授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

11/23日本教育技術学会

2008-11-24 01:00:03 | 講座・セミナー
地元の教員仲間4名で、参加してきました。
横浜の、有名な中学高校を借り切っての学会でした。

最初の分科会では、体験活動の提案を見ました。
15年前から、ボランティアの教育を行っている岡山の先生の提案は、
たった10分の中に、アイマスク体験と、
15年前、批判を受けながら行っていた福祉体験が、
今やスタンダードになっていることの報告がありました。

次の分科会では、特別支援教育の提案を見ました。
新潟の校長先生からは、誰がどう連携していくか、
栃木の先生からは、教室での支援の必要な子どもへの
実際の対応が、報告され、どちらも深い学びができました。

第1シンポジウムでは、
学会会長と元文科省審議官の新指導要領の教育理念が話されました。
今度の改訂で、私たち教師が何をすべきかが示されました。
端的に言えば、「教師は、活動させるでなく、教えること」「体験すればいいのではなく、習得させること」でした。
やっと、私たち教師の本分を出せるのだと感じました。

最後の分科会では、
理数教育の充実に出ました。
理科の提案は、短い時間の中に、実際にものを使って授業し、
それが実生活で何に使われているのかや、
科学ががどんな職業にも使われていることを教えていこうという提案で、拍手喝采でした。

第2シンポジウムでは、新指導要領が抱える実践的課題について、
5名のパネリストが、意見を述べました。これがどれも痛快!
道徳教育の充実、伝統文化、観光立国、言語活動、外国語活動、など、
現場の先生方の声が、反映された指導要領になったことや、
5名のパネリストの主張が指導要領に入っていること、
多くの教育サークルで行われてきた指導法が、
盛り込まれていることなどが話されました。

閉会の辞では、特別支援教育に対する新たな示唆が、学会会長から話されました。

学び続けている教師が、新指導要領に対応し、すばらしい授業を作っていくのだと、感じました。
いつかはこの学会で、提案をしてみたいです。

最新の画像もっと見る