授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

5年理科 もののとけ方指導プラン 第7時 ミョウバンの結晶づくり 

2008-01-29 22:01:53 | 理科

(C)TOSSランド/小学校/5年生/理科/もののとけ方            

5年理科 もののとけ方指導プラン
第7時 ミョウバンの結晶づくり
臼井俊男

1.前時の振り返り
 前時の目標を板書しておく。
 「前回は、どんなめあてでしたか。」
  『出てきたホウ酸を取り除いたら、残った液には、もうホウ酸は含まれていないのだろうか。』

2.結果
 「班ごとに結果を発表してもらいます。前回発表していない人がします。」
 熱する、冷やすを別々に聞くことで、多くの児童に発表させる。
 ・熱したら、水分が蒸発して、ホウ酸が出てきた。
 ・氷で冷やしたら、そこの方にホウ酸が出てきた。

3.まとめ
 子どもと対話しながら、まとめを書く。
 『残った液にも、ホウ酸が溶けていた。水溶液を蒸発させたり、冷やしたりすると、溶けている物を取り出せる。』
 かけた子から、合格印を押す。合格した子は、教科書を読んでおくか、見開き2頁まとめをさせる。

4.演示実験
 全員がまとめを書けたら、教卓に集める。
 「物を溶かして、溶けている物を取り出す方法を使って、おもしろい物が作れます。」
  ミョウバンのビンを提示。カリウムミョウバン。焼きミョウバンではできない。
 中身を出し、虫眼鏡・顕微鏡 
「ものの粒を、結晶といいます。砂糖も塩も結晶です。」
で観察。ミョウバンは、きれいである。
 説明をしながら、ミョウバンを熱し、溶かす。
 溶かした物を、ガラスのシャーレにとりわけ、各班で観察させる。

5.顕微鏡で結晶を観察させる
 ミョウバン水溶液から結晶が出るには、時間がかかる。その間に、結晶を観察させる。
 セロテープでに塩や食塩、ホウ酸やミョウバンをぱらぱら降り、それをスライドガラスに貼って観察させる。

6.教科書の資料を読む
   『海水と食塩』『岩塩』について読み聞かせる。
  岩塩の実物を見せる。
  「岩塩以外にも、海水や、地層の中には、様々な結晶ができています。
 
地球46年の歴史の結果です。ゆっくりゆっくり、様々な結晶が作られて
 いきました。それがいま、みんなの目の前にあるのです。」
  などと説明する。

7.結晶の観察
 教師が作ったミョウバン結晶も見せる。
 (単元が始まる頃から,作成しておく。)
 実験キットなどにある結晶も見せる。
 紫水晶や他の原石も見せる。

8.時間があれば、ノート見開き2頁まとめをする。 

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