先日、たまたま、見るつもりもなくつけていたテレビで「タイプライターズ・物書きの世界」を見ました。
MC加藤シゲアキさん。ゲストは声優の斎藤壮馬さん。で恒川光太郎さんの「夜市」の話でした。
「タイプライターズ」は
人気の専門誌・雑誌に着目し、それを通して専門分野の世界をのぞき見しながら体験&トークを展開するという番組でした。
本のジャンルとしては、ホラー、SFはあまり好きではなかったので、今まで
恒川光太郎さんのお名前は知りませんでした。
でも、このテレビを見て読んでみたくなり、図書館で借りました。
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。
ここでは望むものが何でも手に入る。
小学生の時に夜市に迷いこんだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。
野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けて来た。
そして、今夜弟を買い戻すために再び夜市を訪れた。
奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!
魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。
ホラー小説を初めて読みましたが、こんな想像の世界を書けるなんて素晴らしいなと思いました。
面白かったです。
