授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

「理科は感動だ」感動ある授業に必要なコツ1

2010-05-09 22:27:50 | 理科
1.ものを用意する

当たり前ですが、ものがなければ、理科じゃありません。
観察・実験など。
実際のものを見て、触って、実験観察するから、感動するんです。

しかし、中には面倒くさいとか、どこにあるかわからないとか、
使い方がわからないとかで、教科書にある実験観察をやらないで、
黒板を写すだけ、プリントをやるだけの教師がいます。
理科離れ、理科嫌いが叫ばれるわけです。

少なくとも、教科書に書かれている実験道具は、理科室にあるはずです。
理科主任や理科専科に聞けば、どこにあるかわかるはずです。
教科書の実験を全部やるだけで、子どもたちは、理科が好きになりますよ。

さて、その、ものですが、できれば、全員分用意させたいです。
磁石や豆電球など、全員用意できるものであれば、できるだけ用意します。

キットなどを購入してもよいです。
ただ、キットを用意するときの注意は、単なる工作にならないようにします。
必要なものを必要なだけ、箱からだし、他のものは使わないようにします。
でないと、子どもは遊んでしまいます。

もし、全員に用意できないようなものであれば、演示実験になります。
物理系の実験は、でっかくダイナミックにおこないたいものです。
鉄製スタンドでビー玉をぶら下げる振り子と、
理科室の天井からつるしたドッジボールの振り子、
どちらが子どもたちに感動を与えるかは、言わなくてもわかるでしょう。

反面、科学実験は、安全に配慮し、必要最低限の大きさにします。
実験方法も、教科書に準じて行い、予備実験を必ずします。
沸騰実験や、酸素の発生など、予想以上に時間がかかります。
そして、どんなことに気をつけたらよいか、予備実験をすることで、気付くのです。

班で実験を行わせる場合は、必ず交代で全員が実験に参加するようにします。
一人の子が全部やって、他の子は見てるだけにならないよう、全員に役割分担を与えます。