サイアノ × シルク講座準備、2回目の報告です。
今回は技法の掛け合わせ実験をおこないました。
デジタルネガフィルムを原稿にして仕上げたサイアノ画像に
シルクスクリーンプリントで刷り重ねる実験です。
この取り組みの目的は
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フィルムカメラでの写真表現の場合
必要に応じてポジとネガのフィルムを使い分けますが
シルクスクリーンプリントでの写真表現では
薄い地に濃色のインクで刷ればポジ像が生まれます。
逆に
濃い地に薄色のインクで刷ればネガ像が生まれます。
つまり
ポジとネガの両方を併せ持つという事。
この特性の確認を本講座に含めています。
その他・・・
インクの厚みは物質的魅力を伴い存在感のある制作物となります。
この存在感はインクジェットプリントにはない部分。
コチラはサイアノの青色を脱色した画像に
モナリザ絵画の中間色で一刷りしています。
作例として作ったレベルですが
名画を記号化させたようだな・・・と。
フムフムと次なる展開を思いついた私です。
この日に仕上げた作例の中で
最も気になる1枚がコレ。
記:徳永好恵
この種の実験に興味のあります方、ご一緒しませんか?
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2014年6月15日スタートの表現研究講座
<サイアノタイププリント×シルクスクリーンプリント>
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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