先日、
フランスの話しを、
ちょこっと、したんですが、
それで、思い出しましたが、
少し前に、フランス革命(かくめい)を題材にした、
ディケンズの「ニ都物語」という小説を、
読みました。
ディケンズは、19世紀の作家なので、
古典(こてん)の部類に入ると思います。
この小説では、最初、
フランスの貴族たちの圧制(あっせい)に苦しむ、
民衆の姿が、描かれている。
貴族たちに、まるで、
虫ケラのように扱(あつか)われ、
簡単に、殺されていく民衆たち。
しかも、平気で行われている殺人を、
訴(うった)える手段は、民衆たちには、ない!
ただ、動物のように、耐(た)え、
下を向いて、ぼろぼろになるまで、
働かされ、死んでいくしかない!
そして、貴族たちの、
放蕩(ほうとう)の生活は、続く。
そんな中、民衆たちの、
怒りと、復讐心(ふくしゅうしん)は、
水が、沸騰(ふっとう)するように、
沸騰点を越え、
燃え盛(さか)っていく!!
そして、有名なバスティーユ監獄(かんごく)の
襲撃(しゅうげき)へと、つながっていく。
そして、フランス革命は、なされ、
有名なギロチンが、登場する。
ギロチンは、「ラ・ギョティーヌ」と、
女性の名前で、呼ばれ、
貴族たちは、不正の有無(うむ)を問わず、
殺されていった!
怒(いか)りと復讐心に燃えた民衆たちは、
フランス革命と共に、
彼らを、
凶暴(きょうぼう)な殺人者に、変えてしまった!
彼ら民衆たちは、
貴族たちが、裁判に召(め)しだされたなら、
判決(はんけつ)の有無にかかわらず、
貴族たちを、平気で、なぶり殺した!
そんな殺人の祭りが、
昼夜(ちゅうや)、続く。
想像しただけでも、ゾッとする世界だ。
そして、復讐の象徴(しょうちょう)として、
「ラ・ギョティーヌ」(ギロチン)は、
貴族たちの血を、吸(す)いつづけ、
民衆の面前で、喝采(かっさい)とともに、
血の宴会(えんかい)は、続く。
貴族たちの、人間を人間とも思わない、
残酷(ざんこく)としか言えない、
あまりにも愚(おろ)かな圧制は、
民衆たちを、殺人を楽しむような、
狂気の鬼(おに)に、変えてしまった!
しかし、それでも、
民衆たちの怒りは、
おさまらなかったに違(ちが)いない。
なぜ、ここまで、
民衆たちは、復讐の鬼神(きじん)と化(か)したのか?
民衆たちに、他の手段は、なかったのだろうか?
民衆たちの心に、
ふくれあがった怒り、悲しみ、憎しみは、
おそらく、
こうでもしなかったら、
鬱積(うっせき)して、
自分が、おかしくなっていたのかもしれない。
それほど、民衆たちの怒りは、大きかった。
ほかに、彼らにとって、
方法は、なかった。
それ以外、彼らの悲しみと怒りを、
おさえる方法は、無かったのだろう・・・。
なぜなら、そうする以外に、
彼ら民衆の心に、希望と安(やす)らぎと幸せを、
もたらす方法は、なかったと思うからです。
けれど、もし、
殺人という最も凶暴な手段(しゅだん)に出なくても、
彼ら民衆の心に、
希望と安らぎと、幸せの勝利感を、
もたらす方法があったとしたら、
彼らは、迷(まよ)わず、
そちらを、選んだに違いない!
なぜなら、殺人を犯(おか)さなくても、
彼ら民衆の心に、幸せが、もたらされるなら、
わざわざ、残酷(ざんこく)になって、
殺人を、犯す理由が、
ないからです。
現代でも、似(に)たようなことはある・・・。
問題は、最も凶暴な手段に出なくても、
民衆の心に、
希望と安らぎと、幸せの勝利感を、
本当に!もたらす方法が、
現実に、
存在(そんざい)するか?
どうかだと思う・・・。
その殺人や戦争という、
もっとも残酷な手段に訴(うった)えなくても、
民衆の一人一人の心(生命)に、
最高の幸せと、最高の希望、
最高の安らぎと勝利を、もたらす方法が、
実(じつ)は、
創価学会(そうかがっかい)が実践している、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)です!!!
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・
『無血(むけつ)革命!』
「ラ・ギョティーヌ」(ギロチン)という、
冷酷(れいこく)な女神を、引っ張り出さなくても、
民衆の一人一人の心に、
最強の幸せと希望、
一国の王のような勝利感を、
太陽のように、カクカクと、
燃え上がらせていけるのが、
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)の
仏法(ぶっぽう)です。
南無妙法蓮華経を、となえていくと、
ひとりひとりが、
太陽のように、自立していく!
南無妙法蓮華経を、となえていくと、
その人の生命(せいめい)は、
人間の王者と、輝(かがや)いていく!
南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)を、
となえていくと、
自分の中に、
大いなる希望と大いなる力(ちから)が、
あることに目覚(めざ)め、
自分自身で、
自己と人生を変革していける、
確信と歓喜(かんき)を、感じていける!!
そして、自己の宿命(しゅくめい)を変革し、
幸せを勝ち取っていける。
この生命の革命を、
創価学会では、
『人間革命(にんげんかくめい)』
と、いう!
この人間革命は、
世界中に、広がり、
世界192ヶ国の創価学会員が、
実践(じっせん)し、体験している!
そして、世界の創価学会員の心に、
ふくれあがった希望の太陽は、
今も、輝きを増し続け、
世界を、大きく、照(て)らし出している!
それが、創価学会が、
世界中に広げている、幸せの革命、
無血革命なんだと思う。
そして、この人間革命の光が、
全世界を、覆(おお)い尽(つ)くす時、
冷酷の女神「ラ・ギョティーヌ」は、
「私の出番は、なくなった!!」
と、にっこり、微笑んで、
去(さ)っていくことでしょう・・・。
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・