20世紀の喜劇王である、
チャーリー・チャップリンの自伝を、
読んでいたら、
チャップリンの母の話しが、
出てきました。
チャップリンの母は、
若いころは、
小さな劇団の舞台女優として、
まあ、それなりに活躍(かつやく)もして、
女優である間は、
生活も、それなりに裕福(ゆうふく)だったようです。
けれど、病気によって、
声が出なくなり、
舞台を去(さ)らなくてはならなくなってからは、
夫(チャップリンの父)も亡(な)くなり、
なんとか、内職の針仕事で、
食をつなぐ、
それこそ、貧窮(ひんきゅう)のかぎりを、
つくしたそうです。
それでも、母は、
チャップリンが、遊びから帰ってくると、
いつも、大喜びで、
フライ・パンを肉のたれ汁に、
ひたしたものとか、
祖父から、もらった卵に紅茶だとか、
なにかを、つくってくれた。
そして、そのあと、
本を読んでくれたり、
一緒に窓ぎわに座って、
道行く人の批評(ひひょう)をしたりして、
チャップリンを喜ばせてくれた。
つまり、眺(なが)めながら、
いろんな話しを創作してくれた。
たとえば、元気そうな青年が、
浮(う)き浮きした足取りで、やってくると、
「ごらん、ホッパンスコッチさんが、やってくるよ!
なにか、賭(か)け事を、しにゆくところなのよ。
ね!もし、うまくいったらね、
自分と好きな女の子に、きっと、
古物の二人乗り自転車を買うつものなのよ!」
次は、なにやら、ふさぎこんだ男が、
とぼとぼと、やってくる。
「ははあ、あの人、家に帰ると、
大嫌(だいきら)いなシチューとパースニップの
夕食が、待ってるんだわ。」
また、肩で風でも切るような歩きつきの男が通ると、
「おやおや、カッコいい若者だけど、
実はあの男、きっとズポンの、お尻(しり)の穴を、
気にしているのよ!」
次は、ひどく、せかせかした足取りの男がくる。
「あの人ね、たった今、
滋養強壮剤を飲んだばかりのところよ、きっと!」
といった調子で、まず、
いつ果(は)てるともなく、つづき、
子供のチャップリンは、
腹の皮(かわ)を、よじらせて笑ったそうです。
そんなチャップリンの母も、
あまりの貧困(ひんこん)による、
極度の栄養失調と、生活苦により、
とうとう、気が狂(くる)ってしまった。
いつも、子供のチャップリンは、
家に帰ると、
母が買ってきてくれる、お菓子の紙袋の中を、
もどかしげに、のぞきこむ癖(くせ)があった。
そして、母が気が狂ってしまった、
その日も、
家には、ちゃんと、紙袋の中に、
わずかばかりだが、
キャンディが、とってあったそうです・・・。
母親という生き物は、
なんて、偉大(いだい)な生き物なんだろう!!!
と、思ってしまいました。
現代では、そうでない母親も、
いるようだけれど、
基本的に、やはり、
母親という生き物は、
本当に、偉大で、尊(とうと)い存在だと思う。
創価学会(そうかがっかい)の二代会長である、
戸田城聖先生が、
「母が皆(みな)、
幸せになった時に、
本当の平和な世界となる」
と生命を震(ふる)わせて、叫(さけ)ばれた。
そして、
創価学会インターナショナル会長である、
池田先生も、言っている。
「すべての女性と子供たちが、
笑いさざめく時代に!
それが、われらの大目的だ!!」
と。
創価学会は、『母』を、大切にする。
なかんずく、婦人を、大切にする。
もっと言えば、女性を、大切にする。
なぜならば、
創価学会を、支(ささ)えているのは、
名もない『母』たちであり、
婦人だからです。
それは、まぎれもない事実です。
そして、その創価学会の母たちを、
ことごとく、幸せにしてきたのも、
創価学会です。
逆に言えば、
創価学会が実践する、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)には、
もっとも、根幹的(こんかんてき)な『母』たちを、
どんなことがあったとしても、
本当に、確実に、
幸せにしていける哲学(てつがく)と、法則(ほうそく)があり、
現実の人生を、幸せに変えていける、
真実の力(ちから)がある!!
