授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業時間を延ばすのはやめよう

2009-11-29 22:00:45 | Weblog
小学校の担任をやっていると、
授業が終わらなくて、時間延長することがあります。

でも、時間延長してもいいことは、ほとんどありません。
むしろ、弊害が多いです。

まず、子どもたち、特にやんちゃな子たちは、ついてこられません。
教師も、はやく終わらせたいと、いい加減に授業をまとめようとします。

それなら、キッパリ切ってしまって、次回に続きからやった方が、
子どもにも、教師にも、精神的に、いい。

やんちゃな子たちほど、時間を延長されることに反発が出ます。
特に、高学年で、時間延長をすると、
どんどん教師の信頼を失っていきます。

それから、特に気をつけたいのは、専科の授業や、特別教室の割り当てを守ること。

生徒指導をしていたと言って、平気で専科の授業に遅れてくるクラスがあります。
専科は、その45分でしか、授業が出来ません。
しっかり準備して、組み立てをしています。
10分どころか、5分遅れても、困るのです。

私は、担任だけでなく、理科や書写の専科もやったことがあるので、
その苦労がよくわかります。
逆に言えば、専科をやらなければ、わからないことでした。

体育館や、グラウンドの使用も同じです。
普通の教師は、45分で行う授業を準備しているのです。
前のクラスが終わらなくて、待つ時間は、無駄なだけでなく、マイナスになるのです。

この時期、新体力テストや、持久走大会などで、
体育授業が遅れやすいです。
自分のクラス・学年の全員をやらせたいなどの気持ちはわかりますが、
それをやってしまうと、次のクラスが、出来なくなってしまうのです。

一度、担任でなくなり、専科を行わないと、わからない感覚かもしれません。
私がそうでしたから。


特に今年は、移行措置があり、どの学年も授業内容が多く、時間の確保が厳しいです。
インフルエンザの猛威もあり、余計時間がなくなっています。

授業時間を延ばして、次の時間に食い込むのは、やめましょう。

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