風に吹かれて

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飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―

2013-03-02 15:32:14 | インポート
最近、神社、仏閣、仏像に以前より惹かれるようになりました。
そんな時に開催される「円空展」は見逃せません。
以前の「仏像展」でも円空の素朴な仏像に魅せられたことを思い出しました。

今回の円空展は・・・・
各地の霊山を巡り、生涯で12万体の仏像を彫ったという円空(1632-95)。
円空は訪れた土地の山林の木を素材にして、あまり手数を掛けずに仏像を造りました。
表面には何も塗らず、木を割った時の切断面、節(ふし)や鑿跡(のみあと)が
そのまま見える像が多くあります。
この展覧会では、「両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)」など、
岐阜・千光寺(せんこうじ)所蔵の円空仏61体を中心に岐阜県高山市所在の100体を展示します。


小規模な展示会ですので、音声ガイドを聞きながら何度も気に入った仏像をめぐり、近くでゆっくり見ることができて
心の洗濯が出来、癒されて満足の一日でした。


両面宿儺坐像
千光寺蔵



展示の中で一番のお気に入り
左から「阿弥陀如来坐像」「薬師如来立像」「如来坐像」
板殿薬師堂蔵


コメント
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