タイムマシンによろしく!!

明日は、タイムマシンがなくても、やってくるから・・。

タイムマシンによろしく112

2013-02-13 23:38:39 | 
まえに、
スマトラ島沖地震と津波があったとき、
その後の被災地の人たちの生活を、
ドキュメンタリーで放映していたのを、
テレビで見たことがありました。

津波で親を失い、家も失った13才の少女が、
6才になる弟と二人きりになり、
被災後、親類たちが集まって、
なんとか建てた、ほったて小屋に、
親類の人たちと、
一緒に、暮(く)らしていた。

その13才の少女は、親もいないので、
親戚のおばさんに、迷惑(めいわく)もかけられないと思い、
6才の弟を、育てるために、
学校に行くのも、やめてしまった!
6才の弟を、ちゃんと、
育ててくれる人が、いるのなら、
ほんとうは、学校に行きたいけれど、
それも、今のところ、
無理なようだと、言っていた・・。

ボランティアで、地域の住民の
子供たちの世話をしている青年も、
その13才の少女の将来(しょうらい)を、
心配していました。

家も、お金も失(うしな)い、
ボロ小屋を、自分で立てて、
生活する人々。
その、つらく、悲惨(ひさん)な光景を見ていると、
ふと、昔、小説・新人間革命に、
描かれていた話しを、思い出しました。

新人間革命は、
池田先生(創価学会インターナショナル会長)が、
創価学会の現実にあった実話を、
忠実(ちゅうじつ)に書き記(しる)した歴史小説です。

当然、その中心に池田先生が登場するので、
池田先生の名前を「山本伸一」と変え、
あと、必要とあらば、他の登場人物も、
実際とは名前を変えたりしてはいますが、
まさに、創価学会が、何をやってきたのか、
どれだけ、世界の平和、
あるいはひとりの人間の幸せのために、
戦ってきたか、貢献(こうけん)してきたかを、
明確に、世界と歴史に残すために、
池田先生が、命がけで、書き続けている、
ドキュメンタリー小説です。

小説『新人間革命』の評価は、
創価学会員ではなくても、
世界で、高く認(みと)められています。


そのドキュメンタリー歴史小説である、
『新人間革命』のなかに、
昔、福岡市の博多港に突(つ)き出た、
埋(う)め立て地の一角にあった、
『ドカン』と呼ばれていた地域の話しが、
描かれていました。

この地域には、
大きなドカン(土管)が放置(ほうち)され、
戦災(せんさい)で家をなくした人や、職を失い、
流れてきた人などが、住み着くようになった。

そのうち、ドカンに替(か)わって、
木材やトタンを集めてきては、
掘っ立て(ほったて)小屋を、立てて、住み着くようになった。
戦後、数年後には、そんなポロ小屋で、
埋(う)め尽(つ)くされた。

治安も悪く、窃盗(せっとう)、喧嘩(けんか)、
は、日常茶飯事、流血事件も、絶(た)えなかった。
真昼間から、賭博(とばく)も行われ、
酒を密造している人もいた。
アルコール中毒、ヒロポン中毒に侵(おか)され、
禁断症状に苦しむ人も、よく見受けられた。
手配中の容疑者も、ここに逃げ込めば、
つかまらないとまで、言われた。

そんなドカン地域に、異変(いへん)が起こった。
創価学会に入会する人が、出てきたのだ。
ドカンという世から捨てられた地で、
病苦や借金苦に苦しみ、
いつ、自殺しようかと考えているような人たちが、
創価学会に入り、
ご本尊(ほんぞん)に南無妙法蓮華経を、となえはじめた。

気力も生きる希望も失っていた彼らは、
南無妙法蓮華経を、真剣に、となえる中で、
気力が、生きる希望が、
湧(わ)き上がってくるのを、感じた。
ますます、真剣に、
南無妙法蓮華経を、となえ、
創価学会の活動にも、真剣に参加していった。

その中で、
病気の苦しみが、少しずつ、なくなり、
いつのまにか、病苦は、消え去(さ)っていた人もいた。
また、とても、返せないと思っていた借金を、
返すことができた人もいた。
ドカン地域のみんなが、
生きる希望に、歓喜(かんき)した。

その歓喜の渦(うず)は、
どんどん、ひろがり、
最終的には、ドカン地域の四百数十世帯が、
創価学会に、入ったという。
住民登録をしない人も多く、世帯数は不明ですが、
ドカン地域の半数以上が、
創価学会の信心を、したようです。

創価学会員の増加とともに、
ドカン地域の児童の就学率も、
次第に上昇(じょうしょう)していった。
また、警察も驚嘆(きょうたん)するほど、
犯罪の数が、減(へ)っていった。

創価学会の南無妙法蓮華経の信仰は、
闇(やみ)のなかを生きてきた人々の心に、
希望の光を、そそぎ、
生きる勇気を、もたらした。


池田先生が、新人間革命の中で、言っている。

『創価学会の最大の偉業(いぎょう)は、
 苦悩する民衆のなかに、分け入り、
 現実に、そうした一人ひとりを、
 蘇生(そせい)させたことにある!』

と。


・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・

真実の信仰は、
苦難が大きければ大きいほど、光るものだ。
苦しみが、大きい時ほど、光るものだ。
辛(つら)く、悲しみが、
大きい時ほど、輝(かがや)くものだ。

真実の信仰というものは、
どんな苦難も苦しみも悲しみも、
乗り越(こ)えていく力(ちから)が、あるからだ!

現実に苦しんでいる人に、
なぐさめなんか、きかない!
気休めの、安らぎなんて、
なんにも、ならない!
ところが、ほとんどの人が、
宗教とは、そういうものだと思っている。
単なる一事的な、なぐさめ、
一時的な、安らぎ、
それが、宗教だと、思い込(こ)んでいる。

けれど、現実に苦しんでいる人にとって、
そんなことは、「くそくらえ!!」なんだ!
現実の苦しみを解決し、
現実に希望を、もたらし、
現実に夢を、かなえていける宗教!
それでなかったら、
何の意味もない!!

そして、現実に、苦しみや苦難(くなん)を、解決し、
現実に、人々の心に希望を、もたらし、
現実に、夢を実現する力(ちから)となり、
人々に、幸せを、もたらしてきたのが、
創価学会であり、
創価学会の信仰している、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)です。


それは、
ドカン地域のような、
最も過酷(かこく)な条件におていも、
証明され、
それが真実である証拠(しょうこ)として、
創価学会は、世界192ヶ国に広がり、
また、状況は違(ちが)っても、ドカン地域と同じように、
世界の各地の創価学会員が、
幸せと勝利の証明を、今も続けている・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・