ということだと、思う。
母たちを、幸せにした分だけ、
世界の平和は、広がる。
それが、創価学会が目指す、
平和だと、思う。
もっとも確実で、もっとも身近な平和、
それが、母たちを、
幸せにしていくことだと思う。
それが、創価学会が、
やってきたことです。
『環境(かんきょう)の母』と言われ、
ノーベル平和賞を受賞した、
マータイ博士が、
「グラフSGI」という、
創価学会の写真雑誌のページを、
めくりながら、
創価学会の女性たちが写っている写真を、
指差(ゆびさ)しながら、言っています。
「見て!
この笑顔!
世界中のどこに行っても、
創価の人たちが、一番、
幸せそうね!
ほんとうに、びっくりするほどです!!
どうしたら、
こんなに素晴らしい笑顔になるのですか?」
と・・・。
「どうしたら、
こんなに素晴らしい笑顔になるのですか?」
その答えは、
当然、
『ご本尊(ほんぞん)に、南無妙法蓮華経を、となえる!』
仏法の信仰であり、
その南無妙法蓮華経の仏法を、
誠実に、正確に実践(じっせん)している、
創価学会の活動です。
すべての母たち、婦人たちを、
世界で、いちばん、最高の笑顔にする方法!
それが、創価学会が実践する、
南無妙法蓮華経を、となえる、
仏法(ぶっぽう)の信仰です。
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・
最後に、
池田先生が、作詞した『母』という曲の、
詩を、紹介して、終わりたいと思います。
母よ あなたは
なんと不思議(ふしぎ)な 豊かな力を
もっているのか
もしも この世に
あなたがいなければ
還(かえ)るべき大地を失い
かれらは永遠に さすらう
母よ わが母
風雪に耐(た)え 悲しみの祈りを
繰(く)り返した 母よ
あなたの願いが翼(つばさ)となって
おおぞらに舞(ま)いくる日まで
達者にと祈る
母よ あなたの
思想と、かしこさで 春を願う
地球の上に
平安(へいあん)のしらべを 奏(かな)でてほしい
その時 あなたは
人間世紀の母として 生きる
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・
チャーリー・チャップリンの自伝を、
読んでいたら、
チャップリンの母の話しが、
出てきました。
チャップリンの母は、
若いころは、
小さな劇団の舞台女優として、
まあ、それなりに活躍(かつやく)もして、
女優である間は、
生活も、それなりに裕福(ゆうふく)だったようです。
けれど、病気によって、
声が出なくなり、
舞台を去(さ)らなくてはならなくなってからは、
夫(チャップリンの父)も亡(な)くなり、
なんとか、内職の針仕事で、
食をつなぐ、
それこそ、貧窮(ひんきゅう)のかぎりを、
つくしたそうです。
それでも、母は、
チャップリンが、遊びから帰ってくると、
いつも、大喜びで、
フライ・パンを肉のたれ汁に、
ひたしたものとか、
祖父から、もらった卵に紅茶だとか、
なにかを、つくってくれた。
そして、そのあと、
本を読んでくれたり、
一緒に窓ぎわに座って、
道行く人の批評(ひひょう)をしたりして、
チャップリンを喜ばせてくれた。
つまり、眺(なが)めながら、
いろんな話しを創作してくれた。
たとえば、元気そうな青年が、
浮(う)き浮きした足取りで、やってくると、
「ごらん、ホッパンスコッチさんが、やってくるよ!
なにか、賭(か)け事を、しにゆくところなのよ。
ね!もし、うまくいったらね、
自分と好きな女の子に、きっと、
古物の二人乗り自転車を買うつものなのよ!」
次は、なにやら、ふさぎこんだ男が、
とぼとぼと、やってくる。
「ははあ、あの人、家に帰ると、
大嫌(だいきら)いなシチューとパースニップの
夕食が、待ってるんだわ。」
また、肩で風でも切るような歩きつきの男が通ると、
「おやおや、カッコいい若者だけど、
実はあの男、きっとズポンの、お尻(しり)の穴を、
気にしているのよ!」
次は、ひどく、せかせかした足取りの男がくる。
「あの人ね、たった今、
滋養強壮剤を飲んだばかりのところよ、きっと!」
といった調子で、まず、
いつ果(は)てるともなく、つづき、
子供のチャップリンは、
腹の皮(かわ)を、よじらせて笑ったそうです。
そんなチャップリンの母も、
あまりの貧困(ひんこん)による、
極度の栄養失調と、生活苦により、
とうとう、気が狂(くる)ってしまった。
いつも、子供のチャップリンは、
家に帰ると、
母が買ってきてくれる、お菓子の紙袋の中を、
もどかしげに、のぞきこむ癖(くせ)があった。
そして、母が気が狂ってしまった、
その日も、
家には、ちゃんと、紙袋の中に、
わずかばかりだが、
キャンディが、とってあったそうです・・・。
母親という生き物は、
なんて、偉大(いだい)な生き物なんだろう!!!
