可変バルタイ、VVT、カムコントール、マイベック
呼び方は色々有りますが、各社採用している
この技術、本当に革新的な技術だと思います。
低速からトルクを出せて、高回転もパワーを出せて
尚かつ、排気ガスの浄化、燃費向上
にも有効なこの技術はまさしくルネッサンス!
だと自分は思います。
Vテックや旧マイベックなどの可変カムは高回転の
パワーを出すのには有効でしたが、可変バルタイの方が
時代のニーズにマッチしていたので、一気に可変バルタイが
広まりました。今や軽自動車にも採用されていますからね!
最近の日本車の低速トルクが向上したのは間違いなく
このVVTのお陰だと思います。
自分の持論ではフライバイワイヤー(電子制御スロットル)は
無くても良い技術だと思っています。
近い将来スロットルは無くなると思います。
現にスロットルの無い車が発売されていますからね!
確かトヨタの新しいノアはスロットルが無いはずです
話しがそれましたが、エボ10は吸気側も排気側も
マイベック(可変バルタイ)が付きました!
カタログやホモロゲシートを見ると、吸気側が25度、排気側が35度
作動角があると書いてあります。
エボ9は吸気側が30度動いたのですが、何故エボ10では
吸気側の作動角は少なくなってしまったのでしょう?
今までの経験上吸気側の方がトルク&パワーとも大きく作用
していました。排気側は実際そんなに動かしても変わりませんでした。
トヨタなどは最初両方動かしていましたが、最近のエンジンは吸気側
だけになってしまいましたからね!
そこがエボ10のVVTにたいしての1番の疑問点でしたが
実際にモーテックでセッティングしてみると、少しずつ疑問が
解けてきました。
エボ10は排気側を動かすともの凄く変わります。
ノーマルのデータが無いので、まったくの白紙から
排気側のマップを作っていますので、正解かどうか
すら判りませんが、取りあえず排気を動かすと変わります。
オーバーラップと言う言葉有りますが、
このオーバーラップの取り方を変化させる事が
ディアルマイベックになった事で容易になったのだと
思います。
エボ10を速くしていく上で最も重要なファクターが
この可変バルタイなのは間違い有りません。
でも、ここまで情報を出してしまって良いのだろうか・・・
判る人が読めば、判りますからね
オマケに今日のライブカメラ!
今日も冬晴れです