

しばらくは中原街道をそのまま歩き、丸子橋の下を抜けて多摩川河川敷へ行き、「丸子の渡し」の標柱から河川敷を上流に向かって歩き、川沿いの道を横断して住宅街を抜けて東急新丸子駅に到着して本日の散策は終了。
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中原街道(武蔵中原駅-新丸子駅)其の一

2009-12-12 19:31:05 | 散歩
会社でdocomoの展示即売会があり、らくらくフォン(mova)をらくらくフォンIIベーシックに機種変更するならば機器代は無料だと聞いたので手続きをして今日は武蔵小杉のdocomoショップへ交換しに行って来ました。
ただ、行って帰って来るだけではせっかくの休日がもったいないと思い中原区のサイトからお散歩を検索。
JR武蔵中原駅から東横線新丸子駅までの中原街道を散策するコースがあったので手続きをした後に歩いて来ました。
コースの解説にある通り、細い道の角にはお地蔵さんが多くあり、ご近所の人が供えているのでしょうか花が供えられていました。

辻々にあるお地蔵さんを撮影しながら歩いて20分位。中原街道を歩いていると左手に浄土宗の泉澤寺があります。
川崎市教育委員会の建てた解説板に寄れば、「延徳三年(1491)、武蔵国多摩郡烏山(現・東京都世田谷区)に吉良氏の菩提寺として創建。その後、天文十八年(1549)、堂宇がことごとく焼失したため、その翌年、世田谷領主吉良頼康が現在の中原区上小田中に新しく建立。
中・近世からの歴史を物語る数多くの川崎市重要歴史記念物に指定されている文化財が所蔵されている。
古文書では、吉良頼康関係の判物、北条氏政の禁制(虎の印判状)、徳川家康の代官神谷重勝の寺領朱印状下附に関する書状、徳川氏奉行人連署奉書があり、仏像では徳川綱吉の霊廟に祀られていた木造・四天王立像と南北朝時代制作の銅像・阿弥陀如来立像が所蔵されている。」そうです。

小杉十字路を渡ってすぐ左手置くの方に神社の鳥居を発見。コースマップには記載されていませんが時間はある事ですし、ちょっと寄って見ました。

小杉神社といい、そういえば以前に川崎フロンターレの試合を見に等々力に来た帰り道に見掛けた事を思い出しました。立派なご神木が境内にあります。
そのまま来た道を戻るのは芸のない気がしたの民家の間の路地に入り中原街道に戻る事にした所、お寺さんらしき建物が見えたのでコースマップに記載されている西明寺だろうと目星をつけて先に寄る事にしました。

山門につながる道の紅葉がいい感じに色付いています。
真言宗智山派西明寺。弁財天が祀られています。落ちついた雰囲気のお寺です。
参道を抜けると小杉御殿カギの道。徳川二代将軍秀忠が建てた小杉御殿は家康の送迎のほか鷹狩りの休憩などにも使われたそうです。

全部書いたところで文字数が1万文字を越えて投稿ができなくなったので分割。
ここまでが「中原街道(武蔵中原駅-新丸子駅)其の一」。
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