と、思ってしまいました。
現代では、そうでない母親も、
いるようだけれど、
基本的に、やはり、
母親という生き物は、
本当に、偉大で、尊(とうと)い存在だと思う。
創価学会(そうかがっかい)の二代会長である、
戸田城聖先生が、
「母が皆(みな)、
幸せになった時に、
本当の平和な世界となる」
と生命を震(ふる)わせて、叫(さけ)ばれた。
そして、
創価学会インターナショナル会長である、
池田先生も、言っている。
「すべての女性と子供たちが、
笑いさざめく時代に!
それが、われらの大目的だ!!」
と。
創価学会は、『母』を、大切にする。
なかんずく、婦人を、大切にする。
もっと言えば、女性を、大切にする。
なぜならば、
創価学会を、支(ささ)えているのは、
名もない『母』たちであり、
婦人だからです。
それは、まぎれもない事実です。
そして、その創価学会の母たちを、
ことごとく、幸せにしてきたのも、
創価学会です。
逆に言えば、
創価学会が実践する、
南無妙法蓮華経の仏法(ぶっぽう)には、
もっとも、根幹的(こんかんてき)な『母』たちを、
どんなことがあったとしても、
本当に、確実に、
幸せにしていける哲学(てつがく)と、法則(ほうそく)があり、
現実の人生を、幸せに変えていける、
真実の力(ちから)がある!!
ということだと、思う。
母たちを、幸せにした分だけ、
世界の平和は、広がる。
それが、創価学会が目指す、
平和だと、思う。
もっとも確実で、もっとも身近な平和、
それが、母たちを、
幸せにしていくことだと思う。
それが、創価学会が、
やってきたことです。
『環境(かんきょう)の母』と言われ、
ノーベル平和賞を受賞した、
マータイ博士が、
「グラフSGI」という、
創価学会の写真雑誌のページを、
めくりながら、
創価学会の女性たちが写っている写真を、
指差(ゆびさ)しながら、言っています。
「見て!
この笑顔!
世界中のどこに行っても、
創価の人たちが、一番、
幸せそうね!
ほんとうに、びっくりするほどです!!
どうしたら、
こんなに素晴らしい笑顔になるのですか?」
と・・・。
「どうしたら、
こんなに素晴らしい笑顔になるのですか?」
その答えは、
当然、
『ご本尊(ほんぞん)に、南無妙法蓮華経を、となえる!』
仏法の信仰であり、
その南無妙法蓮華経の仏法を、
誠実に、正確に実践(じっせん)している、
創価学会の活動です。
すべての母たち、婦人たちを、
世界で、いちばん、最高の笑顔にする方法!
それが、創価学会が実践する、
南無妙法蓮華経を、となえる、
仏法(ぶっぽう)の信仰です。
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・
最後に、
池田先生が、作詞した『母』という曲の、
詩を、紹介して、終わりたいと思います。
母よ あなたは
なんと不思議(ふしぎ)な 豊かな力を
もっているのか
もしも この世に
あなたがいなければ
還(かえ)るべき大地を失い
かれらは永遠に さすらう
母よ わが母
風雪に耐(た)え 悲しみの祈りを
繰(く)り返した 母よ
あなたの願いが翼(つばさ)となって
おおぞらに舞(ま)いくる日まで
達者にと祈る
母よ あなたの
思想と、かしこさで 春を願う
地球の上に
平安(へいあん)のしらべを 奏(かな)でてほしい
その時 あなたは
人間世紀の母として 生きる
・・・・・・・・・・・・・こころ(タイムマシンによろしく)・・・・・・・・・・・・・