毎年、12月13日は事始めです。
祇園だけでなく上七軒でもあるのですが、やはり祇園の方に行ってしまいます。
『 おことうさんどす 』 あちらこちらで、挨拶されます。
でも当然、井上流のおっしょうさんのところへは行けず、お茶屋さんにもいけず。
いつものとうり通りで待ち伏せ、ストーカーのように写真が撮れるのはこの日だけです。
祇園に行くのに、四条大橋から鴨川を眺めます。
12月のこんな時期に、こんなに良い天気はあまりないです。
これは、いい写真が撮れるぞ!!
本日のファースト・シャッターです。
場所は、辰巳神社の北側、新橋通りです。 かわいい舞妓さんでした。
後ろ姿も、かわいいでしょ。
でも、周りはカメラマンでいっぱいなんです。
フル装備の舞妓さん。
今回、フルで回ってられたのは、この舞妓さんだけだったように思います。
バシャ・バシャ撮れます。
後ろに、外人さんもウロウロしています。
路地から出てきて、なにげなく振り向いたところを。
後ろには、仕込みさんもおられます。
祇園では、最初入ってくると、仕込みさんからスタートして、修業が始まります。
そして、めでたく『見世出し』ができて舞妓さんに、舞妓さんは芸妓さんになるための修業中の身なのです。
数年後、襟替えができて、芸妓さんになられるのです。
でも最近は、舞妓さんになりたくてという志望者の方も多いようです。
でも最近は、今風のお顔立ちの方も多くなってきています。
井上八千代さん邸がほぼ終了ということで、南ほうへ。
四条通りのところで、舞妓さんにまた会えました。
バックの朱色の壁は、一力の壁です。
そして、一力の前へ。
このお姉さん、ナイス・ショットなのですが、
実は、前のカメラマンから何回も、のれんをゆっくり出てくるようリクエストされてました。
最終的には、3TAKEくらいやってもらったと思うんですが、4TAKE目にはお店の中から
クレームが出てしまいました。 でも、お付き合いいただいて、ありがとうございました。
縄手通りを南へ、歌舞練場のほうへ。
行って、正解でした。 こちら4名で、写真撮りがあったようで、便乗させていただきました。
福玉も持っておられます。
福玉は、この時期の縁起物で、四条通からすぐ北の「切通し 進々堂」さんという
お菓子屋さんが作られています。 詳しくはこちらをチェックしてください⇒ 福 玉
こんなにアップの写真が撮れました。 まつ毛まで、綺麗。
前のお姉さんがちょっと怖いんですが、こちらの舞妓さんからカメラ目線いただきました。
そして、路地の中へ。
こちらの舞妓さん、お茶屋さんを出られて、反対方向に行ったので、こちらも瞬足で走って先回り、
反対の路地の出口へ、頑張りました。 お蔭で、いい写真が撮れました。
以上で、今回の事始めの写真は終了なのですが、こんなところで珍しいものに出会えました。
矢沢永吉どっぷりの永ちゃんタクシー、E・YAZAWAのマークが光っています。
京都といえば、四葉タクシーなのですが、でも4台あります。
こちらは、京都に一台、いや日本に一台のタクシーなのです。
今年は、少し寒かったけどいい天気で、いい写真が撮れたと思いますが、、
芸舞妓さんの数が、だんだん少なくなってきているように思います。
寒いけど、たくさん出てきていただければ、喜ぶのはカメラマンだけかもしれませんが、
花街の年末行事、華やかに盛り上げてほしいですね。