私のリウマチ系疾患の方(RS3PE症候群)は、発見されたばっかりの疾患で、はっきり言ってよくわかっていないことがまだまだいっぱいだそうです。
教科書的には
浮腫む、痛い
ステロイドがよく効く
予後良好
高齢者発症
ガンになりやすい
ということが挙げられるそうです。
しかし、主治医の先生曰く、
「教科書ってなんですか?」
と聞き返されたのです。
え?教科書ってないんですか?
そんなことも知りませんでした。
なんなら、先生が留学中に、お師匠にあたる先生が発見された病気なんだとか。
え。そんなに新しい病気なんですか。
そもそもこの教科書的な話は、どんどん否定されていて、若年発症者もそれなりの数いるし、ステロイドが効かない人もいるし、癌が好発するというのも、そもそも調査対象が癌の発病が多い高年齢層だったからではないか、など、否定され続けました。
そして、先生曰く
「君は予後良好じゃないから、S3PE症候群だね」
とおっしゃいました。
もうまるで意味がわからないですよね。病名まで変わっちゃったよと。
あとで、「主人が「R」は予後良好って意味なんだ!だから、それを取らないとねって先生は笑ってらしたんだ」と思い出したように発見して話してくれました 笑
そうして、私は仕方なく?必然的に?免疫系疾患ってなんだ?って知りたくなったのです。
わかりやすいのね!
わかりやすいのよ!
と主人に重々お願いしまして、ようやく教えてもらえたのがこの本でした。
好きになる免疫学。
私にとって、この本は読むのに時間がかかってしまいましたが、とてもありがたい情報を提供してもらいました。
病気の治療について理解し、また自分で実験することや生活習慣を考える上でとても役に立ちました。
ちょっとB細胞とかヘルパーT細胞とか根本的な話すぎやしまいか?と思われてしまいそうですが、少なくとも私にはとても役立った情報たちです。
まだまだようやく入り口に立てただけですが、入門だととてもとてもわかりやすい本でした。